王様の耳はロバの耳

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福岡で中2男子自殺 

2006-10-16 08:10:40 | 社会
担任が言葉でいじめ 福岡の中2男子自殺(共同通信) - goo ニュース

今朝一寸TVをつけたらみのさんの8時跨ぎの時間で福岡の中2男子の自殺について時系列で解説をしていた

中2の男子は11日には「いじめ」により自殺するとの遺書を残し首をつって自殺した
学校側は当初「いじめ」を認識していないとの発言をしていたが実は自殺後の「全学生に対するアンケート調査」で中1のときから学級担任(現在は学年主任)による「言葉のいじめ」がありそれがクラスでの仲間によるいじめを誘発していた事を知っていた

葬儀のあと(息子の死に納得のゆかないご両親が学校側を問い質したようだ その結果)「いじめ隠し」のような事になったので教育委員長、校長、中1時の担任他が謝罪に行った まあそれはそれで岩見沢の教育委員会の様に1年も握りつぶしよりはましになったのかと見ていた
ところが今日未明 校長が記者会見して「教師の発言と自殺を直接結び付けるのは危険」と遺影のまえで謝罪した事を否定したとも取れる発言をした
記者がいたなら「誰の発言が誰にとってどの様に危険なのか」位質問してしかるべきと思うのだが宣言で終わったようだ

恐らく町の知恵者が弁護士他と相談、後日責任を追求された場合の逃げ口を設けたものであろう 嫌な話である
ここ10年くらいで小中高の生徒は毎年150人前後自殺しているようだが文部省?の統計では自殺者は0人である なんとなれば学校が報告を出しているから

教育委員会と学校の管理体制の硬直化と無責任振りが窺われる
亡くなるのは前途有為の若者である せめて自分の管理下では「いじめ」或いは「いじめの予兆」の様なものが有るのか無いのか厳しく点検して欲しい
亡くなった中2さんに合掌
共同通信:
福岡県筑前町で、町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、学校側は15日、「1年生時の担任に言葉によるいじめがあった」として、生徒の両親に謝罪した。この日、いじめの有無などに関する調査の経過報告で学校幹部らが生徒宅を訪れた際、校長や当時担任で現在は学年主任の教諭(47)が、両親の追及に答える形で認めた。

同校の合谷智校長は16日未明、町役場で記者会見し「担任教諭の言動がいじめであるという認識に立ち、自殺との因果関係を調べる」と述べた。校長によると、教諭は自殺した生徒に「君は偽善者にもなれない偽善者だ」と級友の前でののしった。別の女子生徒には授業中に「おまえは太っているから豚だね」と言ったこともあるという。

両親は「教師が率先していじめていたとすれば、絶対に許すことができない。すべての真実が知りたい」と、学校側にさらなる調査と報告を求めた。教諭は両親に「一生をかけて償います」とわびた。 引用終わり

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