ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の高等学校校歌碑

2020-03-31 20:25:26 | 水戸

 葛原しげるは、「村祭り」や「キューピーさん」などを作詞した童謡作詞家、大和田愛羅は、文部省唱歌「汽車」などの作曲者、櫛田明は校長先生、大木惇夫は「国境の町」などを作詞した作詞家、深井史郎は、「水戸黄門 天下の副将軍」などの映画音楽を手がけたクラシック音楽の作曲家だそうです。なお、水戸第一高等学校に校歌碑はないようです。

 

水戸工業高等学校(元吉田町1101)
 作詞:葛原しげる 作曲:大和田愛羅
 吉田ケ岡の朝風に 奇(く)しき科学の扉(と)をひらく

 

水戸桜ノ牧高等学校(小吹町2070)
 作詞・作曲:櫛田明
 緑あふるる桜の牧に 高く聳るゆわれらが母校

 

水戸商業高等学校(新荘3-7-2)
 作詞:葛原しげる 作曲:大和田愛羅
 紫匂ふ小筑波(おつくば)の こごしき峯のたたずまひ
 これは第一校歌だそうで、今の世の中にふさわしくさせたらしい第二校歌もあるようです。

 

水戸第二高校高等学校(大町2-2-14)
 作詞:大木惇夫 作曲:深井史郎
 水戸にはみつる梅が香の 誇りもゆかしわが学び舎

 

緑岡高等学校(笠原町1284)
 作詞:杉山澄 作曲:臼井英男
 春さきがけて白梅の 史のゆかりも香はしく

水戸の小学校校歌(4)
水戸の中学校校歌

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水戸の井戸(6)

2020-03-30 20:32:58 | 水戸

 手押しポンプの井戸がまだあちこちで見られます。水戸では、災害時用の井戸がたくさん指定されているようですが、停電の時には、こうした手押しポンプが力を発揮することになるのでしょう。10mの深さまでなら汲み上げることができるなどと、半世紀以上前に教わったことがあるような気がします。水戸は浅井戸が多いようですので、ほとんどの井戸は、手押しポンプでことが足りるのでしょう。今回は、それらを並べてみます。

 

筑地町の共同墓地
 水戸では川本というメーカーのポンプが多く目に付きます。墓地で使用する水を汲み出す井戸のようで。井戸水をくみ上げる縦管に空気が入ってしまったときに、再び汲み上げるために、上から水を流し込むそうですが、それをしやすいようになのでしょう、上部に蓋がないタイプです。商標マークが三本縦線の川の字になっています。コンクリ-トで固めた井戸の上に、厚板を渡してそれにポンプを固定させています。

 

大塚町
 これも川本式ですが、比較的新しいようで、商標マークは、川本の漢字をデザイン化しています。四角いコンクリート製の井筒に横からパイプを差し込んでくみ上げているようです。

 

緑町
 川本式のドラゴンというステンレス製の手押しポンプのようです。災害時などには役に立ちそうです。コンクリート製の丸井戸です。

 

浄安寺(緑町1-13-22)
 Nという字を六角で囲んだ商標マークがついています。背の高いスッキリとしたデザインのポンプです。コンクリート枡を、コンクリートで固めた井戸の上にのせて、そこにポンプを設置しています。

 

大場町
 帽子の絵とHATという文字が見えます。現役は引退しているポンプのようですが、相当珍しいもののようです。コンクリート製の丸井戸の上に乗っています。

水戸の井戸(5)

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水戸の根っこ(5)

2020-03-29 19:03:39 | 水戸

芳賀神社(栗崎町1677)
 どれも土が雨で流されて根が見えるようになったのでしょうが、これなどは、いかにもケヤキらしいどっしりとした感じがあります。樹齢は200年だそうです。

 

七ツ洞公園(下国井町2243)
 鳥の足が爪を立てたようなかたちをしています。

 

城南3丁目児童公園(城南3-15-1)
 根が太くなっていて、幹に近いくらいになっています。

 

常磐共有墓地(松本町13-34)
 入口付近です。舗装の上に土がたまってそこに根が張り、その後、土が流されて根が出てしまったように見えます。

 

茨城県庁(笠原町978-6)
 ケヤキの根が石を乗り越えて伸びています。

水戸の根っこ(4)

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水戸で選んだ春の草花御三家

2020-03-28 19:21:17 | 水戸


 春を代表する伝統的野草の花というと、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウの3つといっていいのではないでしょうか。そこで、水戸で見られる、新しい御三家を選んでみました。ムスカリ、ハナニラ、セイヨウナノハナ(と、セイヨウカラシナ)はどうでしょう。どれも外来種で、園芸や栽培のために植えられて野生化した植物のようですが、そうとうあちここちで見られます。ムスカリとハナニラは、いっしょはえていることが多いようですが、セイヨウナノハナは背が高くて、河川敷に多いようで、繁殖する場所が違うようです。水戸で、これらのように、目につく春の野草はあまりないので、新御三家といっていいのでは、と思いました。写真は六反田あたりで撮った伝統的野草御三家です。

 

ハナニラ(ヒガンバナ科)
 ニラとは属がちがうようですが、同じような臭いがするそうです。明治時代に日本に入ってきたようです。大工町の空き地で撮りました。

 

ムスカリ(キジカクシ科)
 ハナニラと同様、球根のようですが、そうとう繁殖力があるようで、ここ数年、急速に春の景色をつくるものになってきたようです。酒門町で撮りました。

 

ナノハナ、カラシナ(セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナ アブラナ科)
 桜川那珂川の河川敷一面に咲いています。花は食べられるようです。これだけたくさんあれば、何か活用のしかたがありそうです。水門橋(みずもんばし)付近で撮りました。

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水戸の若葉(1)

2020-03-27 19:51:47 | 水戸

 百合ヶ丘公園(百合が丘町10-43)の、冬芽の芽鱗(がりん 芽の覆い)がとれて、伸び出した若葉を見てきました。春が早足で進んでいるようでした。

 

カエデ(ムクロシ科)
 裂けてたれさがった若葉は、しっとりした若々しさを感じます。紅葉の赤い色がすでに見えているようにみえます。

 

キブシ(キブシ科)
 特徴的な、たれさがる花も目につきますが、上向きに伸びる若葉もきれいです。

 

コウヤボウキ(キク科)
 木本(もくほん)なので、去年の花の名残(写真左方)がある枝に、若葉が上を向いて飛び飛びに伸び始めています。

 

ニシキギ(ニシキギ科)
 チューリップのようなかたちをした若葉が出てきています。

 

ハンノキ(カバノキ科)
 いかにも若葉らしい、しっとりとした、赤と緑色が目につく姿です。動物の子供のかわいらしさと同じ雰囲気があります。

 

ミツバアケビ(アケビ科)
 若葉の赤さは、秋の紅葉とおなじ、アントシアンによるものだそうですが、秋の紅葉とは違って、なんとなく幼さというか弱々しさを感じるように思います。

 

ムラサキシキブ(シソ科)
 左右対称にきれいに伸びている若葉には、葉脈がそうとう目立っています。ムラサキシキブの芽に覆い(芽鱗)はないそうです。

 

ヤマブキ(バラ科)
 これも葉脈と細毛が目につくギザギザの若葉です。来月には花が見られるのでしょう。

水戸の芽(6)

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