ファイナルキャンプ

本栖湖関連の記事が続きます。

我が家御用達のキャンプ場が本栖湖畔にある。
そらパパが仕事がらみで利用したのがきっかけで、
かれこれ20年近く、ほぼ毎年利用してきた思い出深いキャンプ場。

「本栖湖青少年スポーツセンター」県営のこの施設、
名前だけ聞くとキャンプ場とは思えないけど、
研修宿泊施設やグランドの奥には、林間の広ーいフリーサイトのキャンプ場がある。

施設の特異性ゆえに知名度が低く、
近隣のキャンプ場がごった返しているGWだって、予約なしでぷらーっと行っても空いてた。
ここのいいところはまだまだたくさん。
水場も転々とたくさんあって、トイレ棟には無料シャワーブースもいくつかあるし、
トイレ棟の水道は熱いぐらいのお湯も出る。

そしてなんといっても驚きなのが、その利用値段。
一人たったの270円（大人）ぽっきり。車料金とかもかからないから、
2人で行けば、たったの540円でOK!
しかも犬連れノープロブレム、
チェックインアウトの時間もなし。
とにかくゆるーい感じが大好きだった。

そらが家族になる前はただ単純にキャンプを楽しみ、
そらが来てからは、本栖湖で泳いだりカヌーをしたり…
ここを拠点にいろんな楽しみ方をしてきた。

前置きが長くなっちゃったけど、
そんな我が家にとっては、キャンプの原点ともいえる愛すべきキャンプ場が、
この10月いっぱいで閉鎖になることを知った。

毎年ご一緒していたそらパパの仕事仲間がファイナルキャンプをするというので、
連休初日（土）私の仕事が終わってから急いで合流。
あっという間に日が暮れちゃったけど、
この日は、10月にしては珍しく風がない穏やかな夜。
愛用のストーブでほっこりキャンプ。
夏のキャンプもいいけど、秋のキャンプはこのほっこり感がたまらない。


かっとびできたから大した下ごしらえもできず、夕ご飯は王道のバーベキュー。
まっ、ファイナルキャンプで原点に帰るっていう意味じゃ妥当なメニュー。

明けて朝。

残り物のおでんや、いただいたお取り寄せ塩サバ（絶品でした）を
ストーブで温めて朝ごはん。

そうこうしてると、暇を持て余したワンズが格闘技を始めちゃった。

ではでは、近場のお山へいっちょ登ってきましょうか。
このレポは次の記事。

連休最終日は台風予報なので、１泊しかできなかったけど、
ほんとに惜しまれるこのキャンプ場の閉鎖。
いろいろ行ってるけど、こんなリーズナブルでいいキャンプ場、他には無いんだよね。
あー、残念だなぁ。
この広ーい施設が今後どうなっちゃうのか？
そらパパは、資金があったら買い取りたいとか言ってたけど、
うちの資金じゃ、テントひと張り分も買えやしない。でも、
そのぐらい思い入れ深いとこだったのだ。

ここが使えないなら、もう本栖湖でわざわざキャンプをすることはないだろう。
ということで、ファイナルキャンプとなったのでした。

 

 

。