私の友人が腰痛で苦しんでいます。
まぁ世の中は腰痛持ちだらけですから
その事自体は語る価値もあまりありませんが
その腰痛になった理由が
私と全く同じパターンです。
私は自分が腰痛で苦しんでる時に
そうなった理由をその友人にも何度も語りましたが
見事に私の意見はスルーされて
悲惨な事になりました。
で
このブログを読んでる皆さんにも同じような失敗をする方がいるかと思いますので
忠告です
でも忠告しても私の友人のようにそれで防げるとも限りませんが
一応書いておきます。
私が腰痛になったのは
その原因は一年ほど前に遡ります
ゴルフ倶楽部で良くご一緒する社長さんが
私に
“ストレッチは万病薬”
そう言ったのです。
で
その言葉を聞いて
私もストレッチを始めたら
体調が良くなり
毎日何度もやっていました。
そこまでは良かったのです
ですから
私にアドバイスした社長さんも
間違ってはいません。
私は
毎日ストレッチをやって
固かった体がどんどん柔らかくなって行ったので
それが快感になり
どんどんハードル高くして行ったのです
大股開きから
片足を後ろに高く上げるようになり
それが出来ると
今度は座ったまま
前に伸ばした足を
そのまま何も掴まずに
後ろに伸ばす
これにチャレンジしていました。
で
それが出来るようになったのです。
出来るようになりましたが
その時に
私の腰は限界に来ていて
すぐに地獄の腰痛に襲われて
約３か月
苦しむ事になりました。
私の友人も
全く同じで
ストレッチのやり過ぎ
これで今悲惨な事になった訳です。
何で個人的な腰痛の話を書いてるか
って言うと
実はこれ
人類を長年苦しめる原因が詰まってるからです。
苦しまないためにはどうすれば良いか？
この事も
西洋ではソクラテス
東洋では孔子等々
たくさんの哲学者が語っています。
それは
人間は中庸にこそ幸せがある
って事です。
つまり
ある事を始めると
私たちはそれを究めようとして
結果歯止めが効かなくなり
破滅まで進む
この事を戒めてるのです。
ロシアのプーチンもその落とし穴に見事にハマって
苦しんでる訳です。
クリミアの併合だけで終われば良かった物が
今度は更に欲が出て
ウクライナを全部取りたい
そんな風に考えて侵攻したのです。
今回はその目的は達成されそうにありませんが
もしウクライナを支配する事ができたら
多分また欲が出て
今度はバルト三国
次にフィンランド
こんな感じで次々に戦争を起こして
最後は愛人と地下室で拳銃自殺
こうなった可能性が高いのです。
ですから
中庸なんて簡単に言いますが
実際には人によっては大変難しい
って事です。
これはビジネスの世界でも良く目にしますよね。
ガンガン拡大を続けて
最後は破産
昔から今に至るまで
猪突猛進型経営者の絶える事の無い定番コースです。
ただ
この中庸で収まらない人たち
これも人類にとっては欠かせない
歴史を見れば良く分ります。
歴史はある意味そんな人達で出来てるのです。
さらにこのタイプの人たちが
経済も発展させるんですよね
ですから
個人としては残念な結果に終わりますが
社会全体としては必要
そう言えるのです。
ですから私自身は
そんな人たちに対する尊敬の念
これはいつも持っています。
ただ
自分の人生はそんな事にはなりたくありませんからね。
中庸
ないし凡庸
それで良いと思っています。
失敗はストレッチ程度で収めます。
