酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

鶏ムネのめんマヨ焼き

2021-08-29 | こしらえた話。

いつもマヨぽんばかりじゃ芸がないので、変化球。
ポン酢をめんつゆに変えてみたし。

鶏がこんがり焼けたら、めんマヨ(3倍めんつゆとマヨ同量・おろしニンニク少々)をからめるというもの。かんたんである。

※詳しいレシピはこちら

マヨぽんより味わいが深いかな。刻みネギを盛ればより香りがたって(匂って、とも言う)酒が進むこと請け合いなのだった。おためしあれ。

ところで、マヨネーズを大さじ1、とか軽量するのって面倒すよね。
自分はいつも目見当だけど^^;

軽量スプーンが汚れるし、付着した分だけ重量も減るし。

自分、たとえば大さじ1を正確に計りたいときは、容器をはかりに載せて、そこにマヨをびよ〜っと12g入れる。これで大さじ1。
水だと大さじ1は15gだけど、マヨは比重がちがうので12g。

そこにめんつゆだとか何だとかを加えて混ぜればいい。作業が細いけどね。正確だし軽量スプーン要らず。


万願寺のじゃこ炒め

2021-08-24 | こしらえた話。

万願寺とうがらしをもらった。

最近は、いや、ここ数年は人様に何か差し上げることもなく、なのに、貰ってばかりの私です。
なんともありがたい。
採れすぎた野菜を誰かに押し付けるというのではなく、あなたがどうやって食べるのが楽しみよと言われるのが、実は結構うれしい。

というわけで、じゃこを炒めて香ったところにとうがらしを炒め合わせる。
お馴染みの(手抜きの)各種同量タレ(砂糖・醤油・酒・味醂)を絡めてできあがり。

詳しいレシピはこちらに。レシピのブログを密かに再開しております。

甘辛なじゃこが美味しいな。これだけでも呑めるところに、京野菜の滋味がとても良い。

もらったものは、余計に美味しい(笑)

 


鶏のレバニラに人生を思う。

2021-08-23 | こしらえた話。

レバニラで、ニラレバでもいいんだけど特筆すべきは鶏。
鶏レバーでレバニラをこさえてみた。

しかも、使ったのは白レバーとよばれるもの。
JAS的には脂肪肝(成人病じゃないよ)といい、餌を必要以上に与えて育てた鶏のレバーだ。フォアグラみたいなもんかね。

臭みがない穏やかな食感が特徴で、これを重宝する焼鳥屋も少なくない。
フツーのはダメだけど、ここのは美味しいねえ、とか客ウケもいい。

なので、レバーを牛乳に浸けたり、とかは不要。

ところで、あまり一般に出回ってないものが手に入ったかというと、ほら、こっちもまん防の特定措置区域とかになりして。お店は営業できないからって、在庫のレバーをもらっちゃったという次第。


で、牛乳は要らないとはいえ、やはり霜は降らせないと。

・塩コショウで下味つけたのを沸かした熱湯へ。さっと色が変われば霜降り完了

・水気をきったら片栗粉をまぶして素揚げし火を通しておく(外側がカリッとするくらい)

・フライパンに油を熱し、もやしをさっと炒め油がまわったらニラ投入

・ニラがしんなりしたら揚げておいたレバーを加えタレで味つけ。とろみが出たら出来上がり

タレ...醤油大さじ2・酒大さじ2・砂糖小さじ2・ガラスープ粉小さじ1/2・片栗粉小さじ1/2(すべて混ぜておく)

※以上、レバー200g・ニラ1把・もやし1袋で作る場合

ニラは焦がさないようにね。へんな苦みが美味しくないからね。
と言いながら焦がした私です ^^;

それにしてもね、ふと思ったんだ。
臭みのないレバーもいいけど、臭みのないレバーもちょっとつまらないかな、と。
まるで人生のようだな(笑)

 

^^ 手順は動画でも(2枚目が動画です)

 

 


鰹出汁麺

2021-08-17 | 旨かった話

・・・という一品をいただいた。

時々お邪魔する料亭が出しているメニュー。
早い話が和風ラーメンといったところか。きゅっと効いた濃厚な鰹出汁が極めて美味。
時節柄、冷たい麺という風情にも見えるがあつあつです。

大阪は昆布、江戸は鰹。出汁において昔はそんな常識があったことを知ったのは小説「みおつくし料理帖」だった。

大阪から江戸にやってきた主人公の料理人は、初めのうちはその常識の違い(嗜好の地域差)に苦労するも、創意工夫を重ね、やがて昆布を使った料理で庶民を唸らせる。

という話を思い出しながらの鰹出汁麺。
うんうん、日常こんな味が馴染んでいたら、そりゃ昆布はインパクトに欠けるだろうな。
すぱーんとスピーディーに伝わる鰹出汁に比べ、ゆったりと香ってくる昆布出汁の奥深さは気の短い江戸っ子には物足りない、味がボケて感じる、そう思われても仕方ないことは想像に難しくない。

とかなんとか

旨いもは想像力を豊かにする、ってのはこういうことっすかね。
後日、お代わりをいただきにいこう。

ちなみに

目下ハマってるのは煮干し出汁。これの旨いラーメン屋があって、実に旨し。


にがウマ! 夏はゴーヤーだな

2021-08-13 | こしらえた話。

いや、冬でも旨いけどさ。夏に美味しく感じるのはなぜだろう。

というわけで、ゴーヤーチャンプルーを拵えた。

昔はタマネギやら卵やらをごてごてと入れたものを作ってたけど、いつだか那覇市内の小さな居酒屋(那覇泊まりのときはいつもそこに行ってた)で食べたのが目から鱗。
ブタと豆腐だけのごくシンプルなチャンプルーで、これが旨い。

具を増やすと素材が引き立たない。ゴーヤー、豚、豆腐が旨い事がゴーヤーチャンプルーの条件。
観光地だとゴーヤーの苦さを抑えるためにあれこれやるが、苦いからゴーヤーでしょ。というのが女将のコンセプトだった。

以来、それを真似て作るようになったんだけど、それ相応に美味しいんだけど、でも沖縄のとは根本的に違う。

豚の力が、豆腐の力が違うんだ。

ああ、食べたや島豆腐、行きたや沖縄。

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ちなみにうちの作り方(1~2人分)

ゴーヤー...大きめ1/2本
豚バラ...150g程度
酒(できれば泡盛)...大さじ1
和風だし粉...小さじ多めに1
醤油...小さじ1

・木綿豆腐は島豆腐を真似てがっちり水を抜いておく
・塩コショウで下味をつけた豚バラ(あまり薄くないのが望ましい)を中温でじっくり炒める
・脂を引き出したらいったん取り出し、その油でゴーヤーを炒める
・塩コショウをふり、豆腐を手でちぎって加える
・酒、だし粉を加え風味をなじませる
・仕上げに醤油を加えさっとまぜたら出来上がり
・好みで鰹節をのせる

にがウマです。
市場の某店で「ゴーヤーチャンプルーの素」を買おうとしたら、そんなもの要らないさー、っておばちゃんに言われた(笑)
ほんだしの粉でいいさー、とのこと。

↓ 炒め動画(笑)

 
 
 
 
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