自由と正義のための選択肢

今後の日本の進むべき道を考える政治ブログ

最後は賭け #1748

2021-05-04 23:21:32 | Truths

以前、左翼観念論者たちは盛んに"非武装中立論"を唱えていた。
敗戦後の喪失感漂う時期の儚く幼稚な幻想だったように思う。
原発ゼロとかゼロコロナとか、昔も今も左翼は妄想が好きなようだ。
夢遊病者の存在感は薄い。現実の中で生きる人々の支持は得られまい。

今は一国だけで自国の防衛を完結する事は事実上不可能な時代。
武装中立も現実的ではない。結局、中立=コウモリ外交になる。
どっちつかずで、どっちにも良い顔をする。秘かに漁夫の利を狙う。
これは両方から不信感を持たれ、両方から疎外され、孤立する末路

コウモリ外交は悪手。賭けであっても一方に付く方が遥かに有利。
その場合選ぶのは①価値観の近い側②信頼できる側③負けない側
ナチスドイツを選んだ日本は全てを失う寸前まで行った。
昭和天皇の聖断が無かったら高い確率で共産化していただろう。

日本は日本人の国。マルクスの国でも中華の属国でもない。
偏狭な民族主義ではなく、国の価値観=アイデンティティは重要
千年以上の歴史と西欧ヒューマニズムが融合した現代日本の価値観
それは、器として人々を包み込む前提としての自由と民主主義だ。

その上で米国側に付くか中国に付くかを選ぶ。答えは一択である。
米国が現在の覇権国だからではない。価値観が遥かに近いからだ。
誰が進んで野蛮な国と手を結ぶ?強欲で目が眩んだら身を亡ぼす。
アジア支配の目論見でナチスを選んだ轍は二度と踏んではならない。

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