日本が国有地としている尖閣諸島は、中国も領有権を主張し緊張が続いています。その魚釣島に(その昔)上陸し国旗を掲揚したという記事を見ました。
2012年8月18日から19日にかけて、伊藤氏は地方議員らと尖閣諸島の魚釣島沖での慰霊祭 を目的として漁船に乗り込んだ。ところが、伊藤氏には仲間にも知らせていない「真の目的」があった。島に近づくと、闇に染まる海をひとり泳ぎきって上陸。山頂に登り、断崖絶壁に国旗を掲げたのだ。
伊藤祐靖氏:全自衛隊初の「特殊部隊」である海上自衛隊「特別警備隊」の創設メンバーの元自衛官・
朝日新聞など複数メディアが掲載した記事などからすると、上陸したのは伊藤祐靖氏一人ではなくて数名だっとも伝えています。
現在中国公船が日本の領海侵犯を繰り返していることから、米軍が安保上基地を置くなどの未確認情報もあります。
日本国としては国有地であると中国にアピールしていますが、韓国が竹島を実効支配しているような形態にしない限り領有権主張は進展を見せないようにも思います。ただ実行支配のための基地や標識を設置すると新たな争いの局面を迎える恐れもあります。
1972年9月25日の日中国交正常化交渉が戦後の日中関係スタートです。
田中角栄と周恩来による日中国交正常化交渉の中で、尖閣列島について田中首相から出されたが周首相から「今、話し合っても相互に利益にはならない」として、それ以前のまだ正常化に向けて残っている案件の処理を急ぐこととなった。
という経緯がありながら、日本が国有化したことに端を発して両国の小競り合いとなったと思います。
やはりこの問題は両国の代表が話し合って解決するしか方法は見えません。