ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の昭和

2021-08-31 20:16:38 | 水戸

  市内で目についた昭和を思い出させるものを、少しずつですが選んでいこうと思います。今回は戦後の昭和です。

 

昭和25年の偕楽園(水戸市平和記念館 三の丸1-4-19)
 平和記念館展示の中に、戦後に復活した偕楽園梅まつりの風景写真(東門付近)がありました。偕楽園は戦中畑になったり、梅が燃料になったりし、さらに戦災にあって好文亭や梅林は焼けてしまったそうですが、梅まつりはすぐににぎわいを復活したそうです。

 

包装用品(水戸市立博物館 大町3-3-20)
 今年の2月に開催された「昭和浪漫」展に展示されていました。新聞紙で作られた紙袋、孟宗竹の皮、スギなどを薄くスライスした経木(きょうぎ)です。昭和40年ころまでは普通にあったような気がします。買物のついでに、読み終わった新聞紙を商店へ包装紙用に売りに行った記憶があります。

 

昭和58年度卒業記念(城東小学校 城東2-7-62)
 仲良しという像の下に、名前と一言を書いた煉瓦が積まれています。この頃、小学校の卒業記念に、名前などを書いたレンガを積む事がはやったようで、あちこちの小学校で、色々なタイプのレンガを積んだ記念碑が見られます。

 

子安観音碑(元石川町 36°19'29.2"N 140°29'55.4"Eあたり)
 こうした信仰碑は、新しいものを見ることがほとんどどなくなったようです。それでも、時として、子安観音と馬頭観音は建てられているようです。この子安観音は昭和60年の建立です。

 

めん処大黒(姫子1-810-18)
 昭和63年創業と書かれています。創業の古さを表示したのでしょうから、昭和は昔ということになっているのでしょう。かつて、「明治は遠くなりにけり」(中村草田男の句)という言葉がはやりましたが、昭和も遠くなりにけりといったところなのでしょう。

水戸の令和(2)

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水戸の釘隠(3)

2021-08-30 20:00:27 | 水戸

善重寺(酒門町2096-2)
 もっともポピュラーな六葉型です。本堂の屋外にある釘隠なのですが、緑青がふいていて長い時間の経過を感じさせます。

 

好文亭松の間(常磐町1-3-3)
 これは菊菱という名前の釘隠のようです。好文亭は部屋によって、いろいろな釘隠が付けられているようです。

 

好文亭萩の間(常磐町1-3-3)
 菱形をした八葉型の釘隠です。桜の間にもありました。

 

清巌寺呑竜堂(せいがんじどんりゅうどう 元吉田町3240)
 ここには松と竹の釘隠がありました。新しいもののようでした。

 

河和田町
 民家の塀ですが、ここにも釘隠がつけられていました。家紋の桔梗型のようです。

水戸の釘隠(2)

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水戸のポール

2021-08-29 17:02:34 | 水戸

 ぶらっと歩きをしていると、ときどきポールを見ることがあります。ポールにもいろいろあるようです。

 

鹿嶋神社(内原町1085外)
 祭礼の時などに神社の幟を掲げるポールなのでしょう。ポールを支える石柱に、(前回の)東京オリンピックと内原町政施行の文字が正面にありました。

 

常磐神社(常磐町1-3-1)
 昭和10年に勝力(かつりき)という軍艦の船尾側の帆柱を改修して建てた国旗掲揚塔だそうです。

 

筑地町
 民家が建てた鯉のぼり用のようですが、大変目立つポールでした。こぼんのうなお宅なのでしょう。

 

水戸八幡宮(八幡町8-54)
 避雷針も目立つポールの一つです。大きな建物の史跡には必ずいろいろな避雷針が設置されています。

 

水戸市植物公園(小吹町504)
 ノースポールというキク科の花だそうです。ノースポールは本来は北極という意味(ポールは極)だそうで、白い花が雪に覆われた北極を連想させるのでついた名前だそうです。クリサンセマム・パルドムスの園芸品種だそうです。

水戸の柱(4)

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水戸の野草(19)

2021-08-28 21:03:32 | 水戸

ミズキンバイ(アカバナ科)(逆川緑地 千波町)
 キンバイソウに似て水辺にはえるのでいうようです。きれいな印象的な花です。絶滅危惧種だそうですから、植えられたものなのでしょう。これだけ6/27に撮った写真です。

 

ヤブタバコ(キク科)(木戸房池(きどっぽいけ) 栗崎町36°20'37.2"N 140°30'37.8"Eあたり)
 葉がタバコの葉に似ているので付いた名前だそうですが、私などは、花がきせるの首に似ているという説を押したい感じです。近くにガンクビソウもありましたが、うまく撮れなかったので来年撮り直しです。(撮影8/21)

 

ヒシ(ミソハギ科)(小吹水源池公園 小吹町2059)
 池のハスが繁茂していない場所にびっしりと広がっていました。葉と実の形から菱形という言葉があるようです。変わった形の実で、鬼の顔だと言い合った子供時代を思い出します。(撮影8/25)

 

シマスズメノヒエ(イネ科)(逆川緑地 千波町)
 南アメリカ原産の野草だそうです。よく見ると花は少し不気味な感じがします。(撮影8/28)

 

ワルナスビ(ナス科)(逆川緑地 千波町)
 アメリカ原産の雑草で、駆除しにくくて、草全体に有毒のソラニンを含むので「ワル」の形容詞が付くようです。トゲも嫌われる理由の一つなのでしょう。(撮影8/28)

水戸の野草(18)

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水戸のステンドグラス

2021-08-27 20:39:00 | 水戸

 水戸では大規模なステンドグラスを今のところ見ていませんが、住宅やビルの窓や公共建築などで、ときどき出会うことがあります。

 

ステンドグラス テヅカ(元吉田町1838-7)
 工房を構えていて、教室も運営しているそうです。写真は入口の小さな表示ですが、おやっと目が向きます。

 

グッドウッドホリデイ(本町2-11-11)
 カフェの窓にあるステンドグラスです。すぐそばに、塩のレトロ看板を天板にした小机がありました。

 

水戸市立見和図書館休憩室(見和2-500-2)
 市章を中央に入れた、緑色でまとめたステンドグラスが展示されていました。

 

柏屋金物店(泉町1-1-3)
 大きなはさみを看板にしている店なので、何かそうしたものをイメージしたステンドグラスなのかもしれません。そうでなくても目を引くデザインです。

 

八幡町
 落ち着いた感じの花をデザインしたステンドグラスです。部屋の中への光の入り具合もいい感じなのでしょう。

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