24日(日)は、まさに秋晴れの一日でした。加東市東条は酒米山田錦の特A地区で知られています。
東条岡本地区のとどろき荘では、5年ぶりに開催される「山田錦の里探訪ウォーク」の出発式が行われました。実行委員長の石田和伸さんは、挨拶の中で、この美しい山田錦の里の秋景色を満喫しながらウォーキングを楽しんでほしいと話されました。黄金色に色づき始めた山田錦の穂が頭を垂れて、畦には、暑さのために咲くのが遅れたのか、彼岸の中日が過ぎてから彼岸花が咲き始めています。
応募で参加した約200名が出発し、静かになったとどろき荘の東側の田圃に行ってみると、以前と同じ場所に真っ赤な彼岸花が咲いていました。本当に咲き始めたばかりという瑞々しさで稲穂を讃えているようでした。やはり、この景色を見ないことには、秋が来た、という実感が湧いてきません。