二餅都構想
昨日と今日と、仕事のアシ車がレヴオーグのレンタカーでした。1600ccの廉価グレードのようです。
デジパネと言ったら語弊がありますが、中央の液晶に車速表示が可能と判明しました。フォントはゴシック体ですが、表示インターバルそのものはよくあるデジパネと同様の挙動です。見やすいですね。
ブースト計なども装備。
昨今の車にしては、異例にAピラーが細く、視界は良好。サイドウインドウの下端も低く、視界に関してはかなり考慮した設計のようです。
ボンネットも、さすがに先端までは見えませんが、ちゃんと目視できます。ここは、スバル車の伝統といったところですね。ダッシュボードとドアトリムのアッパパネルは、ウレタン製で質感は悪くありません。
ドアミラーのサイズも適切です。テールランプが膨らんでおり、後端を目視できるので、バックの際は目安になりますね。
正円じゃないハンドルに違和感。なにか意図があるなら構いませんが、単なるデザイン上のものなら賛同しかねます。気分はF1レーサーってか?
電動ブレーキと聞いてましたが、普通のハンドブレーキでした。造り分けをするくらいなら、全車このハンドブレーキで良かったと思います。
この椅子、なんか再生繊維丸出しって感じで安っぽかったです。高いグレードなら革でも使って豪華なんでしょうけど、ちょっとこのグレードの椅子はダメです。触感もザラザラとひどいものですし、ヘッドレストなんかフニャフニャでガッカリします。
FB16だっけ?1600ccの直噴ターボエンジン、1600とは思えない豪快な加速をします。ハッキリ言って、1600で十分です。2000ccなんかいらなかったんじゃないの?とさえ思います。1520kgもある車体をグイグイ引っ張る素晴らしいエンジンだと思います。
凄まじいデザインのアルミウィールとウィールカバー。タイアのマーキングとエアバルブの位置が全然合ってなくて笑えます。適当に組んでんな~
ボディ剛性も高く、走る、曲がる、止まるはかなりの水準です。さすがレガシィの後継を名乗るだけありますね。
しかし、電制スロットルのせいなのかターボラグなのかは分かりませぬが、アクセルに操作遅延が生じており、気持ち悪かったです。やっぱ、踏んだら踏んだ分だけ、ビュッっと素早く加速してもらいたいものです。また、どういうわけか、パーシャルスロットルなのに急にターボ加速することもあり、危ないなと思いました。SIドライブをSモードにすると、少し加速がよくなりますが、アクセル遅延は相変わらずでした。あと、優秀なハンドリングと引き換えに、乗り心地が犠牲になってるのも残念です。
いい車だとは思いますが、ちょっと味付けが子供っぽい車だな~と、今日も例によって評論家気取り。ペッ、ペッ