升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

「汚染水を希釈して海に流そう」という人たちが決めた「基準値」を信用して良いのでしょうか

2020年05月24日 00時02分14秒 | 日記

広島ブログ

NHKニュースで原発事故後の福島県で田植えをされる様子が流れました。

原発事故で帰還がままならない皆様のことを思うと心が傷みます。

その地域での田植えですから本当は喜ぶべきことでしょうに、安易に「いいね」とは言えません。


福島第一原発周辺は330平方キロメートルが帰還困難区域に指定されていて、これまで立ち入りが制限がされていましたが、政府はことし3月、一部で規制を緩和し、避難指示を続けながら日中は立ち入りができるようになりました。
このうち大熊町の下野上地区で22日、帰還困難区域での初めての田植えが行われ、町から依頼を受けた農家がおよそ9アールの田んぼに田植え機を使ってコシヒカリの苗を植えていきました。

今回は「試験栽培」に位置づけられ、収穫されたコメは市場には流通させず安全性などを確認することになります。

試験栽培だから大丈夫と言うのは早計です。日中は立ち入りが出来るものの、終日その地域には立ち入ることが出来ません。ということは放射能による危険度があるということです。

時間の経過と共に放射能の濃度が下がり、帰還が出来ることを祈ります。

ただ疑問が残るのは「基準値」です。クリアできれば安全と学者は言いますが「汚染水を希釈して海に流そう」という人たちが決めた「基準値」を本当に信用して良いのでしょうか。
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