酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ブロッコリーがアテになるなんて

2021-05-31 | こしらえた話。

ブロッコリーなんぞ、我が「わざわざ買ってまで食べるものではないリスト」にあった食材だったが、飯友の食いしん坊さんにしてみればコレが大好物。
という影響もあって、それと、ロカボにも好適なので、去年くらいから自分で買って調理するようになった。のだが、茹でてマヨで食べるのが関の山(でも美味しい)。

そんなとき、YouTube「1人前食堂」さんのレシピがピンときた!

ブロッコリーの佃煮和え。

「一汁一菜で体調整える生活3日間」という中の、おまけの1品として簡単に紹介されていたものなのだが惹かれたねえ。

自分、その料理の是非は「酒に合うか否か」が絶対条件。これにハマったわけだ。
ブロッコリーにオリーブオイルをからめて電子レンジで蒸し、海苔の佃煮を和えるだけ。

こりゃ酒に合いそうだと、即やってみた(おかげさまで野菜室に在庫あり)。
もちろん、酒のアテとして大いにアリ。

ヒマヒマ自粛生活の、収穫だな(笑)

あ、ご飯にも合いそう。


根魚を堪能す。

2021-05-27 | こしらえた話。

春から夏へ向かう頃、魚屋には根魚が並ぶようになる。ソイやカレイ、アブラコ。

アブラコは標準語?で言うところとのアイナメだ。が、北ではアブラコと呼ぶようで、呼ぶようでというより、アブラコとしか呼ばない。
防波堤なんかで釣ってる人がいて「ほう、アイナメですね」なんて言おうものなら「いや、アブラコだよ」となる。

コレね。実のところ、アイナメ・アブラコ問題は自分もよく知らなかった。
ちなみに、北海道でアブラコを指すアイナメは、正確にはウサギアイナメという魚種らしい。この画像の魚のどこがウサギなのかは知らないが、なんか可愛い。

ちなみに、昔はそんな高い魚じゃない、いわゆる雑魚の部類。港の食堂とか民宿なんかではよく煮つけになっていたり、アラは味噌汁になっていたり。そんな気がする。

というわけで、先日、魚屋でみつけたアブラコ(安くはない。ホッケよりぜんぜん高かった)を煮つけてみた。捌くのも人生初。大きさ40cm超。

ソイもそうだが、頭部の肉付きが良いので、頭も半分にかち割って捨てずに煮る。通はこっちのほうが好みらしい、というか、実際うまい。

ちょっと濃い目に甘辛く煮る。皮はむっちりと厚いが身はほろほろと淡白。
ごはんのおかずに、もちろん酒にも。

こういう近海の地味な魚にこそ、恵みを頂いてる感があって良い。
外出自粛の折、何やら気が癒される味がするのだった。

 


日本酒で和風ボンゴレ(改定版)

2021-05-25 | こしらえた話。

ボンゴレを作ろうと思ったのに、ワインがない、パセリもない。
だけど、日本酒と三つ葉だけはある、という時に。

ということは、まず無いですが(笑)

もうハマってます。うちのあさりパスタといえばコレ。

たしか、冬にもこれを紹介したが(その記事)、その後、レシピが変化したので再びアップ。

最初、刻みニンニクを炒めるとき、生姜のみじん切りも炒める。ワインを日本酒に。パセリを刻んで混ぜるところを三つ葉で。
オリーブオイルは風味が強すぎるのでサラダ油でいいかな。あさりの香味を生かすため調味は粗塩だけで十分。ニンニクはなくても構わないが、やっぱ風味に深みがほしいので。

もうね、立派な和食でっせ。日本酒に合うこと請け合い。

逆に、和テイストなパスタにワイン(シャルドネとか?)もオツですな。


背徳の美食

2021-05-24 | こしらえた話。

美食って言葉は好きじゃないが、でもそのイメージが否めないテイスト。

熟れたアボカドに温玉。NHKがテレビで紹介していたものだが、一瞬で引き込まれた。これは食べずにいられない。

で、アボカド買ってきて、けっこう黒いのを選び、さらに家で追熟を図ること数日。
たて半分に割って種を除いたところに温玉。

まったりとまったりが掛け合わさって、さらにまったりかと思いきや意外に香味に生合成があって・・・

いや、あまり語るとアレですかね。
食べてみようかなあと思ってるヒトのために控えておきましょう(笑)

どうしてもコレステロール値が高くなる体質な自分。
なので、鶏卵は2日に1個までと定めている(医師の指導)。

あーあ、好きに食べたいぜ。アボカドと卵、栄養価も良いし朝食によさそうなのに。

どうぞお身体をご自愛ください。


ホタテはカルパッチョ、酒は男山

2021-05-21 | こしらえた話。

提唱してる、という訳じゃないが、刺身は醤油でなくオイルと塩、だな。

何度か書いてる、ホタテのカルパッチョ。
またかと思われるでしょうが(笑)
しっとりと甘い生ホタテの香味は、醤油よりこうして食べるのも一興。
塩とオイル(コショウはお好みで)だけ。旨味がよく分かるんだ。
ホタテに胡椒という相性も面白い。

で、酒にも合う。
醤油とかでしょっぱくないから、香味軽快な夏の酒に好適。

北海道旭川の男山「笹おり」。ふわりと霞がかった旨味ある夏の生酒。

ホタテで酒が旨くなり、また、酒でホタテの香味が引き立つという、美味しいスパイラル。

酒が進んで困るのだった(笑)