自由と正義のための選択肢

今後の日本の進むべき道を考える政治ブログ

錦旗正義より現実的正義

2023-01-10 07:48:37 | 終世記

古来、錦の御旗は日本における正当性の象徴 or 根拠とされた。
キリスト教における十字架(クルス)のように、それを見ると悪は怯む
鳥羽伏見の戦いで薩長軍が錦の御旗を掲げた途端、幕府軍は総崩れ
後付けの神話と思っていたが、そうとばかりは言えないようだ。

現代の錦の御旗は、平和、人権、ジェンダー平等、環境保護 etc
戦前、軍部への異論は「統帥権ですぞ」の一言で封じられたという。
今も「人権保護団体」と言えば、直ぐにメディアや自治体が食いつく
人権という錦の御旗を隠れ蓑に、膨大な額の不当な公金支出。大問題

錦の御旗は効果的で便利なツールだが、その正当性は看過されがち
寧ろ錦旗の正当性は徹底的に疑って掛った方がいいように思われる。
例えば「貧富の差が無い平等な社会」 これは言葉自体に矛盾を含む
管理無くして貧富の差は無くならない。管理する側とされる側が平等?

左翼は福島原発事故を念頭に「脱原発」を錦の御旗に掲げる。
電力需給の現実無視で「事故が起きたら・・」「攻撃されたら・・」
これは現実逃避型の錦旗。冷静なリスク計算によって乗り越える所
「ワクチンは危険」も同様。賭けの部分が残っても基本はリスク計算

「核廃絶で平和な社会」は御花畑の空想に基づく錦旗
核が無かった時代に戦争は無かったのか?甚だしい現実無視
錦旗正義の本質は催眠効果を伴う固定観念=認知バイアス
現実に幸福を齎す現実的正義こそが重要。左翼に騙されてはならない。