林時計鋪

もちろん時計の話を中心にその他諸々を、、、

『空目のつづき・・・10』

2010-08-25 | ~2010.12.31

私が4歳のころ、家族4人で賢島に海水浴に行った。家族全員でホテルに泊まる旅行は、この賢島行きの後にも先にも無い。

はじめて浮輪の中に体を入れて、プカプカ海を漂って・・・、たぶん楽しくて仕方なかったはずだ。


長い時間、海で遊んでいると徐々に浮輪がしぼんできた。

母は、浮輪を膨らませる為に私を父に抱っこさせようとしたのだが、どちらかが誤って私を海に落としてしまった・・・・!!!



どれぐらいの深さか全然分からないが、ゴツゴツした岩がある『海の底』に足が着いたのが分かって思わず上を見上げると、手を伸ばしても届かないキラキラ光る海面と両親の足が見えた。それがとても遠くに思えて不安になった。


海から顔を出したときは、思いっ切り泣いた。



ほんの数秒の出来事だったはずなのに、とても長く感じ今でも鮮明に覚えている。



Girard-Perregaux(ジラール・ペルゴ)
SEA HAWK Ⅱ(シーホークⅡ)
※多色文字盤やラバーベルトタイプもございます。
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”テルちゃん”と呼ばれる男

2010-08-23 | ~2010.12.31
・・・誰でしょう?

実は、ジラールペルゴ日本総代理店、ソーウインドジャパンの有名人。

その名も”テルちゃん”。 (失礼御免)

その腕に映えるは”GPシーホークⅡ”。

業界でも有名なお洒落人、テルちゃんのchoiceです。

イヤ確かに、素朴でカッコイイ時計です。

・・・林時計鋪に集めました。

ソウ、時計もテルちゃんもgoodです。
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「横顔のミリョク。」

2010-08-21 | ~2010.12.31


毎年この時期に、お店に鷺草を届けてくれる方がいて、
サギの飛ぶ姿に似たちいさな白色の花は
特徴ある姿ながら主張しすぎず、
みる人を涼やかにする。
ほんとうに愛らしい花だと思う。
今年もこの季節が来たかぁと、少し、しみじみする。

自然の儚さもうつくしいが、
職人の手で緻密に、より永い生命をと造りだされるモノも、
またうつくしい。
そこには、終りなき研究開発があり、自然と人の手と、相反するようでいて
その両方に魂は宿っている。

キカイ式時計が愛され続けるのは、
人の横顔の様に、経験に裏付けられた魅力がどんどん増していくからだと思う。
もちろん、この時計にも、そんな未来があるのです。
永いスパンで考えるからこそ、今をたいせつに。
そんな風に思います。
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「ジラールペルゴ 1966 クロノグラフ」

2010-08-15 | Girard-Perregaux

昨年、ヴァシュロン トラディショナルクロノグラフPG、オーデマピゲ ジュールオーデマ

クロノグラフ。今年、パテック クロノグラフ5170、ヴァシュロン トラディショナル

クロノグラフWG、ジャガールクルト マスタークロノグラフ等が次々と発表されました。

これらに共通するのはクラシッククロノグラフです。

そしてジラールペルゴからも。

ジラールペルゴ 1966 クロノグラフ。

250万円オーバーの時計です。高いです。しかし実物を観ると納得のモデルです。

文字盤の立体感、文字盤全体のバランスが本当にいいです。これこそクラシッククロノグ

ラフの完成形と言えるでしょう。

程好い大きさと厚さ。付け心地も最高です。

勿論自社生産。


PG、WGそれぞれ1本ずつあります。是非実物をご覧下さい。



・ 自動巻き
・ 生活防水
・ ケース径40mm
・ 厚さ12mm
\2,520,000(PG) \2,680,000(WG)
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