そうなんだ。

外国語で知ったこと。

腰   英語

2013-09-27 13:00:00 | 日記
自転車にまたがったまま、片足をついた拍子に腰がグキっ。
座ると下から突き上げるような痛さ。 身体の向きを変えようと
すると引っ張られるような痛さ。 立っているのが、一番まし。
という状態になってしまいました。

何度か行ったことがある、整骨院に行くことにします。
ここは、手で揉んでくれることで人気です。 インターハイ陸上種目で
優勝した近所の高校生が、治療に通っていたこともあり、腕は確かでしょう。
初回1500円。 4週間以内であれば、再診は500円と安心の一律価格。

先生は若夫婦の二人態勢。 若夫婦といってもチャラチャラしていません。
どっしり・・・。 体育会系柔道部って感じ・・・。
私の担当は毎回、女先生です。
うつ伏せになった私のおしりを、ワッサワッサワッサワッサ、力強く
揉み始めます。
以前、眼精疲労が原因の、こめかみの痛さと肩こりでお願いした時のこと。
仰向けに寝た私の顔にタオルをかぶせると・・・、
女先生のたくまし腕から想像するに、かなり大きいであろう“ゲンコツ”で
私のこめかみから目のまわりにかけて、グリゴリグリゴリ揉み始めました。

私 「神経が切れたりしないんですか?」

先 「今まで、切れた方はいらっしゃいません・・・。」

グリゴリグリゴリ・・・。

エステのゆったりと撫でるようなマッサージもいいですが、
力強く・自信に満ち・すみません、ちょっと乱暴ですぅ。
と思わせるこのマッサージも捨てがたいです。

先 「痛いと感じるマッサージは、緊張して筋肉を堅くしてしまうので、
   よくありません。 言ってくださいね」

わかってはいても・・・。 痛い方が効く気がしてしまい、申告せずに
ついつい耐えてしまうんですよ。 おそらく、庶民感覚というものでしょう。
最後に貼ってくれた腰のシップ代も含めて、お約束の1500円。

結局、再診500円ならばと翌日も整骨院を尋ね、ワッサワッサやってもらい、
だいぶ楽になりました。

日本語の “腰” に対して、英語には3つの単語があります。

「waist」(ウェイスト)・・・胴のくびれた部分
「hip」(ヒップ)・・・左右に張り出した部分
「lower back」(ロウワー バック)・・・背中の下の部分

“腰の痛み” は(ロウワー バック ペイン)と言い、
“腰に手をあてる” の腰は(ヒップス)を使い、 “腰骨”は(ヒップボーン)。
“腰にピストル” の腰は(ベルト)という単語で表現します。

腰かける(sit down),腰をあげる(stand up),
腰を抜かす・腰が立たない(be unable to stand up)。
その他、うどんに腰がある・もの腰・腰がすわる・腰が重い・軽い
には、日本語の 《腰》 にあたる単語は使いません。

日本語にこれだけ腰を使った単語があるということは、私達にとっては
《腰》 が、いかに大切かわかります。 
『ウエスト・ヒップ・背中の下』 じゃないのよ。 

《腰》といったら、ここなのよ! バンバン!(叩く音)
                ・・・どこかはイメージできますね?




 


コメント (5)
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