放送の時代、終焉 #2118

民法はテレ東だけでいい、という声があるそうだ。
至極同感！テレビは殆ど見ないが、何となく分かる。
"カンブリア宮殿"は今も録画して毎週見ている。
"それなりに"だが、真摯な姿勢が伝わって来る印象がある。

他の４局は、どこの国の放送局か分からない惨状
テレ朝は明らかに左翼TV、TBSはトンスルTV
フジはバラエティー・お笑いTV、日テレはサラリーマンTV
どこもテレビ離れが進む中、独善化と退廃が甚だしい。

この５局に加えNHK。明らかに供給過剰と言える。
テレビ普及前、繁華街の映画館は人であふれていた。
一時期、幾つもあったレンタルビデオ店も最近は余り目にしない。
１地区に幾つもあった新聞販売店も今は１地区に一つが普通

英国BBC受信料、仏国テレビ税も廃止の方向に決まった。
公共放送という"錦の御旗"が通用しない時代になったのだと思う。
国営放送だと政府の宣伝機関になってしまう？一時代前の話では？
成熟した自律的民主社会では"公正中立"は自然に形成されるもの

自由で公正な競争の中から良心的なTV局が生き残る事になる。
自律的民主社会のバロメーターでもある。今の日本は過渡期だ。
政府や大手メディアによる情報独占支配は崩れつつある。
個人による情報発信も盛ん。放送の時代の終わりでもあろう。

残骸 #2112

先の日曜日、夕方、何となく"焦点"を視てみたくなった。
テレビ放送を視るのは久方ぶり。チャンネル名すら忘れていた。
ちょうど、最後の大喜利の場面。懐かしい。昔は毎週視ていた。
歌丸さんが辞めてから、いつの間にか視なくなっていた。

懐かしさはあったが、正直、その内容には唖然。一言で"残骸"
病欠者、座布団に座れない人、メンバーの高齢化が痛々しい。
"身につまされる"とはまさにこの事（(笑)）見たくない！
本当に老いてしまっては老いをネタに笑いは取れまい。

年初、メンバー交代がネットで話題になっていた。
だから、一度視てみようという動機に繋がったのだと思う。
こんなもんか。新鮮さは皆無。見なければよかった。
辞めていった人は幸運かも。どう見てもオワコン

こちらが醒めたせいもあるが、基本、出演者が醒めている。
笑いを取ろうとする意図が見え見えでは、笑いも起こらない。
意図をわざと見せて笑いを取る方法もあるが、限界がある。
必死でやっても、適当にやっても面白くない。限界だろう。

国民的番組？高視聴率？信じられない。
若い世代は見向きもしないだろう。別世界の悪ふざけ
シニアもマンネリ感。正直、息苦しさを感じスイッチOFF
テレビの時代、放送の時代の終わりを実感さぜられた次第

被害妄想 #2087

先端恐怖症の人を何人か知っている。
鋭い刃先や尖ったものを見ると反射的に恐怖を感じるようだ。
私にはそこまでの感覚が無いので、想像するしかない。
そう言えば私も血を見るのが苦手である。そんな感じだろうか。

日本の左傾メディアは「日本の言論の自由は脅かされている」が口癖
違和感を禁じ得ない。誰が脅かしているのか主体がハッキリしない。
政府等の政治権力？メディア自身の上層部？国民の世論？
BPOのような自主規制機関？個人情報保護規定のような倫理規定？

裏の状況は分からないが、概ね報道の自由は保たれていると思う。
どちらかといば、偏向や捏造がやりにくくなったという事では？
国民を簡単に騙せなくなった＝報道の自由が無くなった、なのでは？
真実という縛りがメディアの被害妄想を掻き立てているのだろう。

震災から１,２年の間、福島県産品への風評被害が相次いだ。
検査で合格していても不安。或る程度は致し方無いとも思う。
が、今も福島県産品を毛嫌いする人が居たら、被害妄想が疑われる。
一般に「危ない、危ない」の裏に政治的意図が隠れている事が多い。

いずれにせよ、被害妄想は生産性が無いし、寧ろ有害である。
いざ、ロシアの様な本物の言論弾圧が発生した時どうなるだろう？
吠える犬はいざというとき頼りにならないように思われてならない。
変更や捏造を繰り返すメディアが自由のために戦う？冗談としか

驕慢 #2085

世論に比べると、メディアの論調はウクライナ政府に批判的な印象
難民には至って同情的だが、侵略者と戦い続ける政府には懐疑的
侵略を自然災害のように扱っている感アリ。平和ボケ丸出し
それともかつての共産主義国ロシアへの思い入れがそうさせるのか

喧嘩の場合同様、戦争においても片方が一方的に悪いとは言えない。
侵略した側にも言い分はある。そんな事は百も承知。常識だ。
それでも、今回において"どっちもどっち論"には無理がある。
子供を殺すロシアを結果的に利する論調には違和感しかない。

メディアはウクライナ国民が国の為に戦うのが気に食わないようだ。
「人の命は地球より重い。戦うより中国人民となって生きるべき」
メディアは人間としての自由より奴隷の自由に憧れているのでは？
拘束に怯えながら生きる事に喜びを感じる変態なのかも

命懸けで国を守る人が存在するとは考えたくない卑怯者集団
抵抗を続けるウクライナ人への無意識の劣等感があるのでは？
「世論のウクライナへの同情は日本の軍国主義化に繋がりかねない。
大衆は愚かだから、指導する立場からウクライナも批判しなければ」

既に国民の８割が新聞を捨て、５割がテレビから離れてしまった。
にも拘らず「自分達は知の巨人」意識には恐れ入り谷の鬼子母神
今のメディアに必要とされるのは、煽りを控え謙虚になる事だろう。
今のメディアは驕慢の極み。驕る平氏の末路は哀れ。すぐそこだ。

俗悪無双 #2079

ウクライナ侵攻のような衝撃的事件は人間の本質を暴く。
想定を超えた残虐さにマスゴミの偽善的平和主義が崩れた感アリ
マスゴミに忖度しまくりのコメンテーターは最初降伏を勧めていた。
だが一転、「ロシア軍を壊滅させなければ・・」に変わったそうだ。

テレビなんて好い加減なもの。今も見続けている人の気が知れない。
最近TubeにTVニュース動画が矢鱈と出て来るようになった。
少し油断すると、見るつもりもない動画が勝手に出て来る。
つい見てしまう場合もあるが、違和感を禁じ得ない。

どうやら原因は、報道なのに作為を感じる事にあるようだ。
ネットでは当たり前の情報を、したり顔でウから目線で説明する。
判で押したように女子アナが地図でロシア軍の占領地を示す。
まるで其の地域が完全に支配されているかのような錯覚に陥る。

こういう地図を見せられているから「降伏しろ」コメントになる。
包囲されている→負けるにきまっている→人命優先で降伏すべし
いつも社会の現実を俯瞰的に見るマスゴミにありがちな通弊
自分達の勝手なイメージによる訳知り発言。失礼の極みだ。

彼らの降伏イメージは江戸城無血開城やポツダム宣言受諾だろう。
だが、これは例外的事象。世界では降伏＝生殺与奪の権の授与
「降伏すれば生き延びられる」というのは御花畑の発想
特に侵略を受けた場合、追い払うまで戦い続けるのが筋だろう。
日本が侵略された場合については村上龍「半島を出でよ」がお勧め