酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ぎょうざのホットサンド

2022-11-30 | こしらえた話。

飽きっぽい自分であるが、意外に飽きもせず朝食などにちょこちょこ使っているHSM(ホットサンドメーカー)。

以前は電気のやつを持っていたのだが、何せ使い勝手がよくないので結局要らないものに(笑)。でも、やっぱり欲しくて買った昔ながらの鉄板のは扱いがラクなので正解。我が使える「道具」のひとつとなった。

で、先日は、無人店舗で大量に(1ロットの個数が多い)買った冷凍餃子の残りをはさんでみた。
実は、ぎょうざサンドは我が定番。

HSMはいいよね。ピタッと蓋ができてオーブン効果も。だから冷凍ぎょうざも水を少々いれて焼けばほこほこに。

一応、レシピというか手順を書いておきましょか。
パンは8切り。火加減は弱火~とろ火で。

1.HSMに油を軽く塗り餃子を並べる。

2.閉じて点火、両面焼く(冷凍ならば水小さじ2入れて)
3.焼けたら開けた方の鉄板をパーパーできれいにする
4.ぎょうざにサニーレタスをのせる(これはお好みで)
5.さらにパンをのせる。HSMを閉じ、ひっくりかえしてパン面を焼く
6.ぱかっと開けたら、説明が間違ってなければ下のような図になってるはず

7.また開けた方の鉄板をきれいにする



8.2枚目のパンをのせる。またHSMをひっくり返してパン面を焼く

9.好みの焼き加減になったらできあがり。

食べる時には、餃子のタレをちょっとずつ付けながらどうぞ (^^)v

断面にぎょうざの餡がむっちりと見えるように並べるのがコツ。
あ、サンドウィッチの鉄則でしたね。

ちなみに、うちのHSMは耳が出来ない(端っこがふさがらない)タイプ。
また、焼き目に要らぬ模様がつかない至極シンプルなデザイン。
今はけっこう出回ってるけど、数年前は案外見つからなくて、ググりまくりましたわ(笑)


アンキモに、季節の移ろいを思う。

2022-11-25 | 旨かった話

先日、馴染の店でアンキモを頂いた。
そうか、そんな季節になったんだねえ。11月、いや、もう12月になる。
先代のおやじさんが亡くなったのも、昨年の今時期だった。

ともあれ、今シーズン、初めて作ってみたから食べてみてと言う。

鮮度よし、蒸し加減も申し分なし。
まったりというより、ぷるふわな食感が堪らない。

ので、酒が進んで困る。

アンコウはよく「海のフォアグラ」と言われたりするが、それ、自分は釈然としない。

だって、フォアグラは(アヒルは)養殖。アンコウは天然だ。
決して天然主義というわけではないが、同類扱いするのはいかがなものか。

とか何とか、いつも呑むとこの話をしているな ^^;


アンチョビで大人味のポテサラ

2022-11-19 | こしらえた話。

大人味とは何ぞや。に関しては「酒のアテに好適」くらいに思っていただければよいかと^^;

缶詰って、ほんのちょっとだけ欲しい時、不便すよね。
なので、ここでのアンチョビは缶でなくペーストを使用。というか、我が食卓ではペースト(チューブのやつ)は常備品。ゆで卵にめっちゃ美味しい(当ブログのタイトル画像がそれ)。

あ、ポテサラでしたね。
作り方は至ってカンタン。玉ねぎをスライスして水にさらしてとか、やらない。そもそも玉ねぎも使ってない。

イモ(中サイズ)1個に対し、ハーフベーコン1枚、アンチョビペースト小さじ1、マヨ大さじ1。
なんならベーコンもいらないよ、という決して手抜きではないが、まあそんな感じ。

まずイモを茹でる(レンチンでも水で茹でても)。その間にベーコンを細く切ってカリカリに炒める。
イモが茹で上がったら崩して、アンチョビ、ベーコンを加えマヨと和える。盛り付けたら好みでパセリか黒胡椒をふる。

それだけ。

アンチョビって、ほんの少量ですごい香味をもたらしてくれる。ポテサラの味の、まあ何と深いこと。
なので、ウイスキーとか本格焼酎のアテに添えるときは、ちょっとで十分。
なにげにBARっぽいアテになること請け合いだ。

ていうか、BARで教えてもらったネタなんだけどね(笑)

あえて多めにつくっておいて、翌朝はサンドイッチに。

 


4文字調味?で、タラのムニエル

2022-11-07 | こしらえた話。

近頃、4文字の味付けに凝っている。

味付けといっても、「さ・し・す・せ・そ」から1文字引いた、とかじゃないよ。
うちの4文字は「マヨぽん(マヨとポン酢をまぜたもの)」とか「ガリバタ(ニンニクに火を入れバターと溶かす)」、「めんマヨ(めんつゆとマヨを溶いたもの)」、「バタめん(文字通りバターとめんつゆ)」、「みそマヨ(もう説明は要らないね)」、そして今回の「バタぽん」など。

まあ、凝っているというよりは、ラクだから?(笑)

 

で、今回はお手頃な生のタラをムニエルにしてバタぽんで食べる。

ちょっと粉が着きすぎたかな。焼き色にムラが(^^;
まあ、その分、カリッと感があって美味しかったりもしたんだけど。

これをお読みいただいている皆さんには、釈迦に説法かもしれないが、一応ムニエルを説明すると

・たら切り身に塩コショウ
・切り身全体に小麦粉をまぶす
・フライパンにサラダ油を熱し、切り身をソテー

バターをとかしてソテーという手技も基本的かと思うが、今回にあってはサラダ油で。

・タラに火が通ったら、バターをひとかけ投入
・溶けたところを全体にからめたら出来上がり

盛り付けたら、ぽん酢をかけて。タラの淡白な味わいが引き立って美味。
先にバターを使ってソテーもいいが、未熟な自分はバターを焦がしてしまうとか、あるいはそれだとバターを大量に使うので不経済?とか、理由も諸々ありまして(^^;

今、ふと気づいたことには、ぽん酢を使えばレモンも不要で経済的だな。

あ、この記事はけっして節約メニューというくくりではないです(笑)

 


スパカツ。

2022-11-01 | 旨かった話

ご存じですかね。

どうやら北海道は釧路市の郷土料理とされるものらしい。
パスタ、カツレツ、ミートソースを盛った鉄板料理というのが正統派とされるとかなんとか。

いうなれば、ライス・カツ・カレーのカツカレーの、スパゲッティミートソース版?
まあ、びっくりするようなもんじゃないよね。と思いつつも食べたことないぞ。

近所にある洋食屋というかダイナーがそれを出す。
なにせ、もともとが旨い店だから、味に疑いの余地はない。

どうせ、カツカレーの・・・

いやいや、これはコレだ。

新発見。トンカツとカレー、よりミートソース。こっちの方が全然しっくり来るな。
とりわけ、この店のミートソースはまろやかで、しっとりしたもも肉のカツにとても相性が良い。
ソースの酸味が強いとこうは行かないぞ、というあたりをこの店はよーく抑えているとお見受けする。

なので、見た目がっつり系でボリュームありげだが、思いのほかおだやかで優しい。

そうか、この点はライスとスパゲッティの差。

パスタの方が体にすっと馴染むからだろうか。

ともかくは、身近な店に、こんな美味しいものがあったとは。
いつもカレーばかりの(だって美味しいんだもの)メニュー選びをちょっと悔いた、ある秋のランチのことでした。