林時計鋪

もちろん時計の話を中心にその他諸々を、、、

『二コラ・ドゥラロイ』

2008-04-28 | その他時計
Nicolas Delaloye(二コラ・ドゥラロイ) ・・・ 1970年ジュネーブ生まれ。時計学校卒業後パテックフィリップ等で経験を積み、2004年独立・2005〜2006年オリジナルウォッチ発表。間違いなく真面目な職人。焼酎・日本酒もイケル独立時計師。


・・・何から話せばよいのか。その時計をスイス・バーゼル会場で見て以来、運命とはそういったものかと確認させるかのように、二コラ氏ご本人が林時計鋪の扉を開けたのは2007年11月のコト。そこから始まったのでした。
「ウチの真似して行商か?」と笑いながら見てしまった時計がイケナカッタ。何故、今、こんな時代にこんな時計を。でも、そういう時計を待ち探していたのです。

18金のケース径は37mmと41mmの二種類。グラスバック、ゴールドシャトン、ロービート、72時間パワーリザーブ量、地板にドゥラロイ家の紋章入り、そしてインデックスと針とケースのデザインバランスこれが良い。そしてそして、何よりの特筆点はムーブメント。1920年代の機械をベースに、新規ムーブメントの製造を自ら行っているのです。一人で。こんなことをやっている時計師は今殆どイナイ。生粋の時計師としての想い・誇りが他とは違うのでしょう。この文章は決して飾っている訳ではなく真実です。自信を持って発言、良い機械です。

伝統的なジュネーブウォッチの風格に、随所にパテックフィリップで培われた匂い、しっかりと重いのは18金の重みだけではナイヨウデス。
隣の分部食堂で酒を酌み交わした時に、性格の良さは確認済。
個人作家の作品はマチガイナク初期物を狙うべきです。世界で50本のみしか造らないそうですから。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加