指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『伊豆の踊子』 1963年吉永小百合版

2022年05月22日 | 映画

夜、阪神が勝ち、予想どおり大相撲は照ノ富士が優勝して夕食の後、

適当にチャンネルを廻していると、東京MXテレビで西河克巳監督の『伊豆の踊子』をやっているので、見る。

踊子は、吉永小百合で、一高の学生さんは高橋英樹、踊子一座の男は、大坂志郎で、元新派の役者となっている。

母親は、浪花千栄子で、その他紙屋で井上昭文、鳥屋で桂小金治などが出ている。

当時、伊豆半島は道路建設で多くの人間が出入りしていたのだ。

大坂志郎と浪花千栄子が、いろんな芸を見せるが、この1963年当時、吉永・高橋の青春映画でも、多くの世才が見るものだったわけで、単純に若者向けになっていないところが、時代の差である。

 

                                 

                                   右奥は、西河克巳監督

原作者の川端康成は、伊豆の撮影現場に来たそうである。

完全なロリコンですね。

MXテレビ2


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