義侠 #2086

義侠とは"正義を重んじ弱い者を助けること"(明鏡国語辞典)

日本のウクライナ難民積極受け入れに世界が驚いているという。
助けるのは当然だろう。内戦を起こして国外に逃げているのではない。
他国による侵略で命を落とす危険に曝されている人々なのだ。
日本に到着し出迎えの人々と抱き合う姿を見る度に涙を誘われる。

例のコメンテーターは「自分達だけ助かって」と言うのだろうか？
避難を望むウクライナ人全員を助けることはできないと分かっている。
我々にできるのは縁あって日本へ辿り着いた人々を温かく迎えること
そしてロシアへの経済制裁により、侵略を一日も早く辞めさせること

勿論、団結して侵略と戦う姿が日本人の義侠心を掻き立てる面あり
これが気に食わない日本人？もいるようだが。長い物には巻かれろ？
人間の尊厳を守る為戦う人々に敬意を以て接するのは人として当然
見返りを求めるとか、宗教的偽善とも違う。それが義侠心だ

ロシアに阿る為か、ウクライナ難民受入に非常に消極的な国もある。
正に外道。これは"人でなし国家"を検出するリトマス試験紙になる。
碌に侵略と戦う事なく隣国に逃げて来て70年居座っている例がある。
被害者面して反日活動に勤しむ不良難民も居るから要注意だ。

ウクライナ難民は特例。一般の難民受け入れとは区別しなければ
主権というものが存在する以上、国家の主人は国民である。
日本は日本人だけのものではない、と言い放った元首相が居る。
中国で「中国は日本人のものでもある」と言ってみる事をお勧めする。

相互信頼社会 #1966

韓国コロナ感染は何処まで拡大するか？オミクロン株も確認
やっと文在寅もウィズコロナ中断を決断。集会制限を10人から６人へ
この程度の小手先技で拡大が止まる？労働組合の集会止められる？
コロナ病床は満杯。救える命も自宅療養だけでは失われることに

急病や事故に巻き込まれ時、救急車が病院に担ぎ込んでくれる。
幸か不幸か、それが常識になっている日本では医療崩壊の実感が無い。
中国、イラン、印度等の出来事は、やはり、どこか別世界の出来事
だが、見た目が日本に似た隣国の状況は他人事ではない実感がある。

政策を１つ間違うと手が付けられなくなる。コロナ感染の恐ろしさ
一人一人が注意しただけでは足りない。相互信頼と責任感が不可欠
社会の相互信頼係数というものがあれば、日本はかなり高いと思う。
感染を自分の落度と考える人が多い日本。ミラクルの正体では？

枝野の"支え合う社会"は個人を社会に隷属させる危険なもの。
"相互信頼社会"は各々が自らの意思で扶け合う。信頼が基礎にある。
命令と服従ではなくボランティア。基本、強制ではなく自制
互いに好き勝手しなければ、それだけでかなり上手くやっていける。

欠点としては、事勿れ主義に陥りイノベーションが起きにくい事
ただ、これも互いを尊重する心があれば克服できると思う。
信頼はお互いが信義を貫くところから生まれるものと心得る。
だから昔から日本では裏切りが大罪。卑怯者や左翼は忌嫌われる。

なぜ日本だけ？ #1939

コロナ感染で死ぬ確率 vs ワクチンの副反応で死ぬ確率
効果の高い治療薬が無い段階では、前者が圧倒的に高いだろう。
まだ死にたくないと思う人はワクチン接種一択
所詮、生きるとはリスクの選択。日本人は賢明な選択をすると思う。

欧米やロシアで感染が再拡大、とマスゴミが騒いでいる。
ネットやワイドショーでは「なぜ日本だけが」が話題のようだ。
国内が沈静化すれば、今度は欧米の感染をネタに稼ぎたいのかも
だが日本人はこんな報道に怯えたり、韓国人のように慢心はするまい。

感染力の強いウィルスは、集団免疫獲得のハードルが高い。
容易に推察できる。７割が接種しても日本では3600万人が未接種
ウィルスが暴れまわる下地は十分。人口3600万の国はザラにある。
ただ、接種率が上がれば上がる程感染者が減るのは確実と思ってよい。

なぜ日本だけが減っている？玉川「答えはマスクだ」と言ったそうだ。
今でも人の居ない公園でマスク姿を見受ける。意味が無いと思う。
答えは日本人の愚かとも言える用心深さ。マスクは其の表象と見る。
マスクしていても欧米のベタベタくっ付き合う文化では感染する。

また日本人の感覚で欧米の再感染拡大を捉えるのはどうかとも思う。
感染は主に未接種者と言うし、効果が疑わしいワクチンも存在する。
欧米の意識ではコロナがインフルのようになっている可能性もある。
特効薬が出れは、コロナはネタではなくなる。騒げるのは今だけかも

国家意志 #1929

２年余り前の対韓輸出管理強化。通称ホワイト国外し
とある外紙に「戦後日本が初めて国家意志を発動した」とあった。
愕然とした。日本は国家意志を放棄した国と見られていたのだ。
この措置も裏で米国の要請か警告があったと思う。だが、それでも・・

ちょうどその時期に東京でクラス会があった。
ある人が「ようやく胸がスッキリしました」と述懐していた。
経済界の中枢にいる人でも韓国に対しては相当頭に来ていたようだ。
あんな国をホワイト国にしていたのだ。堪忍袋の緒が切れた印象

"遺憾砲"では国家意志の発動にはならないのだ、と実感
一方、国家意志の発動に対しメディアに物凄いアレルギーがある。
その口癖は「周辺国への配慮が不足」とか「軍靴の音が聞こえる」
今や固定観念と化し、かなりの国民が其の洗脳から醒めていない。

戦前の国家主義は行き過ぎだったが、メディアの反国家思想も異常
彼らの気にかける中韓こそが侵略の脅威となっているのが現状なのに
今もメディアは「日本が周辺国の脅威になってはいけない」
中共のプロパガンダと見紛うばかり。メディアは工作員なのか？

メディアに迎合する自民党議員の罪は左翼議員と同様に重い。
だが、左翼と比べ日本と日本人を大切に思う議員は自民が圧倒的
自民党も国民も国家意志(国家観)に目覚めなければならない。
"自由と民主主義を守る"が積極的平和主義の根幹たる国家意志と

分配より活性化 #1924

何となく昭和の雰囲気がするレトロな選挙。自民 vs 社共の最終戦争
コロナという未曽有の大異変に国民は暫しの安定を求めた感アリ
それが宏池会政権の復活。立ち位置も方向も見えぬ立憲は先祖返り
本当の課題は経済回復なのに、焦点のぼけた論争。立憲は論外だが

岸田が政調会長の時の十万円の給付金決定の顛末が脳裏を離れない。
あの時、なぜ彼はキッパリと「全国民に」と言えなかったのか。
ああいう煮え切らない態度が"国民から遠い政治家"のイメージを生む。
時代錯誤の"財政健全化"論の虜にならないか、非常に心配している。

"新しい資本主義"？大学生の弁論大会ではあるまいし。青臭い
官僚統制による経済成長は昭和の話。今は平均所得４万ドル時代
累進課税強化で分配促進？経済は生き物。そんなに簡単ではない。
「所得政策で景気が好くなる」とした韓国の悲惨な実例があるのに

格差を意識して「中間層を分厚くする」と岸田も枝野も言っている。
或る程度までは可能だが、必ず失敗する。机上の空論の典型だと思う。
保守政治家の力点は"経済の活発化" である。分配は目的ではなく結果
経済活動が活発になり人手が足りなくなれば賃金も必然的に上がる。

まずは失業を減らす。これはアベノミクスで略々実現している。
もし、あのまま民主党政権が続いていたら？想像するだけで身震い
民主政権「消費増税で景気が好くなる」と言って、あっさり公約破り
経済活性化に必要なのは減税、規制改革、先行投資なのだが