指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

お茶の水は明治大学タウンになっていた

2014年05月25日 | 東京
浜田高志さんの「宇野誠一郎」講座に行った後、駿河台を降りて地下鉄で帰るが、このお茶の水一帯が、明治大学のエリアになっていることに驚いた。


学生時代は、本と映画、レコードを探す他、政治集会で明大記念館や中大の講堂などに良く来た。


だが、中央大学は八王子に行ってしまい、お茶の水は明治のものになったようだ。
駿台などの予備校もあり、相変わらず若者の町として、非常ににぎわっている。
実は、私はこのエリアとの付き合いは古くて、小学年の時、目の手術で三楽病院に2カ月入院していたことがあり、その後も治療でよく通ったのである。
勿論、母親に連れられてだが。
近年、ある時期に都心から郊外に移転した大学が、元の都心に戻る例が多くある。
青山学院がそうだが、関西でも一時期京田辺市に移転した同志社大学が、また京都市内に戻り、周辺の賑わいが戻ったそうだ。
大学と言うのは、本質的にイメージ産業なのだから、賑わいのある町にあることが必要なのだろう。

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