Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

近況。

2006-07-28 23:33:51 | Weblog
忙しい上に体調もあまりよくなく、しばらく何も書けませんでした。

新潟のゲーム後に入った呑み屋の話とか、翌朝、出社前に汐留、日本テレビで展示中の岡本太郎の壁画「明日の神話」を見に行った話については、途中まで書いていたのだけど、タイミングを逸したのでボツにします。

22日土曜日は、順調に仕事を終えて余裕で等々力参戦。
川崎フロンターレ戦
田中達也に永井雄一郎のゴールに歓喜。

26日水曜は駒場での大分トリニータ戦。定時に退社して向かう。
やばいかもと思った終盤に、田中達也の2戦連続ゴールで連勝。
良かった。

昨日(27日)は、CLUB Quattroでカーネーションとシーナ&ロケッツが出るライブにチケットを持っていたのだが、体調が悪く寄らずに帰る。残念。

今日もだるくて仕方なかったのだが、明日は気合入れて甲府に向かいます。
甲府盆地、暑そうなんですけど...。

ちょっとピンぼけ。

2006-07-21 23:50:55 | 浦和レッズ
かなり仕事が溜まっていてやばいんですが...。

この週末は、そのうちのひとつの仕上げで出社。
当初、作業担当者から出てきたタイムテーブルでは終了22時とかになっていてあせったのですが、何とか17:30までに終わるように調整しました。
予定通りにいかないと、明日のフロンターレ戦が。

さて、そんな感じで職場でメール読むのは帰り際にまとめてみたいになってしまうのですが、昼休みにこんなメールが届いていました。
会社のレッズサポーター仲間からです。
新潟遠征ご苦労様でした。
戦況についてはまた今度として、

ところで、・・・
この一戦のJスポーツの映像を再生してみましたら、
何と○○さんと思われる人が映っているではありませんか。

問題の映像は
後半開始前に選手がロッカーからピッチに戻ってくる時、
この時ゴール裏は達也コール(Come on super TATSAYA♪・・)で
気合を入れ、大いに盛り上げているこの時です、

この時この方は 何と・・・
 のん気にも左方向(BOYS又はメインスタンドの方向)をデジカメ撮影に夢中、
(「のん気に」は失礼しました、訂正すると、声を張り上げながらの撮影)
バッチリ映ってます。
一体何を撮っていたのでしょう? あややがいた?


家に帰って録画した映像を見てみたら、確かに映ってました。
ここにも試合毎にゴール裏からの画像を載せていますが、あのような画像を撮るには当然、ゴール裏でカメラを構えている時もあるわけです。主に前後半のキックオフの直前ですけど。

で、その時に撮影した写真は↓こんなのです。

被写体は「待ってたぜ達也...」のダンマクを掲げている様子ね。

Mizooから預かっているゲートフラッグは、直後に掲げているのですが、そういう時にTVカメラ向けてくれればいいのにね。


7/19、水曜の午後休を取って職場からスタジアムに向かい、翌日木曜の午後に新潟から出勤するという強行スケジュールもあり...ま、あんな試合では特に語りたくもないのだけど。

田中達也の復帰。
怪我人続出による緊急出動に感は否めず。できれば、サブでゲーム展開をみながら途中出場というのが良かったはずなのだけど、仕方ない。
もの凄く動いていたし、闘志も感じられた。
相手のボールを高い位置で奪って、フリーで駆け上がる田中達也。
本当ならゴールの予感にわくわくする瞬間だが、すぐ後ろをディフェンダーが追いかけている様子は見ていて怖かった。こっちのトラウマも払拭しないと。

NANO-MUGEN FES. 2006。そして、bonobos at 野音。

2006-07-17 23:31:47 | Weblog
やっと先週の事をアップし終えて、ほっとしてたらまた会社に出ることになるので、この三連休の事を。

って、土曜日は何もなし。
昼に酷い雷雨になって、家の近くに落雷連発。電気が瞬断してCMゲットの為に回していたHDDレコーダーが異常停止してあせったが、重大な問題はなし。ただ、録画しながらやっていた、各タイトルの名前変更やチャプター設定などは全部無効になってしまった。


横浜アリーナ7/16、日曜は、横浜アリーナへ。
ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES. 2006の一日目。
前にも書いたが、松浦亜弥のカジュアルディナーショーが外れたので、チャットモンチーも出るこのライブのチケットを購入。

オープニングのチャットモンチーからラストのアジカンまで8時間。目一杯楽しんだ。

チャットモンチー前に見たAXに比べたら、フロアの広さも聴衆の数も桁違いなのに堂々としたもの。「恋愛スピリッツ」という曲は、怨念のこもったような歌詞を、敢てオープニングのアカペラで強調して聞かせたりするので第一印象はあまり良くなかったのだが、ギターが鳴り出してからの音は凄い。巨大なPAによる轟音にさらされて思った。

出演バンドの中で4番目に見たかったSILVER SUNは、食い物の行列に並んだり、グッズ購入したりで出演バンドの中で、唯一見なかった。その次のMO'SOME TONEBENDERは、観はじめたもののくだらないので途中で出る。

前から話題になっていたので、新譜が出る度に視聴したりCSで流れるライブ映像の断片などは見ていたが、いまひとつ興味の持てなかったELLEGARDENを初めて腰を落ち着けてまともに見た。会場に向かう時から周りの人はほとんどELLEGARDENのTシャツ着てるし。アジカンのファンよりELLEGARDENのファンの方が明らかに多かったように思う。で、見た感想なんだが、やっぱ今までの印象とあんまり変わらず。確かに良い曲もあるのだが、この曲でなんでこんなに盛り上がるんだろうってのもあって、会場の反応にむしろ引き気味の年老いた俺。多分、アルバム単位で聴いたら飽きるかなって思う。
MCを聞いてると、メンバーはいい人っぽいので、そのあたりは好印象。

The RentalsはVelvet Undergroundのカバーが一番良かったな...。
アジカンは言う事なし。


日比谷野外音楽堂今日は日比谷野外音楽堂でbonobosを観る。

今日も松浦亜弥のカジュアルディナーショーがあって申し込み時に選択可能だったのだが、その日程の発表、申し込みの前に、こっちのチケットは買ってしまっていたので、ディナーショーの申し込みは16日限定になってしまったのだ。今日の分を申し込んでいれば当たったかも...なんて思うまい。

さて、bonobos。
雨の中で条件的は悪かったけど、最高にPeacefulで感動的なライブだった。このライブが観れて本当に良かった。

そして神戸。日本一短い国道から、神戸空港。

2006-07-17 13:29:26 | Weblog
まだ7/10の話。

「食酒楽 あやや」を出て、歩いて南京町に戻る。

来るときには「あやや」がどんなボリュームの料理を出してくるのか判らなかったので我慢していた露店で売ってるものを食べる。といっても「あやや」で結構腹いっぱいになっていたので、フカヒレラーメン300円だけ。積極的に声を掛けてきたお姉さんの店で買う。まあまあ美味しい。

週末には人でいっぱいの南京町も、やはり月曜日は空いている。南京町を代表する店である、豚まんの「老祥記」もシュークリームの「エスト・ローヤル」も月曜はお休みなので、南京町そのものの価値が月曜日には下がっているのだが。
でも「老祥記」、店の前にロゴ入りの割烹着を着た人が立っていて、休みだと知らずに来た客を、向かいに出来た姉妹店・曹家包子館に案内している。そのせいか、姉妹店は行列になっている。そんななら、「老祥記」を月曜にも営業すればいいのに。

三宮方面に歩いて向かう。
センター街のHMVなどを覗く。

三宮に着いて、そごうの地下、食料品売り場へ。
たまねぎを買う。
多分、こっちでも探せば見つかるんだと思うが、甘いと評判で一度食べてみたいと思っていた淡路産のたまねぎ(新物)があったので。

続いて、いつも行くパン屋「ブランジェリー コム・シノワ」でパン購入。

これで、神戸でやる事はとりあえず終えたかなって感じ。


時間はあるが帰宅モードに入る。
地上を出て三宮駅前のフラワーロードを南下。

国道174号国道の踏破を試みる。
ターゲットは国道174号線。神戸税関の旧い建物の前、税関前交差点からスタート。歩き始めて、約2分。次の信号にひっかかったところで終了。

ここは日本一短い国道で全長が187.1mしかないのだ。
少し前になにかの雑誌で読んで、ふーんと思ったのを思い出した。判りやすい場所だったので下調べもなく、気まぐれな行動でした。

さて。帰りの飛行機は神戸空港発。
空港に行くためにはポートライナーに乗る。国道174号の交差点からポートライナーの軌道が見えるので、駅があるのか判らないが、そっちに向かう。

軌道の下の交差点につきポートアイランド方面を見ると駅らしきものがあるので向かう。
ポートターミナル駅があったのだが、その先の神戸大橋が徒歩でも渡れそう。暇な橋好きは歩いて渡る事にする。

神戸大橋国道174号の全長より長い、319m。
海の上を渡るのは、気持ちいい。少し、風は強かった。
並行するポートライナーとの間の歩道は橋好きにはいいけど、風景を楽しむなら元町の方が見える車道を挟んで向こう側の歩道を歩いた方が良かったかも。

渡りきった先にあった中公園駅でポートライナーに乗って神戸空港に行く。

今年開業したばかりの新しい空港。小さなおもちゃみたいなターミナル。
搭乗までの時間はたっぷりあるのでまずは散策。展望デッキに向かう。

以前、神戸空港の危険さを指摘する新聞記事を読んだ事があるが、展望フロアで少し空を見上げてるとそれが判る。
関西空港に着陸する航空機が頻繁に、神戸空港の滑走路のすぐ上で旋回していくのだ。
大阪空港との兼ね合いもあり、東からの着陸もかなり制限されているらしい。
そのせいだろうか、滑走路のすぐ外の洋上を、西側からかなり低空で滑走路に並行して飛んできた飛行機が東から着陸してきた。あの低さで、どう旋回してきたのだろう。

神戸空港の展望デッキより初めての空港で見所満載かと思って早めに来たのだが、狭いターミナルはあっという間に見るところもなくなる。

カード会員が使えるラウンジもないようなので、セルフサービスのカフェ、KOBE DELIでお茶して搭乗時間を待つ。
窓際のカウンター席はインターネットが無料で使えて便利。

16:10発のJAL1347便。
B777-200は全席モニター付の立派な機材だが、やっぱりガラガラ。でもCAさんは、ちゃんとCAさんらしかったです。

東京に向かうのだけど、離陸はやっぱり西側。明石海峡大橋を正面に。
俺の座った右側の窓の下には神戸の風景。ウイングスタジアムも見える。
明石海峡大橋の真上を通過したところで、東経135度の子午線が走る明石天文台の建物を軸に弧を描くように少し旋回。北西方面へ。雲で地上は見えなくなったが、モニターに映るナビゲーションマップで姫路に差し掛かったなと思ったところで右に大きく旋回し、ようやく東京方面に向かい始める。

神戸、食酒楽 あやや。

2006-07-17 10:25:21 | Weblog
既に一週間経つのだが、前の話の続き。
神戸に泊まって翌日、7/10の話。

「ひめ」で俺にしてはたくさん呑んでしまい、ホテルに戻って眠りこける。
深夜に目を覚ましたら二日酔い状態。頭が酷く痛くなって眠れなくなったので、アスピリンの含有量の多いタイプのアルカセルツァーを飲む。テレビではワールドカップの決勝が始まったので見る。最後まで見ていたら頭痛も引いたので再び寝て、のんびりと起きてホテルを出た。

ホテルの隣の生田神社にお参りしてから散策。
中華街、南京町あたりで時間をつぶしてから、頃合を見て目的の店へ。

向かった店の名前は「あやや」。居酒屋である。
もちろん、店名に引かれていった。

まだヴィッセルがJ1だった昨年のGWにも訪れたのだが、地元の人相手の居酒屋は当然のように日曜・祝日は定休日。その後も神戸の平日の昼に来るチャンスはなく、今回が良い機会と思い出し向かった。居酒屋なんだから夜に行けばという意見もあろうが、神戸の夜は「ひめ」に行くので...。

最寄駅は阪神三宮直通の神戸高速鉄道、西元町駅だと思う。地下鉄海岸線のみなと元町からも近い。元町駅からだと少し距離がある。

居酒屋のランチなんで11:30位に行けば良いかと調整して、店に着いたのが11:40。無事に暖簾が出ていて営業中。
戸を開けて中に入る。
入り口際に二人掛けの小さなテーブル。その奥は11人位分のカウンターが続く細長い店。
カウンターの一番手前に腰をかける。
奥にもテーブル席があるようだが、どの位の広さなのかは見えない。
ご主人らしき方がカウンターの中の厨房にいて、その奥さんらしき女性が接客みたいな感じ。

あややのからあげ定食ランチの定食メニューなのだが、結構いろいろな種類がある。
特に個性的なメニューもなかったので、からあげ定食なんて普通なものを頼む。800円。

しばらく待って出てきた、からあげ定食。
量的にも普通か。
小皿に塩が添えられている。ちょっと黒い粒が混じっているが、この塩を付けて食べたら、わずかに紫蘇みたいな味を感じたので、「ゆかり」みたいなものかもしれないが自信はない。
みそ汁には、ゆず皮がひとかけ入っていて、ゆず風味がする。美味しい。

どの町にもありそうな居酒屋のランチなので、あまり語ることもないのだが...。値段が安いというわけでもないし。
ま、亜弥ヲタはネタとして訪れるのも一興かと。
物怖じしない方は、なんで「あやや」なのか店の人に聞いてみてください。


食酒楽 あやや
◎食酒楽 あやや

所在地:神戸市中央区海岸通5-2-11 ITOHビル1F
定休日:日曜、祝日
営業時間:(不明)

神戸。お好み・鉄板焼き ひめ。

2006-07-11 23:33:12 | Weblog
まだ7/9土曜日の話です。


2年前のファンの集いでは、始まった時間が遅くなった分、当然終わりも遅くなって、会場を出てダッシュで最終の新幹線だった。なので、今回もとことん遅くなる事を想定し、月曜は休暇取得。泊まる事にした。

で、俺が関西で泊まるとなったらどんな行動を取るのか。レッズサポ仲間には想像がつくと思う。
京橋から大阪環状線。大阪で乗り換えて三ノ宮に向かった。

チキンジョージは壊しちゃってるんだなと眺めながら、生田神社の脇にあるホテル、モントレアマリーにチェックイン。
シャワーを浴びて少し休んでから出かける。いつもの店。


お好み・鉄板焼き ひめ。

かわいい女性が一人で切り盛りしているお店で、4年前の夏に初めて訪れて以降、神戸に行く度にここに寄る。
ヴィッセルが降格して神戸に行く用が無い今年は、この店に行くために関西遠征で、わざわざ神戸に泊まっている。ガンバ戦の夜に神戸に泊まったのも、ここに行くためである。

彼女も「あやや好きやで」と言った事があり、以前、松浦亜弥のちょっとレアなCDを土産に持って行ったところ、「めっちゃうれしい!」と可愛い関西弁で本当に喜んでくれました。

そんなお店で、客はまず男性。明らかに彼女とお話するのを目的に来ている人もいます。ぶっちゃけ、俺もです。
近所のショップ店員みたいな、いい感じのノリのお客さんも結構来ていて、そんな人達と話すのも楽しい。でも、やっぱりイタい客も確実にいるようです...。

この日は先客2名。
「久しぶり。今日は何?」って聞かれ「ヲタ用。」って答えて、カウンターに座る。

アテにセロリの浅漬けと、冷奴を頼む。セロリの浅漬けは彼女が作っているらしい。この日は頼まなかったが、キムチもとても美味しくてお勧め。これは彼女自身が漬けているのではないけど、ようやく探し当てた事が自慢の品なようです。

飲み物は店名のオリジナルラベルのついた米焼酎のボトルをキープしてもらっているので、それで水割りを作ってもらう。ま、ボトルなんだからサービスでもなんでもないのだが、ここで彼女の作る水割りが濃い。氷の入ったグラスだが、作っている様子を見ると明らかに焼酎7、水3の割合。酒に弱い俺だが、それでも喜んでいただく。

「ひめ」のお好み焼き。ミックスこんな酒を飲み店内のテレビをみながら適当にお話なんかして、酔いが回った頃合で、お好み焼きを焼いてもらう。

この日はミックスを焼いてもらう。

いかにも女性が焼きましたって感じの綺麗なまん丸のお好み焼き。分厚くふんわりした感じだが、中身がしっかり詰まってボリューム十分。食感も良く美味しい。

鉄板焼きメニューもいろいろあり美味しそうなので食べてみたいのだが、小食なので中々機会がない。
ボトルの酒を飲んでるせいで、新しいボトルを入れる時以外は、長時間居座っている割に支払いもあんまりないので、ちょっと申し訳ない感じもしてます...。


お好み・鉄板焼き ひめ
◎お好み・鉄板焼き ひめ

所在地:神戸市中央区北長狭通2-4-3
定休日:火曜
営業時間:18:00~24:00

あややと過ごすファンの集い at シアターBRAVA!

2006-07-11 00:55:26 | 松浦亜弥
既に日付が変わってしまいましたね。一昨日(7/9)の話になります。


シアターBRAVA!ファンクラブのイベント「あややと過ごすファンの集い」に参加するための大阪遠征。
前日には東京のラフォーレミュージアム六本木で3回公演。そしてこの日の大阪は大阪ビジネスパーク(OBP)の中にあるシアターBRAVA!(かつてはMBSホールとかそんな名前だったらしい。劇団四季がやってた所っていうと判る関西人が多いようだ)で2回公演。
申し込み時にどちらの会場かは選ぶ。ので、俺だったら東京開催を申し込むのが普通なのだが、前に書いたように8日土曜日はレッズアウェイの富士通川崎戦のチケット発売日。もしかしたらあっという間に売り切れるかもしれなく、例えば公演が午後だとか判っていればいいのだが、午前中になったりしたらチケット取りに影響が出るかも...。という事で万全を期して、大阪の方を申し込んだ。

2年前にも同じようにファンの集いがあったのだが、その時は東京での開催日が横浜マリノス戦。なので試合予定のなかった日の大阪開催を申し込んでやはり当選。
楽しみにしていたのだが、その前日に予定されていたナビスコカップの準決勝2nd Leg.瑞穂での名古屋グランパスエイト戦が台風の接近により翌日への順延が決定。よりによってバッティングしてしまったのである。
そこで、レッズ戦を選べばレッズサポーターとしてカッコ良かったのだが、あややとの握手はあきらめがたく、大阪に向かってしまったのでした。その年に見なかったレッズの公式戦はそのゲームだけだったりした。


さて当日。時間をつぶしていたPRONTを出て会場へ。既に行列ができていたので並ぶ。1回目に出ていたという関西在住のヲ知り合いに声をかけられる。握手はすごく高速だったので覚悟せよとの助言。まぁそうだろうなとは思う。
前回の大阪の時は集合予定時間なんて言っておきながら前の回が押したか何かしたのか、それから2時間ぐらい待たされて入場した。なので今回もかなり待つのだろうなと覚悟していたら、意外にもすぐに入場が始まる。高速握手のおかげか、前の回はあっさりと終わったようだ。
チケットとチケットを送られた封筒(通称、青封筒)と、ファンクラブ会員証に写真付き身分証明証の提示という転売防止のための入念なチェックを経て入場する。
入場してすぐにグッズ購入。ポロシャツに皮製リストバンドに何かのネックピース。使う事はないだろうが一応全部買っておく。買う時にチケットにチェックが入る。一人一個ずつという制限があったようだ。とすると、2年前のように外向けのグッズ販売はなかったという事か。

しばらくロビー脇通路の椅子に座って休む。男子トイレに続く長い列が俺の休んでいる椅子の前まで伸びて、そこに並んでいた関西組のヲ友達が用を済ませてやってくる。
会場の中が大人しく静かだと不満な様子。いつものコンサートとはかなり様子が違うようだ。
開演の5分前くらいになって俺も会場に入って席に着く。確かに異様に静か。みんな緊張しているのだろうか。コンサートと違って、連番で友達が隣というのではないから、みんな黙っているのかもしれない。

俺の席は16列目と気持ち後方。でもど真ん中なので眺めは良い。

客電が落ちてMCがステージに。お笑い芸人らしい。

面白い事をやれと客席から言われて「じゃあ"ぶらり途中下車の旅"のナレーションのマネを」なんて始める。いまひとつ似ていないし、「ぶらり途中下車の旅」って内容からして明らかに関東ローカルだと思うのだが...。

まず特別な映像を見てもらいますと、スクリーンに映し始めたのは「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」の予告編。映画館じゃないので仕方ないのだが、スクリーンが暗くてよく見えない。

終わると暗転したステージ中央に怪しい人影。
MCが「さぁ、みなさんお待ちかねの~」とか叫んでるし、亜弥ちゃんかと思わせる意図があったようだが、亜弥ちゃん、そんな雑な動きしないし体型もそんなだらしなくないし...。
スポットが付くとセーラー服。中身はMCを勤める上々軍団の相方(岡見時秀)でしたって落ち。
一回目は客席「誰やねん」とか言われて怖かったらしく、今回は少し遠慮がちにやったそうだ。
で、今上々軍団を検索して知ったのだけど、最初に出て来た彼って、サッカーが趣味の鈴木啓太君なんだね...

と、ワンクッションあって、松浦亜弥が登場。
ショートカットのヘアスタイルはやっぱ可愛い。服は白地に濃い緑とブラウンという色的にはミリタリーチックだが、長い葉っぱをあしらったような柄が全面に。ワンピースではなかったと思う。スカートはひざ上10cmくらいか。とても落ち着いた感じで上品。

話題の最初は「スケバン刑事」。撮影はハードスケジュールで大変だったとか。完成したものを亜弥ちゃん自身は観たそうで、
「あややだと思って観ちゃいけない。だって、目つきは悪いし、口は悪いし、態度は悪いし、顔は悪いし。でも、麻宮サキちゃんだと思えがカッコいい。」
顔が悪いというのは、血だらけ泥だらけな事だそう。

続いて、普段のあややはどうかというネタふり。
普段から変わらないけど、湿気が嫌いなので5月6月は外にも出なくなるくらい落ちるというような話を挟む。
そしてフリの目的だった、普段のあややについて関係者の証言VTRコーナー。カントリー娘による再現VTR付き。

最初のVTRは「亜弥ちゃんの弁当に入っていたキュウリをマネージャーさんが無断で食べた事に激怒し、その後もしつこくその事を言い続ける」という話。
亜弥ちゃんにしてみれば「無断で」っていうのが許せないという主張。
逆に亜弥ちゃんがマネージャーさんのものを取る事はないのかという問いにはあっさり「あります。だってそういう中なんですもん」と答える。
ここで鈴木啓太君「完全にジャイアンですね。」
「しずかちゃん!」と抵抗する亜弥ちゃんに、「見た目はね。でもやってる事は剛田剛ですよ。歌のうまいジャイアン。」
ここで岡見時秀君も「あややリサイタルですよ。」なんてうまい事を言ってみせる。
「自分勝手」な事は亜弥ちゃん自身も認める。

このVTRの始まる前にも言っていたのだが、マネージャーさんをいじめるのが最近の亜弥ちゃんの趣味らしく、亜弥ちゃんによればマネージャーさんもいじめられるのが好きだとの事なんだけど...。

2つ目のVTRはちょっとまちまりがないんだけど...。再現VTRは、寝てしまった亜弥ちゃんが寝言で歌ってる歌でも歌詞を飛ばしているっていう内容で笑いを取っていたが、ヘアメイクさんの証言VTRでは、夜に同じ部屋でお話していたら亜弥ちゃんが寝てしまい「おやすみ」って声をかけたら「おやへい」とか訳の判らない返事が返ってきたという話。

で、それを受けてのトーク。
寝言は昔からはっきりという。というか寝ながらはっきりした事をやる。「Good Bye夏男」のレコーディング前は移動中とかにMDウォークマンでずっと聴きながら16ビートに慣れなきゃとリズムを取っていたのだが、その時、寝ながら16ビートで首を揺らし、これは危ないとマネージャーさんに起こされたとか。
寝ようと思ったらすぐ眠れる。なので飛行機に乗っても離陸を知らない。
歌詞飛ばしについては「自分で作詞をしたいという思いがそうさせてる」と...誤魔化して「にゃにゃにゃにゃにゃ」ってやっているのは亜弥ちゃん自身による作詞の結果らしいです。

3つ目は、遅刻が多いという話。遅刻なのではなく、自分で入りの時間を勝手に解釈して、その時間に入っているようです。


次のコーナーは20歳になりましたというお話。
6/25のライブの一部を映像で。関西という事もあり、あのライブを生で見れなかった人が多いのでしょう。顔面ダイブの場面では場内がどよめきました。

続いて、カントリー娘。、藤本美貴、北陽、山田優、友近、BoA、和田アキコからのメッセージVTRを上映した。


そしてお待ちかねのLIVEコーナー。MCに促されて全員立ち上がり、準備のために一度はけた亜弥ちゃんを再び迎える。

セットリストは過去に出した3枚のアルバムから、好きな曲を1曲ずつ。

"私のすごい方法"
"ダイアリー"

2曲を歌ったところでMC。

デビューの時、デビュー曲の候補は"ドッキドキ!LOVEメール"、"100回のKISS"、"オシャレ!"の3曲だった。亜弥ちゃんが歌いたいと思った曲は、順番をつけると"オシャレ!"、"100回のKISS"、"ドッキドキ!LOVEメール"だった。なのでつんく♂に"ドッキドキ!LOVEメール"でいくって言われて少しがっかりした。でも、あの曲は可愛いねって言ってもらえるし、あの曲で「元気」っていうイメージも出来たし、今ではデビュー曲が"ドッキドキ!LOVEメール"で本当によかったと思っている。

続いて「代々木体育館でのライブを思い出す」歌。

"恋してごめんね"

最後は「たまに落ち込む時に聴くと元気になる大切な曲」。

"初恋"

タカハシという男性のアコースティクギターだけをバックに歌う。素晴らしかった。


ライブが終わって締め。
「こういうファンクラブイベントは好きなので、今年中にまたやれるようにしたい」なんて言っていました。
それって、まさか...。


さて、最後は握手会です。
脅されていたような超高速ということはなく、普通の速さでした。外に出てから会ったこの回に出ていた関西組のヲ仲間も、握手の時間に不満はないようでした。
もしかしたら、後が控えていた一回目とこれで終わりの二回目で、差があったかもしれません。

俺はこれが4回目の握手。
今回、亜弥ちゃんに何を言ったかは内緒。ま、シンプルだけどあまり公には言う事の無いフレーズを。それに対する亜弥ちゃんの反応も内緒にしておきます。


外に出て、関西組の人達と少し話してから京橋駅の方に向かうと、ヲタの間では「サム」と呼ばれている事務所の人が、車道まで走り出てタクシーを止め、会場の裏の方に誘導していた。
あのタクシーに亜弥ちゃんが乗るのかななんて思いながら、駅に向かう。

大阪でたこ焼き。「一富久」と「芋蛸」。

2006-07-09 16:03:33 | Weblog
ボーイング767-300という比較的小さめの機材ながら、空席だらけでガラガラのJAL1303便。そのせいか、CAさんも近所のスーパーに来ているおばさんみたいな方ばかり...。
離陸後25分頃に通過する伊勢湾上空で、梅雨前線の影響で大きく揺れるなどと言われていたが、そんな楽しいこともなかった。富士山が雲の切れ目からかろうじて見える。琵琶湖も見えたが、あとはほとんど雲の上だった。

関西空港の天候は晴れと機内アナウンスがあったが、着いてみたら青空なんかみじんもない。でも明るさから雲の厚さはそんなでもない感じだった。

南海電車に乗る。向かいのホームにはラピードβも止まっていたが、先発の空港急行の方が終着駅まで早く着くようなので当然そっちに乗る。睡眠不足のせいもあり、座ったらすぐに寝てしまう。空港を出た時にはガラガラだった車内も、いつのまにか立ち客もいる混雑。天下茶屋駅で下車する。

携帯で路線検索をする際に、駅名なのにうまく変換できないなと思っていた「天下茶屋」だが、「てんかぢゃや」でも「てんがぢゃや」えもなく「てんがちゃや」だった。駅に着いて、駅名表示板を見て知った。どうも「三軒茶屋」が頭にあって、「ぢゃや」にこだわってしまっていた。

天下茶屋の駅を降りて、駅のすぐ下のマクドナルドでお茶。PCを立ち上げてチケットの発売時間を待つ。無線LANが使えるってステッカーが張ってあり、カウンター席にはACの口がるのでバッテリーを気にせず使う事ができる。でも、無線LANは俺の契約しているプロバイダではローミングで別料金になってしまうので、普通にFOMAの回線で接続する。
本日発売のチケットは名古屋戦もそうなのだが、腰を落ち着けて取ろうとしたのは、LIQUIDROOMでの電気グルーヴ。10時に申し込みボタンをクリックし画面変遷も順調だったのだが、それでも完売だった。まさに秒殺だったっぽい。残念。
仕方ないので、名古屋戦だけ抑える。

チケ発売時間後もマクドナルドにはしばらくいた。頃合を見て店を出たら花園町付近をぶらぶら散策して時間をつぶす。
開店時間の11:00に合わせて、目的の店に向かう。たこ焼きの店。


一富久 花園店

場所は花園本通商店街の中。隣は子宝温泉なんて建物だが、多分、温泉じゃなくて単なる銭湯なんじゃないかと思うのだけど違うのかな?その隣は風呂屋には付き物のコインランドリーで昭和の時代にはよくあった風景。

一富久のねぎのせカウンターだけの店内だが、結構広い。
開店時間ちょうどに行ったつもりだったが、先客のおじさんは既にいか焼きを食べ始めている。テイクアウトの客も頻繁にやってくる。
頼んだのは、ねぎのせ。
大でいいでうかと聞かれてはいって答える。メニューを見るとたこ焼きは大(7個)200円と特大(11個)300円で、中とか小とかはないようだ。俺のたのんだねぎのせは、40円増しになる。ビールとか、ところてんとかとセットで安くなるメニューもあるようだが、よく判らないので他のものは頼まない。

やっぱり開店直後にいったせいか出来上がりまでは少し待たされたが、できたての熱々。
ねぎ(多分、九条ネギ)たっぷりでうれしい。ネギの下には、かつおぶしもかかっている。
卓上にはソースもあるが、二杯酢で食べるのがよいらしいので、やはり卓上の醤油さしに入っている二杯酢をかける。俺は、直接かけてしまったのだが、やはりカウンター上に置いてある小皿に入れて、刺身のようにつけて食べるという方法が正しいのかもしれない。

二杯酢の酸味であっさりと食べるたこ焼き、こんな古臭い店のもので新しい食べ方な筈もないのだが、初めての体験で新鮮だった。
焼き方も、外はサクって感じでもないがしっかりと焼かれて、中はとろり。
美味しい。
しかも、こんなにちゃんと作っているのに、この値段なんだからうれしい。
大阪、素晴らしい。

一富久
◎一富久

所在地: 大阪市西成区花園南1-9-30
定休日: 月曜 ※明後日(7/11)は臨時休業?
営業時間: 11:00~20:30



花園町駅から地下鉄、大阪市営四ツ橋線。なんばまで行くつもりだったが、そういえば四つ橋線のなんば駅は出口が判らなくて前にパニくりかけたんだっけなんて思い出し、大国町に着いたら向かいのホームに併走する御堂筋線の新大阪行きもちょうどやってきたので、そっちに乗り換える。なんば下車。

グランド花月の今日の出演者なんて確認しながら、向かった先は黒門横町。
芋蛸という店に向かう。最寄駅は多分、日本橋。

ここは商店街の隅に焼く場所だけあって、テイクアウトを前提にしているような店だった。お店には美人な若い女性が一人。汗だくになって、たこ焼き焼いてる。一応、小さなテーブルもあり、他に客もいないのでそこに座って食べることにする。

芋蛸の芋蛸芋蛸 9個 \400を頼む。

ここも最初は何も付けず、「スッピン」で食べるのがお勧めらしい。
やっぱり、中はとろとろで熱々。口に入れてしまうと、店のお姉さんに話しかけられても返事が出来ないw

なんで芋蛸なのかというと、たこ焼きの中にサイコロ状に切った山芋が入っている。蛸の代わりというのではなく、蛸と一緒に。
とろっとした中に、ぷりっとした蛸としゃくっとした山芋が入った食感がおもしろい。

最初の2個は「スッピン」で食べていたが、会津やみたいに衣にしっかりとした味が付いているというわけでもなく、やはりもの足りなさを感じるので、後は普通に卓上にあったソースやマヨネーズやかつおぶしをかけて食べる。更に美味しいw

メニューを見たら「氷でたこ」なんて書いてあったので、帰り際になんだか聞いてみた。
凍らせた出汁に熱々のたこ焼きを付けて溶かしながら、つけ麺のように食べるらしい。
今ひとつイメージが固まらないんだが...。
二日酔い明けの朝におすすめなんだそうです。

芋蛸
◎芋蛸

所在地: 大阪市中央区日本橋2-11-8
定休日: 不定休
営業時間: 11:00~20:00、月曜(月曜祝日の場合は翌日)は14:00~



で、今日行った2軒。
大阪行くけど、夕方までなんの予定もないななんて思っていた中、先日買った「danchu」のタコ特集の中で紹介されていて、行ってみようと思ったお店なのでした。

芋蛸を出たら、ふらふらと戎橋から心斎橋まで歩いて地下鉄、大阪市営長堀鶴見緑地線。大阪ビジネスパークまで。
時間まで3時間以上あるのに、今回の目的のイベントの会場近くまで来てしまったのでした。といっても天気も良くなって暑いので、近くで見つけたプロントに入り浸り...。
この店は、ローミングじゃなくて無線LANが使えるのだけど、少し不安定。電源が取れる席もあるのかな。

16:15が集合なんで、もうしばらくしたら会場に向かいます。といっても2年前同様、集合時間になってからも待たされると思うんだけど...。

大阪へ向かいます。

2006-07-09 06:26:00 | Weblog
羽田空港第一ターミナル、北ウィングのラウンジ現在、羽田空港第一ターミナル、北ウィングのラウンジ。
例によって、飲み放題のドリンクを並べてクロワッサン食べてます。

6:50のJAL1303便で関西空港に向かいます。
関東在住の亜弥ヲタなら昨日済ませているはずのヲタ用なんですが、俺は大阪で参加してきます。
というのも、昨日はあっという間に売り切れるかもしれない川崎フロンターレ戦のチケット発売日だったんで。仲間の分も含めて無事にゲットできたので、安心して出発します。今日発売の名古屋戦のチケットは頑張らなくても大丈夫だと思うので...。

心配していた天気はここでは大丈夫ですね。大阪も雨とかじゃないといいのだけど。

『男はソレを我慢できない』公開記念ライヴショー

2006-07-08 19:52:57 | Weblog
いろいろと細かい事があって、ここにモノ書く時間も作れず、久しぶりの書き込みです。

半島のケツメド野郎がみっともない粗チンを晒し不快感を撒き散らした7/5水曜日の話。

ほぼ定時に退社。
まずは水曜なので渋谷のHMV。ざっと回って購入したのは以下の通り。

CD -Single
くるりとリップスライム "Juice"
Morrissey "The Youngest Was The Most Loved" CD1,2

CD -Album
チャットモンチー "耳鳴り"
Various Artists "Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2006"


くるりリップスライムのコラボは、「リップスライムとくるり」名義で別タイトルのも出ているのを後で知る。店頭にはあったのかな?
角度によってイラストが変わるジャケットは初回限定っぽいので、そっちも見たら買わなきゃ...ってのんびりしてたら売り切れるかも。
このジャケットのアートワークもGROOVISIONSだった。

Morriseyはアルバムからの2曲目のシングルカット。こっちは2種類あるフォーマットをどちらも無事に購入。

チャットモンチーのアルバム。全13曲というボリュームで並べても佳曲揃いで、ギターの鳴り方をはじめ音もいい。橋本絵莉子の声が一番の武器なのは間違いないけど、これを受け付けない人には、とことんダメなんだろうなとも思う。

コンピレーションは、7/16、17と横浜アリーナで開催される、Asian Kung-Fu Generation主体のフェスティバル的イベント「NANO-MUGEN FES. 」のサンプラーのようなもの。昨年も発売されていた。
7/16は、本当は松浦亜弥のカジュアルディナーショーに行きたかったのだが、抽選に外れてしまい、こっちのチケットを購入。16日の方は発売後に一度売り切れていたのだが、抽選に外れた直後に確認したら残券ありになっていたので買いました。16日はチャットモンチーも出るしw



SHIBUYA-AX間坂を抜けて公園通りを上って、SHIBUYA-AXへ。
この日に観にいったのは、映画「男はソレを我慢できない」の公開記念イベント。

松任谷由実Mr.ChildrenやSMAPなどのパッケージのアートワークを手がけているコンテンポラリープロダクション(CTPP)の信藤三雄氏が監督したという映画である。って、みんなにお馴染みなミュージシャンの名前を挙げたけど、俺にとってはPizzicato Fiveのジャケットデザインをずっと担当されていたという事が重要なんだけど。
そんなお方だけに映画は音楽界を中心にした異色のキャスティング。その出演者達が一同に会しての、ライブショー。

会場へ。前にAXに来た時と違って、業界人みたいなのばかりで溢れているフロア。物販コーナーではエッチな服を着たお姉さんが、映画にちなんだオリジナル商品らしい「天狗コンドーム」なんてのも売っている。ドリンクバーでいつもどおりジントニックなんて注文してしまったが、ここでもオリジナルの「天狗ビール」なるものを売っていた事にものを貰ってから気づく。

開演予定時刻を10数分過ぎてスタート。
オープニングはLOSALIOS・中村達也のドラム。MEN'S5が加わってお馴染みのメロディー..."八木節"。それに合わせて東京キャ☆バニーがエロいダンス。

主演のDJタイガーこと竹中直人が登場。
妹ちえり役の小池栄子と寸劇っぽく挨拶。舞台の袖にはけるとスクリーンに映画の予告編。
MCは安齋肇と清水ミチコ。安齋肇は今日も遅刻だったらしい。

ベイビー役だというワタナベイビー。ソロで一曲("恋の散歩道"?)披露。途中に「お約束」で小池栄子が登場してワタナベイビーの隣に。

MCを挟んで映画にはホスト役かなにかで一瞬出ているらしい小宮山雄飛が加わる。となれば...。
なんともあっけなく、ホフディランが復活して演奏を開始。
"スマイル"。これって、こち亀のテーマ曲だったっけ?
続いて、信藤監督に捧げるとかいいながら、俺を始め、会場に少なからずいるある種のタイプの人間の頭皮を逆撫でする"ハゲてるぜ"w

舞台袖にギターを持った竹中直人がふらりと現れて、逃げるようにホフ退場。

竹中直人。なんと流しの「チャーリー・ボブ彦」として登場。そして相方には流しのドラマー「ジャッキー・テル彦」こと高橋幸宏が。って、わからない人はこちらのブログを見てね。ってこんなサイト立ち上げてる人がいたんだね。俺は彼らが出てくるまで、こんなキャラクター、すっかり忘れていた。DVDも出てたんだ。

「僕達二人そろって、ながしてま~す。」の決めゼリフを生で聞けてうれしい。


続いて、小池栄子と清水ミチコがステージに。
アン・ルイスの"女はそれを我慢できない"を二人で歌う。映画のタイトルはこれから取っているんだなって事を改めて認識。映画の中でも「意味無く」これを歌っているらしい。

キーボードがセットされて清水ミチコのソロ。「しばらく演芸のコーナー」
"さっちゃん"の替え歌。ネタの対象は、桃井かおり、デヴィ夫人、田中真紀子。
昨年出したものまねのCDで本人に収録を許可してもらえなかったという美●明宏のマネで"愛の讃歌"。こりゃ断られるって...
最後にフォークソングメドレー。井上陽水とか忌野清志郎などの男性のマネは無理やりなのが面白い。

斉木しげるが登場する。"新宿育ち"の歌詞を少し変えた"下北育ち"?を二人で歌う。

この後のMCで安齋肇がホストの役なのが明かされる。本当かよ。

舞台右奥のDJブースにさりげなくDJタイガーがスタンバイ。
「ゴックン。飲む。牛乳。冷たい。フルーツ牛乳。」なんて訳のわかんないフレーズを呟いてる。
DJは佐々木潤に交代し、東京キャ☆バニーのパフォーマンス。

続いて、ex.Vo Vo TauのRingとcappa siteという女性。cappa siteのサイトによると、"Blue Ball"という曲か。

Dr.KyOn(ex.ボ・ガンボス)のキーボードをバックに小島麻由美の歌。"みずうみ"。すごく癒された気分に...。
その後のMCでは、清水ミチコが小島麻由美のモノマネを試みはじめる。

竹中直人タイム。MEN'S5をバックに3曲披露。
"YOKOHAMA HONKY TONK BLUES"。原田芳雄なども歌ってた曲だが、本人は松田優作を意識してたのか、間奏中に「なんじゃこりゃ」とか叫んでる。って、松田優作が竹中直人の代表的なネタのひとつだっけ。
続いてフィッシュマンズの"いかれたBABY"。まさかここでこの歌を歌われるとは思ってなかった。虚を衝かれて涙が出そうになる。
そしてSUPER BUTTER DOGの"サヨナラCOLOR"。観てないけど竹中直人が監督した映画がこの曲をテーマにしていた。あまりにストレートすぎて恥ずかしいけど、これも凄い歌だよなと、改めて思う。

主演男優が歌ったら終わりっぽいが、凄いのが残されていた。

野宮真貴
ここでMEN'S5が奏で出したイントロが...
なんとPizzicato Fiveの"Sweet Soul Review"。
小西康陽はステージ上にいないが、Miss Pizzicato Fiveの存在感は往時と変わらず。すごく感動的だった。

フロアに驚きのどよめきを残して去る野宮真貴に代わって、ステージには竹中直人、ワタナベイビー。そして、スチャダラパー(SDP)。
曲は"今夜はブギーバック"。映画の主題歌で竹中直人とワタナベイビーの2人によるシングルCDはこの日に発売だった。その2人にオリジナルのスチャダラパーが加わっての、まさに夢の共演。小沢健二のパートだった歌はほとんどがワタナベイビーが担当。竹中直人はラップ中心だが、歌の一部も。

ラストは出演者全員に監督・信藤三雄氏が挨拶。
出演者が退場した後にスクリーンに「今夜はブギーバック」のPV。
それが終わったら再び出演者に監督がステージに登場し、終了。

いったい何をやるのかも判らず、入場料が高くないからと半分ひやかしみたいな気分で観に行ったイベントだったのだが、凄かった。観ないでこの内容を後で知ったなら間違いなく後悔しただろう。

映画も観に行こう...。