安倍首相の所信表明演説も終わり、いよいよ国会の始まりです。
気になるというより心配なことは、
〈国会での質問時間を「与党5対野党5」にしたい〉
との自民党の意向です。
11月15日の衆院文部科学委員会の質疑は、「与党1対野党2」の比率で行われ、
先例とはしない、との合意でしたが、今後のことが気になります。
《国会の場において、政府は審査対象者だ。与党は、その身内である。
審査員を務めるのが、野党の役割だ。
質問を発するという仕事は、基本的に野党に帰属する。そのはずである。
この辺の認識がしっかり出来上がっていない人々には、国会の議場に
足を踏み入れてほしくない。》
(毎日新聞2017・11・18朝刊)
と、同志社大教授・浜矩子氏は述べています
全くもって同感です。
政治家としての良識とか、節度など放棄してしまったのでしょうか。
こちらが 恥ずかしくなってしまいます。
また浜矩子氏は
《議院内閣制の下で、政府と与党は限りなく一体だ。
よほど仲間割れが著しい与党なのでなければ、与党議員が政府に向かって
質問するのは、形式主義的自問自答に過ぎない。》
とも記されています。
菅官房長官は、時間配分に関して、
「議席数に応じるのは国民からすればもっともだ」
述べていましたが、この方の見識を疑ってしまいます。
何を持って〈国民からすれば もっともだ〉などと言えるのでしょうか。
国会での質問は、まだ国会に身を置いて日の浅い議員が、地元の有権者向けに
する「顔見世興行」とでも、思っているのでしょうか。
呆れてばかりもいられません。
しっかり、これからの国会を注視しなければまだまだ、「ナメラレテ」しまいますから。
〈ゴマメのばーば〉
気になるというより心配なことは、
〈国会での質問時間を「与党5対野党5」にしたい〉
との自民党の意向です。
11月15日の衆院文部科学委員会の質疑は、「与党1対野党2」の比率で行われ、
先例とはしない、との合意でしたが、今後のことが気になります。
《国会の場において、政府は審査対象者だ。与党は、その身内である。
審査員を務めるのが、野党の役割だ。
質問を発するという仕事は、基本的に野党に帰属する。そのはずである。
この辺の認識がしっかり出来上がっていない人々には、国会の議場に
足を踏み入れてほしくない。》
(毎日新聞2017・11・18朝刊)
と、同志社大教授・浜矩子氏は述べています
全くもって同感です。
政治家としての良識とか、節度など放棄してしまったのでしょうか。
こちらが 恥ずかしくなってしまいます。
また浜矩子氏は
《議院内閣制の下で、政府と与党は限りなく一体だ。
よほど仲間割れが著しい与党なのでなければ、与党議員が政府に向かって
質問するのは、形式主義的自問自答に過ぎない。》
とも記されています。
菅官房長官は、時間配分に関して、
「議席数に応じるのは国民からすればもっともだ」
述べていましたが、この方の見識を疑ってしまいます。
何を持って〈国民からすれば もっともだ〉などと言えるのでしょうか。
国会での質問は、まだ国会に身を置いて日の浅い議員が、地元の有権者向けに
する「顔見世興行」とでも、思っているのでしょうか。
呆れてばかりもいられません。
しっかり、これからの国会を注視しなければまだまだ、「ナメラレテ」しまいますから。
〈ゴマメのばーば〉