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産経新聞「談話室」に掲載より転載

2019年08月19日 00時22分49秒 | 遺族会(各追悼式・戦争証言などを含む)

千葉市遺族会会員の友人より投稿されました記事を頂きましたのでご紹介させて頂きます。      

 

 

 「ここだ!」戦没者の魂が教えてくれる ガダルカナル島 遺骨収集に同行

【ガダルカナル島(ソロモン諸島)=甘利慈、池田祥子】
第二次大戦の激戦地で、日本軍が劣勢に立つ戦局への転機になったガダルカナル島戦。約3万人の日本軍将兵のうち、約2万1900人が命を落とし、島には今も約7千人分
の遺骨が残されたままだ。
2018年8月29日から現地を訪れ、2カ所で遺骨収集を行っている民間団体「ガ島未送還遺骨情報収集活動自主派遣隊」に同行した。
30度を超える暑さと猛烈な湿気の密林で作業は困難を極める一方、戦後70年を経ても祖国帰還を果たせない遺骨の存在に改めて活動の重要性を感じた。(以上HPより)

全国戦没者追悼式の安倍首相のおことばより一部転載

 今、私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、私たちは決して忘れることはありません。改めて、衷心より、敬意と
感謝の念を捧(ささ)げます。
未(いま)だ帰還を果たされていない多くのご遺骨のことも、決して忘れません。
ご遺骨が一日も早くふるさとに戻られるよう、私たちの使命として全力を尽くしてまいります。  
我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国として、ただ、ひたすらに歩んでまいりました。
歴史の教訓を深く胸に刻み、世界の平和と繁栄に力を尽くしてまいりました。
戦争の惨禍を、二度と繰り返さない。この誓いは、昭和、平成、そして、令和の時代においても決して変わることはありません。・・・と。

安倍首相のお言葉にも遺骨収集にも全力を尽くします。とございましたが、遺族は年々高齢化が進み気持ちはあっても現場に行かれない状態の中、ご紹介の中村様のご尽力に
頭が下がります。

海軍の父を持つ私は、遺骨は早くからあきらめておりますが、ジャングルに眠ったままのお遺骨は1日も早く故郷に帰って頂きたく、首相のお言葉を信じたく思っております。

長い間、恥ずかしいことですが、日本遺族通信にご案内の慰霊巡拝先の地名に、こんな島があるの?場所は?と戸惑うばかりでした。
パソコンで調べながらなぜこんな場所で戦っていたのでしょうか?植民地の拡大?今でも戦争責任者は出てこい!と叫びたい気持ちです。
親のいない心の淋しさは言葉になりませんでしたが、親戚縁者のおかげで何不自由なく今日を迎えておりますことに今は「感謝」のみです。
しかし、父を恋う気持ちは永遠です。
今日の平和な時代に、未熟な親による子供の虐待、殺人、未熟な子供による親の殺人などを見聞きするたびに憤るばかりです。
今一度、生あるもの命の尊さを心に刻み、永久の平和をお祈りするばかりです。 

コメント (2)
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