酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

汁事情 〜最近の3杯

2021-11-27 | こしらえた話。

昔からごはんには汁物が欠かせないたちである。加えて、お酒にも合う汁は呑みの席にもいいな。

という自分が最近こしらえたもの(リピ高し)。

まずは三平汁。糠ニシンを使って簡単に。
野菜は冷蔵庫の半端なやつで。
それでもしみじみ旨い。

糠ニシン、いいよね。それ自体が良い出汁になるし、つまんでも旨い。
けど、近年は本物の糠ニシンをあまり見かけなくなった。あの糠まみれで塩がキツくてカチンカチンなやつ。大手スーパーでも買えるけど、いわゆる本物っぽくないんだな。
こういうのは減塩の必要なし(笑)

2杯目。貝の汁。

飲み過ぎの頻度が上がると、比例して作ること多し^^;

かといって予定して飲みすぎる訳じゃないから、いつでも汁が作れるよう冷凍庫にはアサリやしじみをなるべく用意しておけば便利。

画像のこれは、魚屋でたまたま安かったホタテの稚貝。まろやかな出汁が美味。

3杯目。いわゆるほうれん草の卵とじであり、強いて言うところの「おつゆのおいしい卵とじ」。

手抜きでできる。
地はめんつゆで。沸いたらほうれん草を茹でて溶き卵。
それでもほうれん草の香味が広がる、そのおつゆもしみじみ系。
この画像の場合は油揚げも入ってるね。これも具としていい仕事する。

不摂生な自分だが、それだけにこういうものはまめに作る。
ほうれん草とかニラを食べてさえいれば、人生なんとかなると思っている(笑)


豚バラのもつ鍋風

2021-11-25 | こしらえた話。

温かいもの、いや、熱いものをむさぼりたいと作ってみた。

はふはふ旨し^^

使ったのはバラでなくロースなんだけど(間違って買ってきた^^;)、それはそれで美味しい。
野菜が食べやすくて、こりゃいくらでも腹に入るぞという、ちょっとコワイ美味しさ(笑)

TV「土曜は何する」で紹介されてたらしいのを、インスタで見つけたので拵えてみた。
山本さんは、人気の「syunkonカフェごはん」の山本さん。

似たようなものは(使うのは豚バラ)、これまでにも自分流に作ってきたけど、彼女のレシピは一発で味が決まった。
勝因はめんつゆ。なるほどねえと感心しきり。
彼女のキャラも素敵だが、実際おいしいというのが人気なんだな。

正しくは「豚バラキャベツのもつ鍋風」

以下、山本ゆりさんのインスタより

2人分
・キャベツ…1/4個
・ニラ…1/2束
・にんにく…2片
・豚バラ薄切り肉…150g
A顆粒鶏ガラスープの素…大さじ1と1/2(お店みたいに濃い目が好きなら大さじ2)
Aめんつゆ(濃縮2倍)…大さじ1(濃縮3倍なら小さじ2)
A水…600ml
・ゴマ油、塩、こしょう、好みで鷹の爪の小口切り、白いりゴマ…各適量

①キャベツ、ニラはざく切り、にんにくは薄切り、豚肉は4㎝長さに切る。
②フライパンにAを入れて火にかけ、キャベツを入れ、豚肉を広げてのせ、ニラ、にんにく、鷹の爪をのせて蓋をして中火で5分~好きなやわらかさまで煮る。

塩コショウで味を調え、ゴマ油をひとまわし入れ、ゴマをふる。

まとめると
\全部入れて煮る/
以上です。お疲れ様です。


とろ茄子はバタぽんで

2021-11-19 | こしらえた話。

とろとろ茄子?
品種なのがブランドなのか分かんないけど、何だか惹かれて買ったみた。

ごろんと大きめ。

半分に割って、切り目を入れて両面蒸し焼き。
仕上げにのっけたバターが、溶けてしみたら出来上がり。

大葉で少し香りを足して、ぽん酢をかけて食べてみれば、おおっ、たしかにとろっとしてる。
みずみずしくて、近頃何かにつけてやってるバタポンがよく合うな。

それにしても、ポン酢ってありがたい。
バタぽん、マヨぽん。ここ数年は、いや10年、もっと前から焼き魚にもぽん酢(きっかけは減塩だけど)。
美味しくて、なにより値段が高いという気がしない値頃感もよい。
だからじゃぶじゃぶかけちゃう(貧乏性だからそこまでやらんけど)。

ちなみに自分、ぽん酢は2種類、可能な範囲で常備。
ふつうのと、味わいマイルドな昆布ぽん酢。
実際、人生変わるほどの違いはないけど、こだわると何となく味わい深くはある。


ほうれん草の海苔和え

2021-11-11 | こしらえた話。

久々におつまみ的なものをこさえてみた。
海苔は、よくある佃煮のこと。

あれれ?
海苔で和えた感が見えてないな。

ほんとに海苔で和えたんだけどね(笑)

胡麻和えをこさえようと茹でたほうれん草。
そうだ、海苔を使ったらどうなんだろうと思いつきやってみたら、案外旨いじゃないか(笑)。

・ほうれん草を2株を茹でたら水に取る
・水気を絞り食べよく切ったら、海苔の佃煮大さじ1くらい(好みで加減してね)と和える
・ごま油を小さじ1くらい足すとこれまた旨い
・盛り付けたらいりごまを飾るべし

てな感じで、目論見通り酒にも滅法良いのだった。

試しにラー油をごく少々加えてみたら、これも悪くない。
何かの料理みたいな感じになった。(何かって何だ)


HSMで餅のしらすチーズ焼き

2021-11-10 | こしらえた話。

料理サイトなんか見てると多いっすね。調理器具の英略語。
HBとか、・・・あとなんだっけ^^;

なので、愛用のホットサンドメーカーもカッコつけてHSMにしてみた(笑)
うちでは「サンドのやつ」だけどね。

で、サンドのやつ、じゃなくHSMで作ってみたのがこれ。

まあ、おやつ(自分の場合は酒のアテという)ですかね。
映えてないけど案外うまい。というか、モチとチーズは元来アリだだもの。
なんとなく使ってみたシラスが思いのほか存在感ありで、この点おすすめ。

1食分の目安として

パックの餅を2個。
各1/4にカットして各々を1/2にスライスすると火が通りやすい。

HSMにオリーブオイルを軽くひろげ、餅を並べたら軽く塩コショウを。そして点火。

蓋をして弱火でゆっくり。
すこし焼けてきたかなという頃合いでひっくり返す。

その上に、シラス(大さじ1/2〜1)をぱらぱらっと。そしてマヨをかけて。

これをとろけるスライス2枚で餅全体を覆う。蓋をして2〜3分加熱(餅が焦げないように注意)。

すると、あら不思議。チーズがとろとろ(当たり前です)。

この状態で食べても十分に美味しいが、さらに一手間。

蓋をしてこれをひっくり返し、チーズに焼きを入れる。

こんな感じになると、あとは好みで。
自分はほんのちょっとの醤油で香りをつけ、海苔を飾る(冒頭の完成図になる)。

蓋をはずしてそのまま食べるのも、アウトドアっぽくて楽しい。

シラスの香味が滅法いいね。酒に合う感も倍増だ。
よくあるマッチングとしては明太子でも美味しいだろうな。

数年前に買った(前のは使いづらくて買い直した)HSMはなかなかよい。
焼き面はヘンな模様とか枠のない、ふつうにつるっとしたのが使いやすい。
また、本格的な鋳鉄のものも、そりゃいいに決まってるけど、重いし、なんてってテフロンは便利。