ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

梅雨の朝のツバメたち

2023年06月30日 04時31分01秒 | Weblog
 

 早朝は、野鳥の時間帯です。ウォーキングをしていると、今の頃は、飛び回るツバメ、電線に止まるツバメの姿をよく見かけます。
 28日と今朝29日の6時30分頃の社市街地、社中央公園で、それぞれ見かけた電線に止まっているツバメの写真です。
 去年は見守りに立っている交差点にある消防団の詰所の赤色街灯に巣をつくっていたので、毎朝、ツバメの子育てを観察するのが楽しみでしたが、今年はやってきませんでした。
 28日のツバメは、首のあたりが赤いのがはっきり見えました。29日のツバメは黒と腹の白が見えました。そういえば、去年5月の終わり頃、巣に近寄ってきたカラスを撃退するためにツバメが集団で、集中攻撃を仕掛けている場面に遭遇し、感動し誠がありました。特別の鳴き声で仲間を呼び、これに応じたツバメが急降下を繰り返し、カラスのすぐ手前で身をかわしていく攻撃は戦闘機のようでした。
 ツバメは実に賢く、愛情豊かに子育てをし、危機に面しては集団で立ち向かう仲間意識の強い鳥だと思います。話ができれば、いっぺん話を聞いてみたいものです。
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明治館の屋根から飛び立つ瞬間のアオサギ

2023年06月29日 04時32分32秒 | Weblog
 

 28日(水)の朝、久し振りに朝のウォーキングをし、社の市街の南端の明治館のところまで歩いてくると、大屋根の上に一羽のアオサギが止まっていました。高い所を好むアオサギは、見晴らしの良い高台のしかも木の上や明治館の大屋根によく止まっています。
 カメラを取りだして構えると、気づいたのかさっと大きな翼を広げて飛び立とうとしました。その一瞬、シャッターを押しました。飛んでいく姿はやはり雄大です。
 佐保神社の大欅の樹上の巣からは、あまり美しくない鳴き声があちこちから聞こえてきます。カメラをズームして観察すると、巣の中にはエサを運んでくる親鳥を待つ幼鳥の姿がありました。親は、毎朝、せっせと運んでいるのです。
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懐かしの社小学校講堂、西校舎

2023年06月28日 05時15分49秒 | Weblog
 



 この写真は、木造だった頃の社小学校の校舎です。昭和10年代の写真だと思われます。私が在籍したのは、昭和30年代後半ですが、この校舎がありました。2階に講堂、1階が3年生の教室がありました。そして、右側に見えるのが西校舎(西館)です。4年生の教室がありました。
 手前は運動場のようですが、中庭とよんでいたように思います。私が在籍した頃は、運動場は本館の東にあり、この中庭では、集合したり、遊んだりしていたと思います。左端に少し見えている一角は、おそらく奉安殿だと思います。石柱に鎖が見えています。
 もう一枚の写真は、この校舎を南側から撮影したものです。道路、田圃、そして、池がありました。毎朝、この景色を見ながら登校しました。
 現在、この写真の場所には木造校舎はなく、植え込みと駐車場になっています。奉安殿のあった場所は築山になっています。オープンスクールや入学式、卒業式、運動会などの機会に訪れますが、時々60年余り前の記憶が鮮明に蘇ってきます。
 3年生の教室の前の廊下には手洗場があったこと、講堂で「お話の会」があったこと、西校舎の階段を何段目から飛べるか競ったことなど、4年生の教室の窓から広々と広がる池や田圃の風景を眺めたことなど、確かに60余年前にあったことでした。何か、時の流れを不思議に思います。
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昭和60年発刊ー兵庫教育大学附属中生徒会誌『ひらく』

2023年06月27日 06時02分57秒 | Weblog
 

 昭和60年(1985)3月発刊の兵庫教育大学附属中学校生徒会誌『ひらく』の創刊号がありました。
 昭和57年4月に第1期生74人が入学し、5月に生徒会が組織されました。10月には第1回目の生徒会役員選挙が行われ、翌年3月には2回目の選挙と、半年毎に生徒会長が選ばれました。
 昭和59年2月には、生徒会新聞『VOYAJER』が創刊されました。そして、第1期生75人が卒業する60年の3月にこの生徒会誌『ひらく』が創刊されたのでした。この中には、附属中の草創期の3年間の記録が凝縮されています。
 3年間の思い出の記録写真、1期生が語る思い出、在校生が贈る言葉、教官の随想。生徒会の活動記録、部活動の記録、学級歌一覧、学校の草創期の3年譜と、135頁のどこを開いても、懐かしい名前や顔、活動ぶりがいきいきと蘇ってきます。
 過去の思い出ですが、このように記録しておくと、いつでも引き出せ、記憶を辿りながら、確かに在った人生の一コマを思い出し、確認することができます。  
 当時、生徒会担当として、この創刊号の発刊にあたりました。附属中学校には、創立の昭和57年4月から平成15年3月まで勤務しました。人生の約3分の1をこの学校で勤務したことになります。学校の建っている嬉野台地では、旧社中学3年、社高校3年、附属小学校1年の計7年を過ごしていますから、約40年もの時間を過ごしました。この『ひらく』は私の人生の一部でもあり、宝物です。

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梅雨の晴れ間にコシアキトンボの休憩姿

2023年06月26日 05時01分12秒 | Weblog
 

 ふと庭に目をやると、竹竿に止まっている2匹のコシアキトンボが目に入りました。いつもは、だいたい3匹でやってきて庭の上空をぐるぐると旋回していますが、今日は2匹が止まって休んでいるようでした。
 後ろの正面から、そして、真横からカメラで撮りました。腹の黄色い模様が同じで、メスでしょうか。
 トンボはセミのように鳴かないので、来ているのか、飛んでいるのか、目で見て気づくほかありません。小さい頃、でかいオニヤンマが庭に来ていたことやシオカラトンボがいました、庭に小さな池があったのでヤゴもいました。しかし、今、池はありません。コシアキトンボの他によく来るのがイトトンボです。これは、まるで忍者のように静かに密かに飛んできます。
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2000年の時空を超えて、今年も平池に大賀ハスが咲く

2023年06月25日 05時51分08秒 | Weblog
 

 24日(土)、9時頃に加東市東古瀬の平池公園に行きました。すぐ近くの福田小学校で、ふれあい敬老会が開かれるので、その前の楽しみで訪れました。
 毎年、このふれあい敬老会の頃に訪れます。今年は少し花が小ぶりだとも聞いていたのですが、2000年の時空を超えて咲く大賀ハスはやっぱり見事でした。
 大賀ハスは、大賀一郎博士が2000年以上前の弥生時代の遺跡から発掘した種を発芽させたもので、平池公園の大賀ハスは社町時代に鳥取県農業試験場から譲り受けた15粒の種を発芽させ繁殖させたものです。ザリガニの大発生で一時危機に瀕した時もありましたが、今年も咲きました。まだ、蕾もたくさんついています。もう一度朝早く来てみようと思っています。
 
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33年前の兵庫教育大学附属中学校-家庭科の調理実習の日の担任の楽しみ

2023年06月24日 05時26分22秒 | Weblog

 写真を整理していると、1990年(平成2年)6月と記した料理の写真が出てきました。
 もう33年前のものですが、記憶が蘇ってきました。当時、加東郡社町(現加東市)山国の兵庫教育大学附属中学校に勤務していました。担任をしていたクラスが家庭科の調理実習がある日は、調理したものを生徒が持って来てくれて試食をしました。その一部が、写真の茶碗蒸し、酢豚、プリン、酢のものでした。家庭科を教えておられたのは、村田好子先生でした。調理実習のある日は担任の楽しみがある日でした。


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大甕の中の小さな自然ーオオカナダモの花が咲く

2023年06月23日 05時37分02秒 | Weblog

 何度も紹介しますが、庭の大甕の水面には、今、オオカナダモの白い小さな花が次々と咲いています。水面から1センチほどの細い茎?が伸びて、その先に白い花がついています。
 梅雨空を映して光る水面には、小さな水草の葉も浮いて、まるで小さな自然の池がそこに在るかのように見えます。この大甕は高さが1メートル以上あり、水面は地上から高い位置にあります。メダカが十数匹棲息していて、オオカナダモも繁茂しています。
 この藻は加東市社の南側を流れる下川で数年前に採ってきたものです。甕の中の水は雨水、時には井戸水、水道水などで保っています。越冬したメダカが元気に泳いでいます。
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夏至の頃の闘龍灘ー滝と奇岩

2023年06月22日 04時45分53秒 | Weblog
 

 20日(火)の夕方、加東市上滝野の闘龍スクエアから闘龍灘を見渡しました。しばらく雨が降っていないので、滝の水量も普段の感じでした。
 夏至の前日で、午後6時頃なのにまだ明るく、対岸の新町や下流の岩場、上流の闘龍橋も見渡せました。それでも上流の北播磨北部や丹波地方で大雨が降ると、あっという間に水位があがり、岩場は見えなくなって、増水した流れはまさに龍が暴れているかのように濁流が渦巻き、波濤があがります。
 そんな光景が頭に浮かんだかと思うと、ふと目の前の景色に戻って、ほっとします。しばらく眺めていたい景色です。
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夏至の頃の庭-コシアキトンボも一休み

2023年06月21日 05時36分13秒 | Weblog
 

 21日(水)は夏至です。その前日20日(火)の午後5時頃、日は西にあっても高く、夕方という感じはありません。
 庭の竹竿の先近くにコシアキトンボが止まっていました。その翅は、日を受けてまぶしく反射していました。位置をかえてカメラを覗くと、透明な翅がよく見えました。このトンボはメスのようです。
 庭の上空には、別のトンボがくるくると旋回していました。毎年、こうしてコシアキトンボがやってきます。梅雨の晴れ間の庭の景色でした。
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庭の緑の実ーかりん

2023年06月20日 04時47分47秒 | Weblog

 庭のクルミの実がゴルフボール大になっているのを紹介しましたが、もう一つ青い実が大きくなりつつあります。
 それは、かりんです。フットボールのような形をしています。今年もたくさん実がつきましたが、地面に落ちているのも少なくありません。去年は、2,3個色づいて収穫しました。他所の木に鈴生りに生っているかりんの木を見ると,うらやましく思ったりしましたが、今年は去年より多く実がついています。
 かりんは、かりん酒にします。妻が漬けてくれるのですが、これがまた実においしい酒になります。2,3個もあれば十分なので、今年も楽しみです。春に咲くピンクの小さな花も楽しみで、孫に写真を送ってやります。その孫の名は可鈴と書いて「かりん」と読みます。
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くるみの実膨らむー梅雨の晴れ間に

2023年06月19日 04時41分35秒 | Weblog
 

 今年は梅雨が早く始まり、よく雨が降ります。田植えもほぼ終わり、街を出ると、どこまでも水の田圃が続いています。
 庭の木々は勢いよく葉を広げ、緑がどんどん濃くなっていきます。そんな中で、くるみの木の枝に小さな青リンゴのようなくるみの実が目立ってきました。去年に比べると不作の年です。目を凝らして探さなければならないほど少ないのです。貴重なクルミの実の生長を楽しみにしながら見ています。
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庭の白い花 ヤマボウシ

2023年06月18日 05時28分17秒 | Weblog
 

 庭は緑一色です。連日の雨で木々も元気に葉を広げ、枝を伸ばして、ジャングル状態になっています。しかし、緑の勢いがあるこの時期が大好きです。
 柿もかりんも、そしてクルミも、葉だけではなく実も緑でぐんぐん大きく成長しています。
 2階のベランダから庭の木々を見下ろすと、緑の中に真っ白な一角が目立ちます。ヤマボウシの花が今満開状態です。何年も前に加東ライオンズクラブから結婚記念日の記念品として贈られた木です。他にも金宝樹やオリーブの木もそうです。大きく成長し、毎年白い花をつけ、緑の庭にアクセントをつけてくれます。下から見上げるよりも2階から見下ろした方が素晴らしい。今年はこれまでで一番美しく咲いたような気がします。
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大甕の水面にオオカナダモの白い花が次々と

2023年06月17日 06時31分19秒 | Weblog
 

 先日も紹介しましたが、庭の大甕にオオカナダモの花が、次々と咲き始めました。水面の下を覗いてみると、藻の新しい芽というか葉がぐんぐんと伸びて、その間をメダカが元気よく泳いでいました。
 水面には、白い花のつぼみや花が点々とついて、カメラを近づけてみると、何か、この甕の水面が小さな世界の池のようにも見えてきます。泳いでいるメダカもこの甕で生まれて成長したものなので、この甕の中が世界であることは確かです。これから夏を迎えますが、まだまだオオカナダモの白い花を楽しむことになるでしょう。
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広がる水田に涼しい風-加東の風景

2023年06月16日 04時30分20秒 | Weblog
 

 15日(木)の夕方、加東市東実の飲食店の2階の部屋の窓を開けると、広々とした景色が現れました。
 北向きの窓の外には、田植えの終わった水田がどこまでも広がり、遠くに五峰山の山並みが望めました。日が西に傾き、空の雲を地上の水田が映して、一層空間の広がりを感じさせてくれます。
 近くの東古瀬には大賀ハスで知られる平池があります。先日の新聞には咲き始めたことが報じられていました。この季節は水の季節です。ため池、水田が美しい時期です。
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