ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

明智光秀の築いた福知山城(復元)

2023年09月19日 05時00分52秒 | Weblog

 

 

 18日(月)、京都府福知山市の福知山城に行ってきました。明智光秀が築いた城として知られていますが、今の天守閣は、昭和時代(61年)に復元されたものです。

 駐車場から見上げると、丘の上に聳える天守閣は見上げるほど高さを感じました。大きな太鼓橋を渡って、急坂を歩いて登ると、天守閣がある頂上部に着きました。こじんまりした天守閣ですが、3層4階になっており、堂々とした存在感がありました。石垣は野面積。その石垣の石には墓石や五輪塔、宝篋印塔の台石などが多く転用されていました。ガイドの方によると、敵地に急いで築いたため、石垣の石が足らず、寺院のこうした石を転用した、とのことでした。

 中に入ると、4階建てで、明智光秀にまつわる資料が展示されていました。また、シアタールームでは、光秀をテーマにした映像を鑑賞できました。内容が濃くドラマ仕立ての見応えのある映像でした。

 階段を上りきり、4階に達すると、天然の涼風が開放された窓から吹いてきて、疲れも一気に吹き飛びました。眼下には由良川。城下町の市街、遠く丹波の山々が望め、その眺望は大きく広がっていました。しばらくその展望を楽しみました。天守閣のある頂上部を下から見上げると、高い石垣が迫ってくるようでした。

 加東市とは、国道175号線で一本に結びつき、地道でも1時間20分余りの近さです。

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