ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

朝の光と影-社中央公園の緑

2019年05月31日 05時42分13秒 | Weblog
 

 昨日、社中央公園の金屋谷池の堤からの眺望を紹介しました。今日は、堤の斜面を利用した公園の散策道と芝生の植え込みに朝の光が射し、長く伸びた木々の影の景色を紹介します。昼間は小さな子供を連れた親子や先生に連れられた園児等、夕方には小学生等が走り回る姿がありますが、朝の公園はウォーキングをする人が時折り歩いています。静かな光と影の時間帯です。
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朝の金屋谷池の景色-カモと五峰山遠望

2019年05月30日 05時59分52秒 | Weblog


 雨が上がった朝、加東市社の市役所から社中央公園辺りを歩きました。公園の中にある金屋谷池の畔の遊歩道からは、眼下に社の市街地、そして西方には、遠く五峰山から中国山地、播磨平野が遠望できます。池の水面には波が立ち、その中にポツンと一羽のカモが浮かんで羽づくろいをしていました。
 見晴らしのよい台地の西端にあるこの池の遊歩道からの景色はなかなかのものです。
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播州針の祖、針屋彦兵衛の歌-土肥芳郎さん作詞

2019年05月29日 05時28分28秒 | Weblog
 兵庫県釣針協同組合の総会で、相談役の土肥芳郎さんが挨拶に立たれ、組合と歌の歴史を説明されました。その中で、平成10年に行われた創立60周年を記念して土肥さんが作詞された『針屋彦兵衛』の歌詞が紹介されました。
 事務所に戻り、以前に土肥さんからいただいたCDで『針屋彦兵衛』を聴いてみると、演歌調で元気の出る歌でした。何より、歌詞がよかったので紹介します。ちなみに針屋彦兵衛とは、内陸に位置しながら全国一の釣針製造を誇る北播磨に製造技術を伝え、今日の隆盛をもたらした小寺彦兵衛のことで、庄屋であった彦兵衛は、村の窮状を救うために土佐に行き、苦労を重ねて釣針製造の技を身につけて帰郷し、その技術を惜しみなく人々に伝えた人物です。「職祖」とされ今も尊敬されています。この歴史ブログでも何度も紹介してきました。

一、愛する故郷 救うため/滅私奉公 十余年/巡礼姿に 我が身をやつし/修めた技術(わざ)は 天の道/人創り 針作り 村づくり/針屋彦兵衛 偉大なり

二、ケシケシ・カンカン 播磨路に/伝わる夢が 鳴り響く/他人(ひと)に尽くすが 己のためと/授かる教え 深き恩/人創り 針作り 町づくり/針屋彦兵衛 たのもしや

三、七つの海へと 飛躍する/受け継ぐ弟子の 心意気/静に眠る 稲荷の森に/感謝の光り 降りそそぐ/人創り 針作り 国づくり/針屋彦兵衛 ここに在り

 
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佐保神社境内のアオサギ-大ケヤキに巣

2019年05月28日 05時15分36秒 | Weblog
 



 緑が濃くなった佐保神社境内の大ケヤキからギャーギャーとアオサギの鳴き声が聞こえてきます。立ち止まって見上げていると、さかんにアオサギが飛び回り、巣に止まり、また、飛び立っていきます。朝は忙しい時間帯なのでしょう。
 参拝を済ませ、ふと本殿の背後を見ると、一羽のアオサギがくちばしに小枝をくわえてじっとしていました。前にも同じ場所で巣の材料の小枝をくわえているアオサギを見ましたが、まだ巣作りをやっているのでしょうか。目が合った感じがしました。振り返って大ケヤキほ方を見ると、天辺に二羽のアオサギが止まっているのが見えました。さぞ見晴らしがよいことでしょう。
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わが家のクルミの実がだいぶ大きくなりました

2019年05月27日 05時26分08秒 | Weblog
 わが家のクルミの木に今年も青い実がなっていますが、だいぶ大きくなりました。まだ、ゴルフの球より一回り小さめですが、やがて、小さな青リンゴのようになります。ざっと数えて30個ぐらいついているでしょうか。
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どの教室からも山の緑が見える小学校-清水寺の麓の鴨川小

2019年05月26日 05時11分24秒 | Weblog
 

 

 加東市立鴨川小学校は、加東市平木にある児童数32名の小さな学校です。日本遺産に認定された西国三十三ヶ所霊場の第二十五番札所の播州清水寺のある御嶽山の麓にあります。
 先日、参観日があり、朝から訪れました。周囲の山はまぶしい緑に輝いています。空はどこまでも抜けるような青でした。まだ始業前で子供達は学級毎に朝の活動を行っていました。静かな校舎の中を見て回りました。玄関を入り階段を上がると広々とした多目的ホールがあり、各教室がこのホールを取り巻くように配置されています。驚いたことにどの教室の窓からも山の緑が見えるのです。各学級の南側は運動場の向こうにゴルフ場になっている山が、西には渓流と林が、北には迫るように山が、西には体育館を包むように山が、とどの窓からも緑が見えるのです。
 鴨川小学校の運動場には周囲を取り巻くように桜の古木が植わっており、入学式の頃には見事な花を咲かせてくれます。運動場の西にはクスノキの大木があり、子供達に緑陰を提供してくれます。2階の教室からは見下ろすと若葉がまぶしく光っていました。校門を入った斜面に二宮金治郎像が立っています。柴を背負って本を読む金治郎の姿は、この学校の景色によく似合っていました。
 2時間目まで授業を参観しましたが、子供達はいきいきと学習していました。なんともゆるやかな、穏やかな、幸せ感がある一時でした。
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ブロック塀のヤモリ-忍者の如く身を隠す

2019年05月25日 05時56分23秒 | Weblog
 先日、事務所の裏の雑草を引いていると、ブロック塀の下の方で何かが動いた気配がしました。しかし、何も見えません。しばらくして、ふと、そこに生き物が身を隠すようにじっとしているのを発見しました。ヤモリです。久しぶりに見たヤモリは大きく太っているように見えました。それにしてもブロックの表面と見分けがつかないぐらい体の表面を同化させています。保護色というのでしょうか。まさに忍者のようでありました。
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加東市メモリアルパークのミニバラ園-アサミローズの美しさ

2019年05月24日 05時30分06秒 | Weblog
 

 朝、ウォーキングで加東市の市役所辺りを歩きました。市役所の正面南にあるメモリアルパークはヨーロッパ風の庭園で、低くなった中央に泉と噴水、そして西側には石壁があります。今、その一角のミニバラ園に、目にも鮮やかな赤いバラが咲き誇っています。
 朝日を浴び、空の青さと庭園の芝生の緑に映えて、赤いバラの花は一層輝きを放っていました。このミニバラ園には「2015アサミローズセレクション」の掲示板があり、加東市在住のバラ育種家、浅見さんのバラが植えられています。近寄って花をよく見ると、ビロードのような花びらが幾重にもなっており、花の知識がない無粋な私でもその美しさに引きこまれてしまいました。 
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朝の関電タワーと白い月

2019年05月23日 06時05分14秒 | Weblog
 

 今朝もひんやりした空気に包まれ、朝日がまぶしく社の街を射しています。加東市社のランドマーク、関電タワーも周囲の電柱と電線網の林を従えて朝日を受けていました。
 南の空には、白い月がぽっかりと浮かんでいます。地上の建物や木々と同じように朝日を受けて白化粧したような、不思議な一体感に包まれました。まだ、街は静かで鳥たちの時間帯の景色でした。
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西国三十三ヶ所観音霊場の道日本遺産認定-播州清水寺(加東市)も

2019年05月22日 05時44分06秒 | Weblog
 20日(月)神戸新聞の朝刊に、西国三十三ヶ所霊場が日本遺産に認定され、加東市平木の第25番霊場の播州清水寺がその一つに選ばれたとの記事が掲載されました。今回の認定は、「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~」で、今も多くの人が巡礼する祈りの道として、三十三ヶ所霊場が認定されたということです。
 清水寺のある加東市にとって今回の日本遺産認定は嬉しいニュースです。市内には清水寺から次の26番霊場の一乗寺(加西市)へと続く巡礼道が通っており、古道の各所に巡礼の人々が迷わないように道標が立てられています。私の住む加東市社の町も佐保神社の門前町として、また、巡礼の宿場町として古くから栄えてきたとされています。市街地にも佐保神社門前や善龍院境内などに巡礼の道を示す道標が今も保存され立てられています。中でも田町通りの東の入口にある法連寺境内に立つ道標は大きいものです。
こうした巡礼道とその道筋に残る道標、石仏などとともに、加東市小野市域の加東四国八十八ヶ所霊場と巡礼道、道標なども合わせて、見直していく契機になればと思います。
 この歴史ブログでも清水寺に関して、折りにふれて投稿してきました。丹波篠山市に続き、加東市、加西市と日本遺産が続き、その先に世界遺産の姫路城があります。まさに歴史遺産の道が出来ました。これからが楽しみです。
 写真は、みのりJA本部ビルから三草山、そしてその向こうの清水寺のある御嶽山方面の夕景を撮ったものです。右の建物は、「加東市」のネーム輝く市役所です。
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朝の景色-ツバメ、イチョウ、アオサギ

2019年05月21日 05時05分53秒 | Weblog
 

 

 朝、街を歩いていると、季節の変化を感じる景色に出会います。人は二足歩行しながら目で見たり、肌で感じたりしながら周囲の環境を認識していたはずです。車に乗って走る時には、ゆっくり動く遠くの景色を眺めてしまうのも歩くスピードに合わせてしまっているのではないかと思います。
 佐保神社参道には遠くから見える大ケヤキが数本生えていますが、手前の銀杏が今、緑の葉をいっぱいつけた枝を伸ばしています。大師殿から商店街に出て、関電社営業所の近くまで来た時に頭上を飛び回るツバメを見ました。やがて電線に止まるとさかんに羽づくろいをしながら、じっと止まっているもう一羽に近づいていきます。これは求婚なのか、としばらく見てしまいました。登校見守りに立つ学校道の交差点まで来ると、大きく羽を広げて飛んでいくアオサギの姿が見えました。アオサギの飛ぶ姿はゆっくり滑らかで、まるで大型の飛行艇を想像してしまいます。とにかく、朝の景色は歩いて楽しむのが第一ですね。
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続-兵教大附中体育祭応援合戦(昭和60年秋)

2019年05月20日 05時32分24秒 | Weblog
 昨日投稿した昭和60年(1985)の兵庫教育大学附属中学校(当時の正式名称は兵庫教育大学学校教育学部附属中学校の17文字)の体育祭の応援合戦赤組の勇姿の続編です。
 校舎中庭でやり終えた感激に浸り、そのあと、プール脇で燃やしました。当時は、応援合戦の工作物はこうして校庭で燃やしていました。昼間のキャンプファイヤーのような高揚と寂しさの入り交じった複雑な思いだったことでしょう。
まだ草創期の附属中学校の懐かしい青春の一コマでした。
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兵庫教育大学附中体育祭の華、昭和60年の応援合戦赤組の勇姿

2019年05月19日 05時22分35秒 | Weblog
 今日18日(土9,兵庫教育大学附属中学校の第38回体育祭が行われました。赤、黄、青の縦割りグループに分かれていたのは、私が附属中学校に勤めていた頃と変わりませんが、赤組ではなく、赤団、黄団、青団と呼んでいました。なぜかよく分かりませんが、今はそういう呼称なのでしょうか。
 附属中は昭和57年に第1期生74名が入学し、3年目に全学年がそろいました。その草創期から20周年過ぎまで附属中で勤務し、体育祭や文化祭、立志式などの行事を生徒達と手作りで創り上げてきました。
 今年から1学期の5月実施に変わったということでした。令和元年でもあり、新たな展開なのでしょう。今日紹介する写真は、昭和60年の第4回附中体育祭の赤組応援合戦の勇姿です。第2期生が3年生となり、赤組(各学年1組)を率いて、夏休みに製作したシンボル、応援旗などを掲げて応援を繰り広げている場面です。当時は、学級歌発表会、体育祭応援合戦、そして友嬉祭が附中三大行事で、生徒も教師もこの3つの行事に情熱を注いで取り組んでいました。この行事を通して、真の附中生となる、といった気風がありました。つい、懐かしくなりました。
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県立考古博物館-縄文土器とイトトンボ

2019年05月18日 05時07分56秒 | Weblog
 

 17日(金)、兵庫県立考古博物館(播磨町)の特別展「縄文土器とその世界-兵庫の1万年-」を見学しました。縄文ブームが広がっていますが、東日本や東北、北海道に比べて兵庫県の身近なところに縄文遺跡が少ないように思います。特別展では、県内の主な縄文遺跡から出土した土器が展示されており、形も大きさもいろいろでした。一覧表と県内分布図を見てみると、やはり、加東市域は空白地帯でした。加東市域でも縄文時代の土器片が出土していたはずと思ったりしました。縄文時代は長く、そしてその文化は考えられていたよりも高度で豊かだったという。何よりもその長い時代に形成された日本人の形質がDNAとなって今も生きているといいます。先日は縄文人の遺伝子の解析ができたという報道もありました。自分の中に「縄文」が生きているというのは嬉しいような気がします。
 駐車場から博物館までの池の上の通路を歩いていると、欄干の上にイトトンボが止まっていました。久しぶりに見たイトトンボでした。
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新緑の朝光寺ー本堂、鐘楼、多宝塔

2019年05月17日 05時53分51秒 | Weblog
 



 5月の新緑がまぶしい季節に朝光寺(加東市畑)を今年は2度訪れることができました。毎年5月5日のこどもの日に行われる鬼まつりで披露される伝統の鬼追踊り。今年は1週間後の12日に行われた国宝本堂での小松英典さんのコンサートの2度でした。その記事はすでにこのブログで紹介しましたが、境内の美しい建造物をあらためて紹介します。
 まず、鐘楼。私はこの鐘楼が好きです。その引き締まった姿に品を感じます。鎌倉時代の建築で国の重要文化財の指定を受けています。写真は本堂から眺めた姿です。次に多宝塔。兵庫県指定文化財ですが、すぐ側で見上げると重量感を感じます。本堂から眺めると、その姿がまた美しい。本堂は国宝で、鬼まつりでは、僧侶による大般若経転読法要が行われますが、今回の声楽のコンサートも違和感がありませんでした。
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