ホテルに着いて、おおぞら10号の車内で書き始めたエントリーを仕上げてアップ。
23時近くになって部屋を出る。
狸小路のホテルからは、歩いてほんのちょっとですすきの。ここで男心をくすぐるどこかに行く訳ではなく、ラーメン屋へ。
帯広でのばんえい競馬がメインな筈の旅行で帯広には一泊もせずに札幌に来たの理由は、俺にとってはばんえい競馬以外なにもない帯広で2日間競馬を続けるのは財布の中身的に危ないかなと思ったのとか、便数の多い新千歳空港からの方が帰り易いよなとか...。
と、やっぱり札幌でラーメンは食いたいよなと思ったのも理由のひとつ。そんな訳でラーメン屋に向かう。
行った店は"けやき"。
"純連(すみれ)"の後を継いで新横浜ラーメン博物館に出店している、札幌を代表するラーメン屋。
実を言えば、俺が札幌で一番最初に食べた味噌ラーメンがこの"けやき"。
有珠山噴火の影響でゲームが中止になり、ただ観光に札幌まで来た2000年4月の事。
当時は漢字で"欅"と表記するのが普通だった。
最初に札幌に来たのは1999年だが、この時は"爐(いろり)"という店でスペシャルラーメンという魚介類たっぷりの醤油ラーメンを食べていて、味噌は食べていない。
"けやき"は、今となっては超有名な行列店だが、1999年11月のオープンから半年に満たなかった当時は期待の新店的なステータスで、俺が行った時も待ち時間なしで入店した。
しかもこの時は、まだ不定期刊行だった北海道ウォーカーに付いていた割引券で料金が安くなるという...。そんな店なのだった。
ラ博で食べる"純連"の味噌ラーメンの脂っこさが、今は結構好きだと言えるのだけれど、実は当時あんまり好みでなかった俺は、本格的な味噌ラーメンって嫌いなのかもと思っていたのだが、"けやき"の味噌ラーメンは上品で味わい深く、とても美味しかった。
それ以来、俺自身は再訪する事はなかったのだが、説明しやすい場所にある事もあって、札幌でオススメのラーメンはと人に聞かれれば、必ずこの店を挙げていた。
その"けやき"に6年半ぶりに向かった。
すすきの交差点のすすきのビル。ニッカウイスキーの電飾の上、キリンビールの電飾内に表示された気温はマイナス1度。

その下を南に進んで、北海道銀行(薄野支店)の角を左に曲がれば"けやき"はある。
思ったとおり長蛇の列。

並ぶのは好きではないが、仕方ないので並ぶ。
店の外にテーブルがあるのだが、俺の前にいる8人位の団体が、店の人にそこでいいかと聞かれてOKしたらしい。
こんな寒い中、外で食うのはバカだが、まぁラーメン屋で領収書を切ってもらっているような連中だからいいか。
そんなおかげで、思っていたのよりは少し早く...それでも45分待ってようやく入店。
10人しか入れない狭い店内は当時のまま。
オーダーを聞かれて、後ではレジに時間がかかるのでと先に金を支払うようになったのは人気店になっての変化か。
今回は味噌に比べて50円増しの、ねぎラーメン850円を頼む。味噌専門店なので、すべてのメニューが味噌。
そしてここからが更に待つ。具を炒めて、スープに絡めてという丁寧な味噌ラーメンのつくり方で仕方ないのだが、目の前にラーメンが出て来たのは入店から15分。日付が変わる、午前0時ちょうど。

これじゃ回転も悪いし待たされるのも仕方がない。
とネガティヴな書き方をしつつ、ここのラーメンはやっぱり美味かった...。
並ばないで食べられれば、その方がいいに決まっているのだが、並んだ結果を後悔しないラーメン屋である事は間違いない。

◎札幌 味噌ラーメン専門店 けやき
所在地:札幌市中央区南6条西3丁目睦ビル1F (Map)
定休日:年中無休
営業時間:10:30~28:00 (日曜、祝日は~27:00)
23時近くになって部屋を出る。
狸小路のホテルからは、歩いてほんのちょっとですすきの。ここで男心をくすぐるどこかに行く訳ではなく、ラーメン屋へ。
帯広でのばんえい競馬がメインな筈の旅行で帯広には一泊もせずに札幌に来たの理由は、俺にとってはばんえい競馬以外なにもない帯広で2日間競馬を続けるのは財布の中身的に危ないかなと思ったのとか、便数の多い新千歳空港からの方が帰り易いよなとか...。
と、やっぱり札幌でラーメンは食いたいよなと思ったのも理由のひとつ。そんな訳でラーメン屋に向かう。
行った店は"けやき"。
"純連(すみれ)"の後を継いで新横浜ラーメン博物館に出店している、札幌を代表するラーメン屋。
実を言えば、俺が札幌で一番最初に食べた味噌ラーメンがこの"けやき"。
有珠山噴火の影響でゲームが中止になり、ただ観光に札幌まで来た2000年4月の事。
当時は漢字で"欅"と表記するのが普通だった。
最初に札幌に来たのは1999年だが、この時は"爐(いろり)"という店でスペシャルラーメンという魚介類たっぷりの醤油ラーメンを食べていて、味噌は食べていない。
"けやき"は、今となっては超有名な行列店だが、1999年11月のオープンから半年に満たなかった当時は期待の新店的なステータスで、俺が行った時も待ち時間なしで入店した。
しかもこの時は、まだ不定期刊行だった北海道ウォーカーに付いていた割引券で料金が安くなるという...。そんな店なのだった。
ラ博で食べる"純連"の味噌ラーメンの脂っこさが、今は結構好きだと言えるのだけれど、実は当時あんまり好みでなかった俺は、本格的な味噌ラーメンって嫌いなのかもと思っていたのだが、"けやき"の味噌ラーメンは上品で味わい深く、とても美味しかった。
それ以来、俺自身は再訪する事はなかったのだが、説明しやすい場所にある事もあって、札幌でオススメのラーメンはと人に聞かれれば、必ずこの店を挙げていた。
その"けやき"に6年半ぶりに向かった。
すすきの交差点のすすきのビル。ニッカウイスキーの電飾の上、キリンビールの電飾内に表示された気温はマイナス1度。

その下を南に進んで、北海道銀行(薄野支店)の角を左に曲がれば"けやき"はある。
思ったとおり長蛇の列。

並ぶのは好きではないが、仕方ないので並ぶ。
店の外にテーブルがあるのだが、俺の前にいる8人位の団体が、店の人にそこでいいかと聞かれてOKしたらしい。
こんな寒い中、外で食うのはバカだが、まぁラーメン屋で領収書を切ってもらっているような連中だからいいか。
そんなおかげで、思っていたのよりは少し早く...それでも45分待ってようやく入店。
10人しか入れない狭い店内は当時のまま。
オーダーを聞かれて、後ではレジに時間がかかるのでと先に金を支払うようになったのは人気店になっての変化か。
今回は味噌に比べて50円増しの、ねぎラーメン850円を頼む。味噌専門店なので、すべてのメニューが味噌。
そしてここからが更に待つ。具を炒めて、スープに絡めてという丁寧な味噌ラーメンのつくり方で仕方ないのだが、目の前にラーメンが出て来たのは入店から15分。日付が変わる、午前0時ちょうど。

これじゃ回転も悪いし待たされるのも仕方がない。
とネガティヴな書き方をしつつ、ここのラーメンはやっぱり美味かった...。
並ばないで食べられれば、その方がいいに決まっているのだが、並んだ結果を後悔しないラーメン屋である事は間違いない。

◎札幌 味噌ラーメン専門店 けやき
所在地:札幌市中央区南6条西3丁目睦ビル1F (Map)
定休日:年中無休
営業時間:10:30~28:00 (日曜、祝日は~27:00)