saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

台高山脈・明神平の正月撮影会

2018-01-04 17:15:26 | Weblog
今年最初の山は2018年1月3日(水)~4日(木)台高山脈・明神平周辺でした。フォトクラブ大峰の新年撮影会に連れて行ってもらいました。天理大WV小屋を使わせて頂けたので、新年会も兼ねた撮影会になりました。
3日は曇りでしたが時折、日差しもあり、珍しく氷瀑に近い状態に凍結した明神滝や霧氷林が綺麗でした。明神平へは、まだ撮影にゆける時間に到着しましたが、先に小屋の中へ入ったのが間違いで、冬山撮影の条件としては、そんなに悪くないお天気でしたが、天気予報では明日は‟晴れ”だから、夕焼けが期待できそうにない今日、動かなくても良いのでは・・・という意見におされて、何となく小屋の中に居るうちに夕闇が迫ると小屋の窓ガラスが、たちまち凍りつき、小屋の中の気温-5度℃になりました。こうなると、もう完全に宴会モード、おどろく程の量の食料、飲み物がテーブルの上にならび、フォトクラブ大峰の名物‟闇鍋”パーティ―のはじまりです。
誰かが夜間撮影はダメかなァ、とつぶやいたが、‟月も星も出ていない、ただ霧氷だけが成長しているだけだ!”と一蹴され、男所帯の宴はいっそう盛り上がっていきました。
4日、午前4時起床、外は比較的明るい霧、何となく空が明るい感じで天候が良くなるのでは?と期待させます。檜塚奥峰で日の出を撮影するというメンバーが暗い中、スノーシューを履いて、出発してゆきます。三ツ塚の分岐まで同行して前山方面へむかうことにしましたが、こちらはノートレース、素晴らしいブナ巨木の霧氷林の尾根を新雪を踏んで、快適に目的地点へ向かいました。
7時半頃、周囲の霧が一瞬、薄いピンク色に染まりましたが、その後は上空の雲が薄くなる事はあっても光が射すことはありませんでした。M氏が飛ばしてくれたドローンも白一色の霧氷林を捉えかねてか、上空を旋回していました(小さい写真はクリックで拡大)。

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