指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

職人芸の日本映画

2024年03月12日 | 映画

日本映画が、アカデミー賞で2本受賞したのは、喜ばしいが、どちらも技術的である。

日本映画の黒澤明、小林正樹、小津安二郎、溝口健二らも結局は職人的仕事の見事さに成立していたと思う。

だから、映画『オッペンハイマー』のような作品は出てこない。

日本にも興味深い人間はいた。

陸軍の石原莞爾など、最高ではないか。

                

満州事変を起こし、満州国を作ったが、東條英樹によって陸軍を追われる。

この数奇な運命を、幼い小澤征爾の目から描けば、と思うのだが。

コメント (5)
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