酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

さんが焼き

2019-02-27 | こしらえた話。
先日こさえたアジのなめろう。
一度に食べきるには多かったので、残しておいて・・・

さんが焼きにリメイク。


味噌をちょっと足して、ヘラに塗りつけて炙る。
竹のヘラまで焦げて、でもこれがいい香りプラス的な効果もあって。

手前味噌な話で恐縮だが・・・

美味しいのなんのって、もう堪らない。

酒が進む。とかそういうことじゃなく、まず、なめろうを開発し、別途、違う食べ方を考え出した漁師さんの知恵に感服するばかり。

あ、漁師がなんの関係あるのって?

なめろうは漁師さんが自分で獲ったアジやイワシを使って作る漁師料理。刺身もいいけど、こうするともっとうめえなあ、みたいに考え出したのかな。

で、漁師さんが山仕事をするために、お弁当のおかず的にアワビの貝殻にこれを詰めて持って行った。
山には、彼らが滞在するための小屋(山家=さんが)があって、そこでなめろうを貝殻ごと焼いたそうな。これが、さんが焼き。

って話さ。

郷土料理って、その多くは漁師や猟師に起因してる。グルメの元祖かも。

なめろう。

2019-02-25 | こしらえた話。
良さげな真アジが売ってる。よし、今夜は刺身でも。

と、帰宅早々、魚をおろしたが、刺身になるはずが諸般の事情により、なめろうになった。


大葉の香りを添えたいところだったが、予定外のことゆえ致し方ない。

ちなみに、うちのなめろうは、ネギ・おろし生姜・醤油・おろしニンニク・味噌。これを加えて、タタタタタタタタタタタタ・・・と叩く。で、小葱を飾っていただきまーす。

新鮮な材料で拵えると美味しいなぁ(^^)v


諸般の事情・・・、ううむ、三枚に下ろして皮を剥いだまではいいが、刺身にしようとした時点で失敗。
ここは経験不足。薄くそぎ切りに挑戦したがイマイチ。美味しそうに仕上げられそうになかったので、叩いてしまおう。という次第(笑)

でも結果オーライ。酒のアテにするなら、やっぱ、なめろうの方が好適。

言い訳も味のうち、ってか(^^;

楽しきかなトリモツ。

2019-02-20 | 旨かった話
明るい時間から馴染みの焼き鳥屋にしけ込み、コップ酒に戯れる。
これ休日の健全な過ごし方(笑)


近頃、この店でのお気に入りはモツ串。
近年にわかに好むようになり、注文率は倍増している。
この店のモツ串は、レバーとかハツとか、単品で選べるのでなく、1本に数種の部位が打ってある。これはこれで良い。トリモツの遊園地や~的に美味しいのである。

打ってある部位は4種類。レバー、ハツ、砂肝、それと、えーと、えーと、何だったかな。
以前、オヤジに尋ねたことがあるんだが、忘れた(笑)
たしか、希少部位とか言ってたな。膵臓(業界用語で別な呼び名アリ)だったかなぁ。

確認しに、また呑みに行かねば(^^;

ふろふき大根リメイク。

2019-02-17 | こしらえた話。
決して残り物というわけじゃないのだが、試しにやってみた。


温めたものを、オリーブオイル、ニンニク、唐辛子でソテー。そしてバターと醤油を絡めた、いわゆるふろふき大根のステーキ・バター醤油味。

美味しいといえば、美味しい(笑)
そりゃそうだ。大根にはすでに昆布出汁が十分に染みて、やわらかホクホク。
なんだか、勿体ないことをしたような気も(ちょっと反省)。

バター醤油も旨いのだが、これはバタポン味(バター&ポン酢)の方が良かったかな。そうした方が、出汁の風味が引き立つような気もする。

万一(笑)真似てみようかななんてお方がいらっしゃるならと、参考までに。

ふろふき大根、肉うまし。

2019-02-16 | こしらえた話。
運よく、いい大根に当たったおかげで、とてもやわらかく、かつ、出汁の染みも良く、実に美味しく仕上がったふろふき大根。

であるが、この話の主役は大根じゃなく肉そぼろ。


うちは大概、冷凍肉そぼろだ。
あえて多めに作って、一定量ずつ小分けにして冷凍したものが、いつも冷蔵庫にある。
そんなことは、誰でもやってるって? そうですよね(^^;

あるいは、肉そぼろくらい、大根煮てる間に作れるだろって?
いえいえ、その時間は他のものを作ったり、テレビ見たり、筋トレしたり、良からぬことを妄想したり、有効に使うべき。

早い話が好きなんだな、肉そぼろ。
常備しておけば、揚げに詰めたり、ネギを添えてそのままつまんだりと、良い酒肴になる。あ、もちろんゴハンにもね。

と言いつつも、今回の大根で、その便利な冷凍品も使い切ってしまったので、近々仕込みをせねば。
実行は、勿論ひき肉の安い日に(笑)