駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

楽観と心配のバランスが大切

2018年10月14日 | 人生一般
最近テレビで放送する 
 
世界の僻地に住む日本人の番組 
 
好きで良く見ています。 
 
これを見ていると 
 
日本の豊かな生活を捨てて 
 
見知らぬ土地で自給自足に近い生活をする人達 
 
中々理解できませんよね。 
 
しかも若い女性が多いのには本当に驚きます。 
 
モンゴルの遊牧民に嫁いだ女性は 
 
寒い中家畜の世話をして暮らしてる訳ですが 
 
何であんなに生き生きできるのだろう? 
 
なんて思いますよね。 
 
まぁしかし 
 
そんな私の考えは 
 
人間の脳の柔軟性 
 
これを理解して無いとも言える訳です。 
 
実際に私達は豊かな生活に浸れば浸るほど 
 
その状態からの転落を恐れて不安になる訳ですが 
 
この不安の大半は意味がありませんね。 
 
その事を理解できるの不動産の仕事の面白い所です。 
 
具体的には 
 
誰でも恐れる豊かな生活からの転落 
 
これを体験した人とたくさん接するのです。 
 
競売で持ち家をとられてボロアパートに引っ越す 
 
って人もたくさんお手伝いしますし。 
 
生活保護で細々と暮らしてる人が 
 
かつてはセレブだった 
 
なんて人もたくさんいます。 
 
また親から莫大な財産を引き継いでおきながら 
 
キャバクラにハマリ 
 
それを全て使い切り 
 
それでも足りずに借金をして 
 
最後は自己破産した男を良く知ってますが 
 
その過程では大変苦しんで 
 
私には自殺をほのめかした事もあります。 
 
が 
 
元々そんな度胸はありませんから 
 
ホームレス寸前の状態まで転落して生きながらえたのですが 
 
しかしその生活にもすぐに慣れて 
 
最後は結構生き生きしていました。 
 
つまり 
 
私達人間は 
 
今の生活からの転落を恐れて心配する 
 
そんな生き物ですが 
 
実際にその状態になれば 
 
それに簡単に順応する訳です。 
 
経済的な転落以上に心配なのが 
 
健康の事ですが 
 
私のゴルフ仲間の方には 
 
ガンが見つかり 
 
余命宣告を受けた後 
 
最初は落ち込んでたのに 
 
その内 
 
その余命宣告の期間を過ぎて生きてる事に 
 
大きな誇りを持ってるようで 
 
元気になって来ました。 
 
また私の親友の一人は 
 
脳梗塞で半身不随になっていますが 
 
彼も発病した当時は 
 
自殺を考えた 
 
なんて私に言って居ましたが 
 
今はその体にも慣れて 
 
以前と変わらず私と酒を飲みます。 
 
こんなケースをたくさん目にしましたので 
 
将来の事を心配して不安になる 
 
この愚かさを良く理解できる訳です。 
 
ですから 
 
適度な楽観的な思考 
 
これは幸せになるためには欠かせない 
 
そんな風にも思いますが 
 
しかしこれは生まれ持った部分が大きいですね。 
 
私がこんな話しを書かなくても 
 
生まれつき心配なんか全くしない 
 
そんな猛者にもたくさん出会います。 
 
これはこれで大問題です。 
 
本人は幸せかもしれませんが 
 
周りは不幸になって行きます。 
 
当社の元家主さんでも 
 
余にも金銭感覚が緩くて 
 
親の財産を売りまくって生活していましたが 
 
奥さんはお気の毒にその後始末で苦労していました。 
 
最後は離婚しましたが 
 
これによって苦労から解放されて 
 
やっと元気になりました。 
 
楽観男のご主人は 
 
一人アパート暮らしになっても元気ですが 
 
その元気は 
 
奥さんの苦労の上に成り立ってた訳です。 
 
ですから 
 
楽観的は人は 
 
本人は幸せかもしれませんが 
 
これは近づくと不幸になる確率が高いので 
 
くれぐれもご用心 
 
って訳です。 
 
この位にしましょう。 
 
“私の事を書くのは止めて下さい” 
 
って苦情が来そうです。 
 
この話しは 
 
無関係な人が勘違いする程多いって訳です。 
 
 
コメント
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