結構古いﾛﾚｱｰﾄです。USED品です。
このあたりのﾓﾃﾞﾙは当時生産本数が少なかった事もあり見かけなくなってきました。
ｹｰｽ径は36mmで厚みは8mm切るくらいです。記念すべきｼﾞﾗｰﾙ・ﾍﾟﾙｺﾞ自社製cal.3100搭載です。
1995年のﾊﾞｰｾﾞﾙ・ﾌｪｱで発表された時計です。
当時、世界の腕時計(No.24)でも大きく紹介されていますがその文章が非常に興味深いです。
「1970年代のﾓﾃﾞﾙをﾃﾞｻﾞｲﾝﾍﾞｰｽに置いた、重厚感溢れる新作である。」
これを重厚感溢れるというのですから今では考えられないですね。流石に今この文章は書けませんね。
ｺﾝﾋﾞﾓﾃﾞﾙは95年当時で82万円。SSﾓﾃﾞﾙが46万円。
ちょっと分かりにくいかもしれませんがこれは当時結構な金額です。
1995年、ｵﾒｶﾞ(ｽﾋﾟｰﾄﾏｽﾀｰ手巻き)が22万円、ｾﾞﾆｽ(ｴﾙ・ﾌﾟﾘﾒﾛ ｸﾛﾉﾏｽﾀｰ※ﾄﾘﾌﾟﾙｶﾚﾝﾀﾞｰではない方)が30万円、ｼﾞｬｶﾞｰ・ﾙｸﾙﾄ(ﾏｽﾀｰ・ｺﾝﾄﾛｰﾙ)が35万円、ﾌﾞﾗｲﾄﾘﾝｸﾞ(ｸﾛﾉﾏｯﾄ※ﾙｰﾛｰﾌﾞﾚｽﾚｯﾄ)で33万円、ｵｰﾙﾄﾞﾅﾋﾞﾀｲﾏｰSS/革で27万円の時代です。
勿論現行品に比べれば質は高くないですが、当時としては高級ﾓﾃﾞﾙでした。
ｹｰｽ、ﾌﾞﾚｽﾚｯﾄ共にSS/PGのｺﾝﾋﾞ仕様で、文字盤はｸﾞﾚｰです。文字盤は濃いﾌﾞﾙｰｸﾞﾚｰのような色です。
流石に年代を感じますね。
ただ、現行品ﾛﾚｱｰﾄのﾃﾞｻﾞｲﾝﾍﾞｰｽは70年代当時のものではなく明かにこの年代のものです。
着け方によっては古臭くなってしまいますのでｶｼﾞｭｱﾙに着けて頂きたいですね。
この時計は当時弊社で販売したものではありません。
付属品は全くなく、余り駒もございません。ｻｲｽﾞは手首回り16.5cm～17cmまでの方に限ります。
外装の状態は全体に小傷ございますが悪くはありません。
少し遅れが出てきていますのでそろそろOHした方が良いかと思います。
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