酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

牡蠣ガンガン焼き

2019-12-27 | こしらえた話。
ガンガン焼きと言っても、ガンガン焼くからではなく、ガンガンで焼くものを言う。
北海道では(北海道だけではないと思うが)、スチール製の缶容器(業務用醤油18リットルのあれとか)のことをガンガンと呼ぶ。

説明長くて疲れてきた(笑)



早い話がこんな感じ。
牡蠣をこういう缶に入れて蓋をして火にかける。すると牡蠣は蒸し焼きになる。これがガンガン焼き。
北海道はサロマ湖あたりの水産会社が缶ごと牡蠣を販売している。

蒸しただけの牡蠣は、味わいもピュアで実に美味。
貝は小ぶりなのでいくらでも食べられる。

と言いながら、飽きても来るので・・・


たまにグラタンも一興である。

そんなこんなで楽しいが、自宅牡蠣まつりも飽きてくるので(笑)、同じくサロマ湖産の貝付きホタテを買っておいて・・・



バター焼き。いわゆる貝焼きだ。
味はもちろんだが、風情も美味しい。

そんなこんなで

楽しさも束の間。あとに残るは・・・



殻の山(笑)




寿司屋にて。

2019-12-22 | 旨かった話
寿司を食べに行く。

というか、ご馳走になったという話。







旨い寿司やなもので、撮るより先に手が出る。
なんとかこの位撮れたけど(笑)

おっ、と思ったものがこれ。


三升漬けなる唐辛子の醤油漬けを巻物に生かしたもの。

ピリ辛。

寿司で辛いといえば、わさび巻きとかが定番であるが、これはこれで美味しい。
こんなの初めて。

美味しかった〜、というより楽しかった〜、な寿司屋の出来事。

満足。久々の海鮮和食

2019-12-18 | 旨かった話
久々、行きたかった店へ。
ふらりふらりと飲み歩いてる割りに、なかなか行く機会がなくてね。

釣りアジ、刺身で。



桜エビかき揚げ


香りがよくて実に美味。

タチ(真だら白子)の酒盗昆布焼き


いわゆる昆布敷き焼きだね。酒盗がまぶしてあって、ちょっと香りのする白子焼き。
これを食べ終わったあとに、昆布の船に酒を注ぎ試してみたら、これが旨いのなんの。

あと何か食べてたな。そうそう、連れの食いしん坊女子(久々の登場)は焼き牡蠣とか蒸し牡蠣をお召し上がり。

そういう人と一緒だもの。しめに、たまにはご飯でもたべましょうかと、自然ななりゆき。
呑みながら、ご飯が炊けるのをのんびり待つ。



ズワイガニと炙りホタテの土鍋ご飯。


これがなかなかに美味。
2~3人前ありますという土鍋ごはんをあっという間に完食したのだった。

久々にゆっくり和食な感じ。くつろいだなぁ。

で、軽く呑み直しは・・・


スコッチと白ワインで乾杯。

旬の漬物には旬の酒

2019-12-16 | 旨かった話
聖護院大根の粕漬を頂いた。
ここ数年、毎年今頃になるとお届けいただくのだが、すっかり我が家の風物詩に。



丁度、地酒の新酒を手に入れたので、晩酌の肴にする。
いや、主役は漬物だ。主役の味わいを高めるために酒が寄り添うといった方が正しい。

フレッシュな根菜の旨みと粕の香り。
これには同じくフレッシュな旨みと香りの酒を合わせるのが定石。
折も折、それにぴったりな新酒が、地元の酒蔵から発売となった。

秋の収穫から時を経て、聖護院大根も北海道産米も美味しく姿を変えた。
この相性、筆舌に尽くしがたし。

鰊切込み

2019-12-13 | 旨かった話
これをご存知か。

なんで切込みというかは知らないが、生のニシンを麹と塩で漬けたいわゆるニシンの塩辛である。


先日立ち寄った呑み屋さんで賞味。
女将さんの自家製とのこと。

まだ漬かりは浅いがなかなかに美味。酒がすすんで困る。

これ、もっと熟成が進むと匂いがスゴイんだ。
濃厚な乳酸臭がする。子どもの頃は腐敗臭としか思えなくて顔をそむけたものだが、呑兵衛となった今では、その匂いは臭ければ臭いほどいい(笑)

身体、あるいは脳みそがどう作用してキライが好きになるのか、不思議だね。

でも、おかげて酒を美味しく楽しめる、ありがたい体質の変化なり。