Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

スタートダッシュ失敗(2節横浜FC戦)

2024-03-02 23:16:59 | マッチレポート24'
開幕ホーム2連戦は2分けで勝ち点2。1勝1敗よりも劣るわけで及第点には至らずスタートダッシュには失敗した。


鮎川、池田に続き今節は新太も欠場と苦しい台所事情は続く。昨日U-18から2名の2種登録が発表され、これはおそらく来週のルヴァン対策と予想される。厳しい言い方になるけど今日3〜4回のプレー機会があった佐藤丈晟はその全てでミスかもしくは対面の相手に負けていたのでまだJ2のリーグ戦でやれるレベルではないと思う。つまりチーム内ではメンバー入りのための競争は行われておらず出られる人から順に選ばれているような状態なんじゃないかと思う。こればっかりは早期回復を願うしかないので何とかチームがギリギリ耐えられてる間に戦える陣容になってほしい。


開幕戦の仙台戦と似たような渋い内容。仙台戦の長沢のゴールはオフサイドだと思うので開幕から2試合で実質ノーゴール。第一次片野坂政権を思い出すとちょっと寂しい数字だ。前半に即時奪還に成功しかけたシーンが2回ほどあったけどそれを戦術の柱にしようというほどではなさそうだし、かと言ってボールを大事にして敵陣侵入を試みるような姿勢も見られない。点が取れないこと以上にチームが目指そうとしている方向性が見つけられないことの方にもどかしさを感じる。片野坂さんの言葉から必死にどういうことを目指そうとしているのか探し出そうとするけど、これといったヒントも見当たらない。やりたいことはあるけど人のやりくりでそれどころじゃないという感じなんだろうか。


今日良かったのは前半途中から後半に横浜FCのトリプルチェンジで主導権は奪い返されるまでの数十分間で試合を支配出来たこと。やはりまだ第一次片野坂政権から見る側の頭がアップデート出来ていないので、ボールを握って主導権も握れるサッカーの方にどうしても安心感を感じてしまう。野嶽であったり、将輝であったり、堅心であったり単発で良いプレーはあるものの組織的とは言いづらくかつ流れとなって続くこともない。良くないながらも飛び道具なり、個の暴力なりで何とか勝ち点3を取れてしまうようであればそれでいいんだけど、この2試合はそれも出来なかった。


ハマタローは見事に前節のミスを取り返した。勝ち点直結のスーパーセーブ。一方でPKについては横浜FC側の人選ミスの感も多分にある。もう決して人材を潤沢に抱えているとは言い難い千葉がアカデミー出身の22歳の選手を岡山に続き同カテゴリーの横浜FCに完全移籍で放出したということは現状での櫻川ソロモンの力は推して知るべしなわけで、キックが巧みな福森とか外国籍選手とか他にもいたと思うけど。まあ、うちは助かったのでどうでもいいけど。


入場者数は第2節にしていきなり開幕戦から50%超の減少と状況は苦しい。土曜日14時キックオフでこれなので結果で目立つ以外に解決策はないように思える。あと横浜FCのユニフォームサプライヤーがプーマに変わっていたことで思い出したんだけど、今シーズンの大分のユニフォームは青パンツに戻してほしかった。21年シーズンに黒パンツを導入した時は新鮮で良いと思っていたけど、あれから降格、昇格失敗、昇格失敗と結果だけを見れば最悪の3年間を過ごしてきたわけで心機一転パンツの色はかつての青パンツに戻してほしかった。


仙台や横浜FCはシーズン最後まで自動昇格を争うライバルだからという淡い期待もないわけじゃないけど、それが分かるのはもっとずっと先だしね。次は週中にルヴァンをやってから7日間で静岡連闘というメンバーが揃わないチームには非常に厳しい日程。ここは乗り越えたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全貌は見えなかったシン・カ... | トップ | 深刻な得点力不足(ルヴァン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マッチレポート24'」カテゴリの最新記事