日本の政治が一向に進化しないのは左翼=革新という固定観念のせいだ。
現状に対する不満の発露の全てが革新ではない。単なる破壊も多々あり。
「破壊しなければ進歩は無い」というのは一方的なこじつけである。
最近の駅ビル改築は"営業しながら"の例が多い。列車は止められないのだ。
今や革命は夢物語。一部の活動家の思い通りに社会を変える時代ではない。
社会は器のようなもので、一部の人間の思い付きでどうこうするものに非ず。
絶対不変の真理があればいいのだが、現実にはそんなものは存在しない。
真理の相対性が民主主義の原点であり、そこから進化が生まれるのだ。
不完全を本質とする人間が完全であるかのように装うのは滑稽である。
ひとりの人間を神のように敬う処から進化は起きない。固定した序列社会
経済的発展も無いオワコン社会。それを暴力による強制で維持すれば地獄
いくら争いの無い社会が好いからといって、何の変化も無い社会は地獄
かつては「共産主義社会はこの世の天国」と宣伝され信じる者も多かった。
「ソビエトには乞食はいない」と教師が真顔で教えていたものだ。
真っ赤な嘘だった。モスクワには多数の乞食も居れば売春婦も居た。
その影響もあり未だメディアは左指向をやめない。進化に背を向けている。