酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

減塩チャレンジ。

2023-10-26 | こしらえた話。

10月。2週間ほど入院しまして^^;

ごはんは普通食(白米はふつうの固さ)なのだが、減塩およびカロリーカットの制限付きメニュー(1日1600kcal未満)。
まあこれは仕方ないし、自分は案外すぐに慣れた。

で、退院したその日、すぐに立ち寄ったのが小料理屋。

おおっ、味わいがなんて鮮烈!! 

減塩(概ね薄味)のおかげで味覚が冴えたか、出汁の風味とかがよく分かる。
いつもの美味しさを、いっそう興味深く味わった次第。

ということで、先日、茄子しぎ(豚肉入り)を拵えた時に・・・

味付け(味噌・酒・砂糖)をいつもの半分で試してみた。

まあまあイケる。いつものコッテリ感はないが、いわゆる味付けとしては物足りなくはない。
いつも何も考えないで味をつけていたんだなと思い知った次第。

一定の材料に、いつも決まった分量。それは惰性だ。

病院のごはんは、例えば、醤油を減らした分、果汁をほんのり効かせるとか工夫がなされていて感心。

減塩は、単に塩分摂取をカットすることではなく、新たな味わいでもある。
そう考えると、これは我が食卓にも大いに取り入れるべきだろうな。

な〜んて、この殊勝な考え、いつまで持続するもんだか(笑)

まずは気持ちを鍛えなきゃね ^^;


ぶり大根

2023-10-07 | こしらえた話。

ぶりだいこん 

と入力したら

ブリだ遺恨

と出てきた昔の我がPCは、ブリに何の恨みがあったか(笑)。
MS-DOSとか今の若者は知らないよね^^;

大雑把な感じで映えを狙うも、根が小さい人間なのでそういうふうにならない(笑)

今回は、切り身では味気ないので、あらも一緒に炊いてみた。いい年になると、むしろそっちの方が美味しかったりする。
若い頃は好みもしなかったのに年取って好きになったものシリーズに、新たにラインナップ。

それにしてもブリ。

地球の気候が変化して、ブリは北の海を回遊。
北海道の特産品になっちまった。
観光客もそれを知ってか、居酒屋などでは活ブリの刺身がよく売れているという。
函館などは商魂たくましく、函館で獲れるブリを「地ブリ」(ジブリに掛けた?)と称してキャンペーン。
鮭節、鯖節ならぬブリ節を使ってメニュー開発。こないだ、ある食のイベントでいただいた「ブリ塩ラーメン」はとても美味しかったね。
近年はイカも獲れなくなってるし、ならばブリ。その潔さ、あっぱれである。

とかなんとか、刺身でいうなら自分はブリよりフクラギの方が好きだけどね(笑)

 


なすとピーマンのみそしぎ

2023-10-04 | こしらえた話。

みそしぎ。味噌炒めにゃ違いないと思うが、正確な定義って?と調べたが、鴫焼(しぎやき)のこと、とか鍋しぎのこと、とか色々出てきて、よく分からん(笑)

ともかくは、笠原氏のレシピで。
人気者だよねえ、笠原さん。自分もけっこう頼りにしとります。
そして、このメニューは今、いろんなところで出てる。
自分のいつもの茄子の味噌炒めとどこが違うのかなと、レシピを見てみたら、ちょっと違った。

自分は、炒めた茄子に味噌、味醂、酒、味噌を混ぜたものを加えるが、笠原レシピは、茄子に火が通ったところに砂糖をふって炒め、そこに味噌、味醂、酒を合わせたものを。
砂糖が香ばしくなるとか?
砂糖のコーティングが出来て、ピーマンが煮崩れないとか?

一応、レシピに沿って拵えてみた。
何となく甘味が引き立つような気がしないでもないが、真偽のほどは不明(笑)

でも、茄子味噌は自分の好物。美味しいことに疑いはなかった。
酒が進むねえ。

以下、マルホン胡麻油Instagram・笠原レシピより

◆材料(4人分)🕐30分
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なす...4本
塩...少々
ピーマン...3個
A 味噌...大さじ3
A 酒...大さじ3
A みりん...大さじ1
太白胡麻油...大さじ4
砂糖...大さじ2
一味唐辛子...少々
いりごま 白...少々
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◆作り方
①なすはヘタを切り落として皮をシマ状にむき、乱切りにする。塩をふって15分ほどおき、ペーパータオルで水気をふく。
②ピーマンは半分に切り、ヘタと種を取り、乱切りにする。
③Aを混ぜ合わせる。
④フライパンに太白胡麻油を入れて中火にかけ、➊のなすを炒める。油がなじんだら、➋のピーマンを加えて炒め合わせる。
⑤なすが柔らかくなったら、砂糖をふり入れて炒める。
⑥仕上げに➌を加えて煮からめ、一味唐辛子、いりごま 白をふる