ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の方形造り(3)

2021-09-30 19:56:41 | 水戸

 前回、方形造りのお堂では、不動、薬師、地蔵がほとんどと書きましたが、観音堂もあるようですし、八卦堂のような建物もあるようです。

 

下市不動尊(浜田2 36°22'02.3"N 140°29'57.8"E)
 利生山金剛院薩埵(さった)寺というお寺だったそうです。山号を刻んだ額の字は、常照寺開山の敬峰が書いたそうです。今は小さな方形造りの不動堂があるだけようです。

 

薬師山霊園(大場町 36°19'43.5"N 140°31'02.6"E)
 別所山崎共同墓地(常澄村史)に平成1年に建てられたお堂のようです。堂前の焼香盤の大きさにびっくりしました。墓地入口の表示は薬師山霊園となっていました。

 

八卦堂(三の丸1-6)
 陰陽五行説では、はじめ陰陽2つの気が生まれ、それが4つに分かれて東西南北や春夏秋冬といった4象となり、それがさらに分かれて8つの形を作ったそうで、それが八卦だそうです。八卦は万物変化の相を示し、徳川斉昭はその八卦(八角堂)の中に、不動の「弘道」碑(弘道館記碑)を配したのだそうです。

 

定善寺(酒門町363)
 浄土真宗のお寺で、本尊は阿弥陀如来の立像だそうです。その境内、本堂に向かって左にある観音堂が方形造りです。金文字で観世音と書かれた額がかかっています。

 

円通寺(千波町1227)
 円通寺は、鎌倉末期、元亨3年(1323)に今の東照宮あたりに建立された弥富寺(みぶじ)がもとで、今に至ったお寺だそうです。境内に施無畏(せむい)という額が掲げてある方形造りのお堂があります。施無畏は、仏がてのひらを相手に向けた、衆生のおそれの心を取り除いて救うという意味のようですが、観音菩薩の異名でもあるそうです。ですからこのお堂は観音堂のようですが、そもそも円通が中国で観音のことだそうです。

水戸の方形造り(2)

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水戸の健康遊具(6)

2021-09-29 20:58:02 | 水戸

 最近の遊具には、使用に適した年齢や使用方法が表示されるようになったようで、分かりやすくていいなと思います。表示以外の使用方法を自分で考えて、危険のないていどに行うのも面白いでしょう。ただ、実際に使われているところを見ることがほとんどないのは残念で、もっと利用されてもいい遊具のような気がします。

 

ジャンプタッチ(逆川緑地 千波町)
 斜めになっているバーのどこまで垂直ジャンプで届くかを見る遊具だそうです。写真左がジャンプタッチで、バーに番号が付いています。写真の右はぶら下がって移動する雲梯(うんてい)です。

 

ふくらはぎのストレッチ(元吉田古宿街区公園 元吉田町2107-1)
 上のバーに手を掛けて、つま先立ちをするそうですが、ほかにも下の横棒をつかんで前屈して肩のストレッチするなどの運動もできるそうです。

 

うであげアーチ(双葉台4丁目東緑地 双葉台4)
 アーチ棒にある輪を手から話さないで左右に移動させる遊具だそうです。身長に応じて2つのアーチを使い分けるそうです。

 

リズムステップ(堀町緑地 堀町803-2)
 バーをしっかり握って、ボードに足を開いて乗り、左右に体重移動をさせてバランス感覚などを養うそうです。

 

屈折平均台(元吉田市民運動場 元吉田町1977-27)
 平均台を屈折させると、より難しくなるようです。体幹やバランス感覚のトレーニングによいようです。

水戸の健康遊具(5)

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水戸の階段(7)

2021-09-28 20:32:57 | 水戸

角櫓(すみやぐら 三の丸2-5-18)
 2Fにのぼる急階段です。比べて見ると、大手門好文亭の階段の方が勾配は急なようです。2Fには狭い見張り部屋があるようですが、現在、のぼることはできません。

 

桜川ラバーダム(36°22'01.7"N 140°29'07.2"Eあたり)
 ラバーダムの起伏だけでなく、桜川左岸、ダム脇にフィッシュラダーも作ってサケの遡上などに対応させたようです。ここだけでなく、偕楽園公園内のラバーダムにもフィッシュラダーが設置してありますので、そのあたりまでサケが来ているのでしょうか。写真左がラバーダムです。

 

水戸駅北口地下通路(三の丸36°22'21.3"N 140°28'31.2"Eあたり)
 地下には駐輪場があり、自転車の昇降のために、自転車用のベルトコンベアー(写真右側)が階段脇に作られています。自転車は重いので、昇降が楽になるように、階段の蹴上げ(段差)が低くなっているようです。

 

くれふしの里古墳公園(牛伏(うしぶし)町201-2)
 公園の西側入口から入って、お富士様古墳といわれる17号古墳にのぼる階段です。この前方後円墳が、ここ一帯にある古墳の中で一番初めに築かれたものだそうです。

 

宮町商家
 下の部分が末広がりになっている、少し変わった形の鉄階段です。非常階段なのでしょうか。

水戸の階段(6)

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水戸の野草(20)

2021-09-27 20:48:02 | 水戸

 どれもここ2週間に見た花々です。やはり、キク科の花が多いようです。

 

ヒメクグ(お茶の水湧水 八幡町11-15)
 カヤツリグサ科。緑色の小さなボンボンのような花が咲いていました。茎の尖端に一つだけ花が付くそうです。クグはカヤツリグサ類をいった古名だそうです。このあたりには、湧水が連なっています。

 

コアカソ(鯉沢緑地 元吉田町642)
 イラクサ科木本。今はこの仲間があちこちで見られます。コアカソ葉は、菱形に近いかたちをしていて、先端が尾のようにとがっていて、ヘリにあるギザギザは8個以内だそうです。

 

カシワバハグマ(森林公園成沢地区 成沢町)
 キク科。「柏葉白熊」と書くそうです。葉がカシワの葉に似ていて、花が坊さんの持つ払子(ほっす)という仏具の先に付いているはぐまという毛に似ていることから付いた名前のようです。トレイルの㉓地点あたりで咲いていました。

 

ガンクビソウ(吉田神社 開江町(ひらくえちょう)499)
 キク科。花が煙管(きせる)の雁首に似ていることからの名前のようです。前回のヤブタバコも仲間で、同じように下を向いて咲いています。

 

シラヤマギク(森林公園成沢地区 成沢町)
 キク科。秋に山歩きをすると、必ずといっていいくらい見る野草です。ムコナともいうようです。これは、トレイル⑨の地点付近で見たものです。

水戸の野草(19)

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水戸の複合遊具(2)

2021-09-26 19:01:58 | 水戸

 公園の遊具といえば、すべり台とぶらんこ、鉄棒が御三家だったようですが、最近は、複合遊具がその役をはたすようになってきたようです。また、同じものを見ることがほとんどないようですので、メーカーにとっては戦国時代になっているような感じがします。

 

裡一丁目児童公園(本町1-8-1)
 低年齢の児童を対象にしたらしい、象をイメージしたような複合遊具です。

 

県営見和団地内公園(見和2)
 フィールドアスレチックがはやった頃につくられたのでしょうか、素材のほとんどが材木です。すべり台のおりたところが砂場になっているのも、今と少し違った感じです。

 

堀町街区公園(堀町1133-14)
 懸垂しながら渡る、雲梯(うんてい)の一種なのでしょうか、螺旋の輪が写真左側に付けられています。

 

城東児童公園(城東2-6-1)
 すべり台へののぼり方にいろいろ工夫する設備が多いようです。これなどは、何種類もののぼり道が作られています。

 

けやき台中央児童公園(けやき台1-21)
 写真左側に平均台が、裏側に雲梯が付けられています。

水戸の複合遊具(1)

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