升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

バランスを崩すと簡単に横転するトラクター

2020年05月20日 00時00分54秒 | 日記

広島ブログ

コロナ対策の正念場なのに、どさくさ紛れに乗じて不要不急な検察庁法を持ち出した政府・与党は世論に叩かれて引っ込めざるを得ませんでした(アベノマスクは依然として届きませんが、問題法案はあっという間に引っ込めました)。

この案件はもっと慎重に審議して国民の共感を得なければならないと思います。

NHKは農繁期のこの時期、農業事故を取り上げていました。


“危険な産業”と指摘される農業。農作業中に死亡したのはおととしまでの10年間に全国で3450人に上ります。なぜこれほどまでに多いのか、農地に潜むさまざまな“ミスマッチ”が死亡事故を引き起こす可能性があることがわかってきました。平地が少ない日本では田畑の耕作面積をできるだけ広げてきた結果、幅の狭い農道やあぜ道が多くできました。そして生産効率を高めるために長年、進められたトラクターの大型化。いま農家の平均年齢は67歳と急速に高齢化が進んでいます。

いろいろ取材調査されたことが載っているのですが、根本的な欠陥を見抜いていないように思います。

日曜劇場の「下町ロケット」でも自動操縦のトラクターが登場して、田んぼへの昇降坂道ででんぐり返ったのを見られたと思います。トラクターはタイヤが大きくて安定そのものに見えますがそれは間違いです。

私も中古のトラクターを購入して「勝手な農業」で使ってみて感じました。

ちょっとした段差でバランスを崩すと簡単に横転する危険を持ち合わせています。トラクターを運転される方はご承知だと思います。車幅を広くするか重心を下げるかすれば解決しますが、それでは農地での使い勝手が良くないからでしょう。

でも、安全を求めて改善する余地はあると思います。

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