ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

朝日を浴びて羽繕いのヒヨドリ

2023年10月30日 05時01分04秒 | Weblog

 

 29日(日)の朝、庭の向こうの電線に一羽のヒヨドリが止まり、甲高い声で鳴き続けていました。カメラでズームしてみると、朝日を浴びながら、さかんに羽繕いをしています。

 隣の家のテレビアンテナに一羽が飛び移ってきました。秋から冬にかけては空気も澄み、木の葉も落ちて、枝に止まる野鳥の姿がよく観察できます。今年もそんな季節になりました。

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東条川疏水をゴムボートで下りながら疏水学習-安政池の畔で

2023年10月29日 06時18分06秒 | Weblog

 

 

 28日(土)、秋晴れの下、東条川疏水をゴムボートで下るという体験をしながら疏水について学ぶ「水路deボート探検」が行われました。

 この企画は、兵庫県東播土地改良区が主催し、近畿農政局や兵庫県加古川流域土地改良事務所はじめ東条川疏水ネットワーク博物館会議が協力して行っています。今年は、加東市社の交流施設halk付近の田圃でイモ掘り体験も行い、バスで、加東市松沢の安政池に移動し、池の畔を流れる幹線水路約800メートルをゴムボートに乗り込んで疏水の水の一部となって流れながら、疏水クイズに答えていくという企画になっていました。

 東条川疏水博物館は、鴨川ダム、昭和池を起点とする疏水網、ため池などの水利施設などを、地域の貴重な資源として次世代に伝えて行こうと、行政、教育、事業所、グループなど多くの主体が参加して活動する「屋根のない博物館」です。中でも、ダムや水路を管理する東播土地改良区が中心になって行うこの疏水下りは、子供に人気の取り組みです。私も毎年この行事の様子を見学しています。

 スタート地点で、東条川疏水について紙芝居を使った学習をし、ヘルメットやライフジャケットを身につけて、4人組になってゴムボートに乗り込みます。中には、「緊張してきた」という子もいて、ちょっとしたスリルを味わう探検に出発していきました。この水路の水が、時にはトンネル、水路橋、サイフォンを通って遠くの池、田圃に送られていきます。農業だけではなく、水道にも使われており、まさに命、生活の源になっている東条川疏水です。

 水路を流れながら、ゴムボートから子供達の歓声が聞こえてきました。大阪・関西万博のフィールドパビリオンにも認定されています。さらに楽しい企画になることを祈っています。

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庭のかりんが色づきはじめました

2023年10月28日 05時12分33秒 | Weblog

 

 今年もわが家の柿の実は生りが少なくがっかりしていますが、かりんの実は例年になくよく実っています。

 ピンク色の可愛い花が咲くので、これを楽しみにしていたのですが、今年はついた実がそのまま成長し、ついに色づいて収穫を楽しみにするところまできました。

 毎年、妻がかりん酒をつくってくれます。これが実においしいのです。今年はジャムもつくってみようと言っています。

 冷え込んでくると、一気に色づきはじめました。いい香りもします。今のところ2個収穫しています。

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霧の大池-まるで水墨画の世界

2023年10月27日 04時15分45秒 | Weblog

 26日(木)の早朝、ウォーキングに出ようと玄関ドアを開けると、濃い霧が立ち込めていました。

 市街を南に突き抜け、環状線を下っていくと、社大池にさしかかります。池の向こう岸の木立は霧の中にうっすらと浮かび上がっています。いつもなら、遠く山国地区の集落のある高台まで見通せるのですが、今日は、水面、木立など、輪郭のない水墨画のような幻想的な風景が広がっていました。

 これから秋が深まり、冬が訪れると、霧が出る日が多くなります。そんな朝の道を歩いていると心も荘厳な雰囲気になっていきます。

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朝の桜の木の天辺でジョウビタキが鳴く

2023年10月26日 04時57分06秒 | Weblog

 25日(水)、朝のウォーキングから家に帰ってきて、新聞記事のスクラップの印付けをしていると、外から鳥の鳴き声が聞こえてきました。ヒヨドリでもシジュウカラでもない、ええっと、と思いながらカメラを手にとって庭に出てみると、隣の駐車場の桜の木の天辺に止まっている鳥の姿が目に入りました。ズームをしても、まだ、明るくないので色なんかははっきりしませんが、その姿で、ジョウビタキではと思いました。

 秋から冬にかけては、庭に野鳥がやってきます。葉が落ちているので、その姿を見つけるのは容易です。この秋初めてのジョウビタキでした。

 

 

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稲刈り後の田んぼに立つサギ

2023年10月25日 04時26分52秒 | Weblog

 

 22日(日)の昼前、わが家の田圃に行ってみると、稲刈りが済んだあとでした。近くの農道にトラックと田圃の中にコンバインが止めてあり、人の姿はありませんでした。刈り取った籾を運んでいるのでしょう。

 稲刈り後の田圃に、シラサギとアオサギが立っていました。さて、エサにありつけたかな。蛙やバッタなどの虫が飛び出すのを狙っているのでしょう。すっと立つシラサギの姿はやっぱり美しいと思いました。このアオサギは佐保神社の大けやきの巣で育ったうちの一羽だろうか、などと思いながらシャッターをおしました。

 稲刈りが済むと、何か心が軽くなります。収穫が終わり、満たされた、というかほっとした気分です。田植え、稲刈りはやってもらっています。また、冬から春にかけて、作業は別の人にやってもらい、私は今年は畦の草刈りを一回、水入れを2回しただけでした。それでも収穫が済むとそういう心持ちになるです。

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隣家の金木犀の香りと黄色い花に感謝して

2023年10月24日 04時25分12秒 | Weblog

 

 今年も秋のいい香りを贈ってくれた隣家の金木犀。香りのピークは過ぎたようですが、濃い黄色というか橙色の小さな花が地面に落ち始めています。

 庭のブロック塀の向こう、正確には溝をはさんだ隣家の金木犀で、見方によっては、わが家の庭の木のようにも見えます。香りが漂い始めると、ああ、金木犀の季節かと思ってしまいます。事務所の裏の戸の向こう、隣の家にも金木犀があります。事務所と自宅に香りが届きました。

 秋にはもう一つの匂いがあります。稲刈りが始まると、稲を刈ったあとの株というか、藁の匂いが漂います。この匂いも大好きで、ああ、稲刈りだと思ってしまいます。わが家の稲刈りも済み、ほぼ稲刈りが済んだようです。今年の夏は酷暑でした。新潟県では水不足で枯れたいねの映像を見た時には心が痛みました。こうして、無事稲刈りが済むと、一年間は食べる米がある、という安堵の気持ちが湧いてきます。

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秋桜晴れ-河高のコスモス畑

2023年10月23日 04時31分21秒 | Weblog

 

 22日(日)、まさに秋晴れの下、加東市河高地区の恒例のコスモスまつりが行われました。

 河高地区の県道沿いのにぎわいプラザがまつり会場。播州ラーメンや新米おにぎり、蒸しパンなど地区のグループや女性団体の皆さんがそれぞれブースを設け、特設ステージでは音楽演奏やマジックなどもあり、来場者が秋の味覚と演し物を満喫できるようおもてなしがにぎわいを盛り上げました。

 県道の向かいの田の一角がコスモス畑。今日の日に合わせたように咲き誇る赤や白、ピンクのコスモスの花が雲一つない秋空の陽光に輝いていました。遠く、三草山、上福田地区の山々がコスモス畑の遙か向こうに低く連なっているのが見通せました。この透明感は秋ならではでしょう。

 コスモスは加東市の花です。加東市の木は桜。桜に秋桜が人々の心を楽しませ、癒やしてくれます。今日の秋桜晴れに心も体(※胃袋)も開放されました。

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葉の向こうにかくれんぼのシジュウカラ

2023年10月22日 05時50分59秒 | Weblog

 

 庭の柿の木の葉が、他の木にさきがけて落ち、残っている葉も少なくなりました。手前のかりんの木の葉も8割がた落ちて、枝についている実が目立ちます。その他の葉はまだ紅葉とまではいっていません。

 そんな秋の午後、庭に一瞬動くものがあり、その鳴き声から、シジュウカラだなと思って、しばらく窓の内側からさがしました。いました。しかし、ちょこちょこと動き、飛び回るのでカメラで追えません。一枚だけ、手前の葉の向こうの柿の木に止まる姿が写っていました。しかし、ピントは手前の葉っぱ。その葉にかくれんぼするようにシジュウカラの頭が写っていました。ピントは合っていませんが、見つけたぞといってやりたくなりました。 

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雨が上がって夕焼けが美しい

2023年10月21日 04時29分32秒 | Weblog

 

 20日(金)、午後に雨が降りました。久し振りの雨でしたが、夕方5時半過ぎに、事務所を出ると、西の空が真っ赤に染まっていました。思わず、あっと声を上げ、カメラを持って事務所建物の2階の外廊下へ駆け上がりました。

 そこからは、社の市街地と西の空がよく見えます。雨が上がり、雲が切れて、西の空は沈む夕日に照らされて赤く染まっていました。建物と電線、そして社のランドマークの関電タワー(※私の勝手なネーミング)が影となってくっきりと浮かび上がっていました。

 そのあと、あっという間に光は消え、灰色の夕暮れとなっていました。空、雲の表情は刻一刻と変わります。後で思うのは、事務所から出た時が一番美しかったのか、その前はもっと輝いていたのでは、という思いでした。雨が上がって夕焼けが美しい。そんな言葉がもれました。

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秋の空に一筋の飛行機雲

2023年10月20日 05時13分45秒 | Weblog

 

 19日(木)の朝、いつものように7時30分に近所の交差点で朝の登校見守りに立ちました。

 空を見上げると、雲一つない青空に白い線を引いたように、東の空から真上、そして西へと一筋に延びています。すぐ頭上の幾本かの電線に白い線が加わったようにも見えました。私のデジカメには入り切りません。

 加東市社の空は大阪空港から西へと向かう航空路になっているのでしょうか。時にはズームすると機体がすぐ上を飛んでいるように見えることもあります。大阪空港から但馬空港に向かうプロペラ機に乗ったことがありますが、ちょうど加東市辺りまで飛んで、その後北上していったように思います。窓から三草山麓の昭和池や寺院の屋根がくっきりと見えました。

 今朝、飛行機雲を残してジェット機はどこへ飛んでいったのでしょうか。」

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小野道風と蛙の話-明治20年刊「尋常小学讀本」より

2023年10月19日 06時17分43秒 | Weblog

 

 先日この歴史ブログで紹介した、明治20年(1887)発刊の尋常小学校教科書、『小學校教科用書 尋常小學讀本 明治二十年五月 文部省編輯局』には、いろいろな話が取り上げられています。今から130年ほど前の社尋常小学校で実際に使われていた教科書です。

 その中の第三十課に、平安時代の書家、小野道風の逸話が掲載されていました。小野道風の名は知っていましたので、読んでみると、蛙が何度も柳の枝に飛びつこうと挑戦し、やっと成功したのを見て、道風は書道の練習に励んだという話でした。本文は次の通りです。

 此人は、小野のたうふうで有ります。たうふうは、雨の降る中に立ちて、かはづを見てゐます。此かはづは、やなぎの枝にとび付かうとして、たびたびおちたれど、たゆまず勉めてつひにとび付きました。たうふうは、これを見てかんしんし何ごとにても、べんきやうすれば、出来るものだと思ひました。それからたうふうは、雪の朝にも早く起き、雨の夜にもおそく迄、べんきやうして、字を習ひ、つひに名高い手かきとなりました。

  小野 雨 勉 字 習(※この課の新しく出てきた漢字)

 こういう先人の逸話を学びながら、勉学の志や態度を養っていたんですね。今では、蛙が木に飛びつく場面どころか、蛙そのものを見る機会が減ってしまいました。先日、このブログで、庭の木にじっと止まって変色している蛙を見つけましたが、さしずめ「辛坊」を学ぶ機会だったのでしょうか。

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10月の大池の朝-アオサギが一羽

2023年10月18日 05時17分32秒 | Weblog

 10月のはじめ、朝のウォーキングで加東市社の環状線を歩き、市街地の南を流れる下川沿いにある大池までやってくると、池の樋があるところのに一羽のアオサギが止まっているのに気づきました。

 朝食の魚をねらっているのでしょうか。まったく動きません。数十メートル離れた道路からカメラをズームしてみていても動きはなく、水面に集中しているようでした。この辺りでは、佐保神社参道や境内の大けやきの樹上に営巣し、毎年巣立っていきます。その中の一羽かもしれません。独り立ちしてエサを自分で捕っているんでしょうか。いろんなことを思いながら、しばらく見ていました。まるで置物のようでした。

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朝日を浴びて羽繕い-電線のシジュウカラ

2023年10月17日 04時54分10秒 | Weblog

 

 

 16日(月)の朝、朝のウォーキングを終えて家に戻ってくると、シジュウカラの鳴き声が聞こえてきました。

 玄関前のすぐ上の電線に2羽のシジュウカラが止まっていました。朝日を浴びて、その姿がくっきりと見えました。シジュウカラはじっとしていないので、すぐにカメラを向けました。しかし、羽を広げたり、頭を回して横や下やと羽繕いに余念がないように見えました。

 まだ朝食前の時間帯だったのでしょう。もう1羽はわが家の屋根に飛び移り、飛び去っていきましたが、しばらくの間、残る1羽は電線にとどまって羽繕いを続けていました。

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雲上の五峰山遠望

2023年10月16日 04時43分59秒 | Weblog

 

 14日(日)の早朝、ウォーキングで社中央公園の金屋谷池の堤に立つと、西には、手前に社の市街、その向こうに遠く、小野市から加西市、さらには多可郡・西脇市の山並みや台地が見渡せます。中でもどっしりと存在感のあるのが五峰山で、山頂に光明寺、塔頭寺院があり播磨高野と呼ばれています。

 山の麓には、雲か霧かわかりませんが白く長くかかり、正面の青野ヶ原台地から小野市の山並みにかけてかかっていました。ちょうど、加古川の流れに沿っているようで、その光景は、昔、加古川を白い大蛇に見立てたという話を思い出させるものでした。

 朝の空気が冷えてきました。公園の桜の木の葉もオレンジや黄色に色づき、芝生に落ちています。金屋谷池に面した円形のステラパークには、金木犀のいいにおいが漂っていました。

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