Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

神戸、喰べ呑み処 いちご。

2008-06-09 00:10:48 | 食い物
最近はmixiの方の日記を使えるようにして、出先からアップなんかしてます。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2335695
そこで、先週書いた話のフォローなのですが...。

俺が神戸に行く度に行く「お好み・鉄板焼き ひめ」が5/30を最後に店を閉じました。といっても、潰れたというわけではなく、店を一人で切り盛りしていた"ひめ"が新しい店を開くための、ステップアップのための閉店です。

その新しい店は、明日、6/9の開店。
店名も変わって、「喰べ呑み処 いちご」となります。
なんか呑み屋とは思えない可愛い名前ですね...。

新しい店の場所は、今までよりもちょっと不便かもしれません。
生田神社の脇、生田警察署の前の道を山に向かい、広い道を渡った先、神戸女子大大学院の向いの路地を入ったところです。

所在地で調べたら、前には「祥遊(しょうゆ)」という神戸牛の専門店が入っていたようです。
その「祥遊」という店の店内の写真を紹介しているブログもありますが、居抜きで入るという事だったので、内装のイメージはこのまんまなのかと思います。

「神戸牛専門店 祥遊」のランチ (★電気猫のフォトBLOG(神戸~地球)★さん)


俺は今のところ神戸に行く予定がないのでいつ行けるかは判らんですが、繁盛して欲しいところです。俺が行って入れないくらい人気になると困るけど...。


◎喰べ呑み処 いちご

所在地:神戸市中央区中山手通2-17-3 フラウ雅1F (Map)
定休日:火曜日
営業時間:17:00~24:00 (LO.23:00)

札幌・中島公園、狼スープ。

2008-04-12 16:39:12 | 食い物
とりあえず、何事もなかったかのように、2月11日月曜、建国記念の日の話の続き...。

中島公園を一旦出て、隣接するホテル、ライフォートホテルの脇の道を奥へ。あんまり奥に行ってしまうとラブホっぽいものがあるが、その手前の右手にあるラーメン屋。

狼スープ

店名は、狼スープ。味噌ラーメンの専門店。店主はやはり"すみれ"で修行して独立した方である。
俺がこの店に前に来たのは2000年だったと思うが、ちょっと記憶が定かでない。J2で厚別のゲームの為に来た時だと思うのだが...。

という事で再訪。行列もなく入れる。

味噌ラーメンを頼む。値段、記録してなかった...。

狼スープの味噌ラーメン

前述のとおり、"すみれ"系だが、ラード層も過剰ではなく、その分、味噌の味もストレートに伝わってくる。バランスがとても良く、麺の食感もよい。美味しい。

さて、ラーメンも美味くてお薦めできるこの店なのだが、更に特筆すべきは店の中に飾られた色紙の数々。
芸能人がこんなに来てますよってアピールの色紙って、実際にはかなり下品なものだと思うのだが、この店に飾られた色紙は面子が一味違う。

最初に来たときはそんなに数はなかったものの、矢野顕子の色紙があって「お?」と思ったのだが、今回いってみたら訳のわからない事になっていた。

例えば、小田和正なんて誰もが知ってる大物の色紙もそこらでお目にかかれるものではないと思うが、他にも怒髪天やらナンバーガール向井修徳やら、普通に来店してもその人が芸能人だって気づかないだろってロックな色紙がやたらとあるのだ。
おそらく、中島公園のホテルが沢山ある立地で、プロモーターとつながっていて、公演後のミュージシャンのために営業後にラーメンを食べさせたりしているのではないかと思う。通常の営業時間では週末で20:00閉店である。

そんな訳で、札幌に行く音楽ファンにお薦めのラーメン屋は、間違いなくここ。


狼スープ
狼スープ

所在地:札幌市中央区南11条西1丁目5-1 (Map)
定休日:水曜日、第2第4木曜日
営業時間:平日 11:00~16:00、土日祝 11:00~20:00

札幌、味の三平。

2008-02-26 19:40:47 | 食い物
またしばらく間ができてしまいましたが、2月10日日曜の話の続きです。

カレー博覧会を諦め、向かったのはラーメン屋。
代わりにという訳ではなく、カレーを食べてもこのラーメン屋には向かうつもりでいた。

味の三平。味噌ラーメン発祥の店。

前に来たのは2001年。レッズがコンサドーレと同時にJ1に復帰した年の秋にMizooに連れられて来た。
その時の様子は、休止中のサイトURAWA Stadium Hijackersにも載せている。そこでは「また行くな、俺」と再訪を宣言しているのだが、6年以上を経てやっと来た。といっても忘れていた訳ではない。
ここではほとんど何も書いていないが、昨年のGAMのツアーのZepp Sapporo公演で札幌に来た時にも店には向かった。でも、この店がテナントとして入っているのは大丸藤井セントラルという文具屋のビルなのだが、その文具屋が棚卸しとかいって臨時休業。
なんの時か忘れたが、それ以前にも一度来たがビル全体が休みだった。

そんな事が続いていたので店に行くのも恐る恐るという感じだったのだが、無事に文具屋は開いている。ではと店のある4階に行くと、予想以上に長蛇の列だった。

味の三平の行列

予想以上になんていうのは俺の認識が甘いせいで、ラヲタ(ラーメンおたく)の評価に関わらず、観光ガイドブックを見る限りではどれを見てもこの店がマストの扱い。雪まつりで訪れる観光客が多い(のか、実際は不明)中で、大通公園に近いこの店に行列がない訳がない。

正直、行列に並んでまで食うラーメンじゃないと思うのだが、かといって大通を越えてカレー博覧会の行列に戻るのもバカだし、ホテルにチェックインできるまで、もう少し時間があるので大人しく並ぶ事にした。そういえば、2001年の時のここの行列には、前方にURAWA BOYSの現コールリーダーが松葉杖ついて並んでたっけ。

行列についてからカウンターの席に辿り着くまで50分近くかかった。

先ず出てきたのはシューマイ。

味の三平のシューマイ

1個60円のを2個注文。ソースをかけて食べる。この店に来たらこれはマスト...と言いたいところだが、俺の数人後の客で売り切れになってしまった。

味の三平のみそラーメン

みそラーメン、850円。
ラーメン好きである以上、ラーメンに対するストライクゾーンは思い切り広く、美味しくいただいたが、果たしてこのラーメンが50分の行列の果てにありつくものとして妥当かというと否。
値段も高いしね。

これだけ並ばせる人気店であれば、チェーン展開も考えそうなものだが、そんな事をしないで行列する価値を守っているのは賢い。

ちょっと他では味わえない独特な味である事も確かで、味噌ラーメン発祥の味を味わうという話のタネ作りのためには行列する意味もあるか。

味の三平
◎味の三平

所在地:札幌市中央区南1条西3 大丸藤井セントラル4F (Map)
定休日:月曜日、第2火曜日
営業時間:11:00~18:30ル4F

札幌・美園、麺屋 彩未。

2008-02-18 23:33:17 | 食い物

2月10日日曜。

9:34に新千歳空港駅を出る快速エアポート95号に乗り、札幌駅到着は10:10。

西改札を出て北側にある北海道さっぽろ観光案内所で割引券付きのフリーペーパーなどを入手してから活動開始。

先ずは札幌市営地下鉄の東豊線。

札幌市営地下鉄、東豊線

札幌ドームに行く時に使う福住行きに乗り、浦和の付かない美園駅で降りる。
目的の場所は1番出入り口を出たら左にまっすぐ。距離は200mくらいか。

麺屋 彩未(さいみ)。

すみれの流れを汲む人気店。
この時期に店頭に並んでいた"Hokkaido Walker"の特集、ラーメングランプリで総合ランキングの1位に選ばれている店。

麺屋 彩未 麺屋 彩未、店内

開店は11:00の予定で、それにはあと10分程あるが店内は満員。既に食べ終えて駐車場に向かう様子の人達もいる。店の外にはなかったが、店内に出来た行列は限界で、少し表で待たされる。
俺はすぐに店内に入れたが、やはり開店予定時刻にどっと人が来て行列は表にも伸びていく。

店に着いてから実際にラーメンにありつくまで20分。
頼んだのは味噌らーめん。

麺屋 彩未、味噌らーめん

すみれというと、表面の分厚いラード層を思い浮かべるけれど、この店はそんなに過剰じゃない。
なので、しつこい感じもないし、スープをすすって火傷しそうになる事もない。バランス的に非常にいい。
チャーシューの上にのったおろし生姜もアクセントになって良い感じ。

行列も納得の美味さ。更に650円という値段で、コストパフォーマンスも最高。


麺屋 彩未
◎麺屋 彩未

所在地:札幌市豊平区美園10条5丁目3-3 (Map)
定休日:月曜日
営業時間:11:00~15:15、17:00~19:30


豊中 麺哲。

2008-02-17 11:25:07 | 食い物
1月26日土曜日の話、その2。

岡町商店街をもう少し散策。
「履物とタマゴの店」って、これは何だ?

岡町商店街、履物とタマゴの店。マルキ

岡町の駅には戻らず、隣の豊中駅の方に向かう。

評判のラーメン屋、麺哲へ。

豊中駅からは1番出口を出て阪急電車の高架沿いを南下すれば着く。ニッショーストアというスーパーマーケット(豊中店)の手前。

開店予定時刻である正午の5分前に着く。既に6人位が開店を待っているが、これなら一巡目で席に着ける。

正午を1分程過ぎて、暖簾が出される。暖簾には「贈 龍旗信」の文字。
"元祖 堺ラーメン"を名乗る龍旗信(りゅうきしん)には、2004年10月に行ったことがある。塩専門店でなかなか旨かった。
この店との関係は不勉強にして判らない。
店内に入ったら、関係店らしい店を紹介する額がたくさん飾ってある。店名は同じではないようだがチェーン展開してるみたいだ。

「本日昼限定献立」と題されたメニューに、麺類は薄口醤油700円と限定追い秋刀魚塩味800円の2種。それぞれプラス200円で肉増しになるよう。
薄口醤油にトッピング煮玉子(名古屋コーチン)100円を頼む。

麺哲、薄口醤油ラーメン

スープはタレと合わせて作る分だけ手鍋で暖めている様子。
出てきた丼は澄んだスープにきらきらの油が美しい。自家製だという多加水麺の食感もとてもよく、鳥ベースのスープも旨味十分。

チャーシューはフライパンに乗せてオーブンに入れて暖めているよう。そのオーブンらしきものが、俺の座った位置の内側にあり確認はできない。
中村屋以降、炙りチャーシューが大人気で、焦げ臭いと香ばしいの区別がつかない輩が増えている感があるが、この店の暖められて脂が膨らんだチャーシューはとても良い。

中太の多加水麺なのに、替え玉を受け付けているのは何か変。食いたい奴には大盛りを頼ませればいいんじゃないのかな。


豊中 麺哲
◎豊中 麺哲

所在地:大阪府豊中市岡上の町2-2-6 (Map)
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜日も連休)
営業時間:
平日 18:00~24:30(LO)
土日 12:00~15:30(LO)、18:00~21:30(LO)
※いずれも麺切れ早仕舞い


食後は豊中駅から阪急で梅田。
橋下徹が当選する事になる大阪府知事選挙の投票日が翌日で、もしかしたら歩きにくくなってるかもしれない街の中心には近づかず、地下鉄を乗り継いで大阪港に向かう。
水族館、海遊館に。
海遊館の外ではペンギンパレードとやらでギャラリーの間をオウサマペンギンが練り歩くイベントをやっていた。

海遊館、ペンギンパレード

入館料2000円を払って海遊館に入る。海遊館は以前、初めて松浦亜弥と握手をした日に入った事がある。
館内は家族連れを中心に人がたくさん。なので、水槽を見るというよりも、水槽の見えるベンチに座ってぼっと眺めているのにほとんどの時間を費やした。
ジンベイザメ、海(かい)くんは代替わり(5代目)で、昨年9月にこの水槽に入ったものらしい。慣らすためとかでセンターの水槽はネットで区切られている。ジンベイザメとマンタは別のエリアになっていて、接近がない。

海遊館を出て隣接する天保山マーケットプレースのテナントを見てみたら、なにわ食いしんぼ横丁というエリアに麺哲の名前もあった。

大阪行列事情。

2008-01-23 01:55:59 | 食い物
1/19の話が続きます。

なんばグランド花月の朝の部の終演は12:10。ちょうど昼飯時。

向かったのは近くのうどん屋、千とせ。
だが予想通りの行列で断念。

うどん 千とせ

ここにも何も書いていないが、昨年末、12月23日~24日にも大阪に来ていて、その時も千とせに行ったが行列だった。

千とせで食べたのはもう6年も前で、その当時は知る人ぞ知る...つまりほとんどの人は知らない店だったと思われ、余裕で入店できたのだが、今はまっぷるマガジンみたいな観光ガイドブックにも登場する有名店。吉本の芸人が客で来るなんて紹介がされているが、こんな行列では芸人は来れまい。

なんでこれも大阪に来る度に良く来る店だが、自由軒へ。ここも昨年末に来た時には行列で断念したが、この日は待つことなく入れる。

難波、自由軒

名物カレーことインデアンカレー、650円。

自由軒の名物カレー

この後、地下街のなんなん会津屋でたこ焼き。

会津屋のたこ焼き

新しい店の開拓もしたいのだが、予習の時間もなく行き慣れたところばかりだ。

ちなみに前回は自由軒が行列で、やはり好きなカレー屋であるインデアンに行った。インデアン南店の趣のある雰囲気は変わらず、行列せずに食べられるのも嬉しいのだが、今では東京の丸の内にも店がある。
さらに前回は土産にと、最近ちらりとテレビで観た堂島ロールという菓子を売る店に行ったら、クリスマスイヴだったせいもあるだろうが大行列で断念。
その後、ラゾーナ川崎プラザに行った時にやたら行列の長い菓子屋があったにも関わらず何のチェックもしないで帰って来たのだが、その店が堂島ロールを売る店(Mon chouchou = モンシュシュ)だったという事を、姉の旦那が公開しているWebサイトで知った...。
関東に何でもあるな。まったく付いていけてないけど。

さて、次回はいよいよ大阪に来た目的の本題です。多分。

ラゾーナ川崎プラザ、RISTORANTE RUBY Sopraffino。

2008-01-04 23:55:45 | 食い物
世間では仕事始めという人も多いようだが、俺んトコは月曜から。

今日は特に予定もなく家でゴロゴロしているつもりだったが、朝飯を喰っていたら母親が川崎に新しく出来たトコロに行きたいと言い出したので連れて昼飯に行く事にした。
新しいといっても開業から1年以上経っている、ラゾーナ川崎プラザ。かつては東芝の工場があった場所に出来た商業施設。
川崎駅の西側はかつて、この東芝の工場と、多摩川方向に隣接する明治製菓の工場(今はソリッドスクエアというオフィスビルが建っている)が広大な面積を占めていて、一般の人間にはまったく用のない場所だったのだが、ミューザ川崎に続き、この本格的な商業施設の開業は、川崎駅周辺の人の流れを劇的に変えたと思われる。

俺が会社員になった時、会社の研修施設が明治製菓の工場よりさらに多摩川側にあるリクルートかわさきテクノピアビル(リクルート事件の象徴的な建造物そのもの)にあったので、数箇月間、それらの工場を横目に整備されているわりにひと気のない歩道を歩いて通っていたものだが、まるっきり違う風景になってしまった。

さて、川崎市民とは言っても、渋谷の方が近い場所に住んでる(しかも通勤定期で行ける)俺は川崎駅ってほとんど来ない。なので、特に用もなかったのでこのラゾーナ川崎プラザは俺自身も初めて足を踏み入れる場所である。

JR川崎駅を出て左を向いたら、すぐに入口がある。



まがりなりにも平日で、それこそ開業して1年以上も経ってりゃ物珍しさもなかろうと思うが、驚くほど大量の人間がそっちに向かっている。

目的は昼飯。13時を少し過ぎた時間だが、専門店ゾーンと呼ばれるビルのレストランが固まったエリアに行くも、どの店にも店外に待ちの人がいる。
待つのは面倒くせぇなと、Plaza Southと呼ばれる回廊状のエリアに出る。

ラゾーナ川崎、出雲神社

なぜかそこにある出雲神社を横目に歩いていった先のイタリア国旗を掲げたリストランテは空席がありそう。そこに入る。


RISTORANTE RUBY Sopraffino (リストランテルビー・ソプラフィーノ)。

RISTORANTE RUBY Sopraffino、外観 RISTORANTE RUBY Sopraffino、店内

フロアには妙な段差があるが、真ん中にあるピアノが見易いようにしているものらしい。音楽の演奏を聴きながら(観ながら)食事をするというのを売りにしているようだ。どんなタイミングで演奏があるのかとかは判らない。ランチタイムならいつでも、そんな事はしていないだろうと思う。

パスタランチ、\1300をオーダー。
パスタは日替わりらしく、この日は「荒挽きソーセージとブロッコリーのトマトソース」と店頭に出ていた。

て、いうかさ...。
パスタとスパゲッティの違いは?なんて言葉を未だに目にする事があるのだけど、それってどうなんだろう。でもイタリア国旗まで掲げてちょっと本格的なリストランテに見えるこの店でもメニューの表記それで終わってるからね。

ま、ここで店に突っ込んだり確認したりするのは、単なる揚げ足取りなのは分かるので普通にパスタランチを頼む。

サラダとスープの後にちゃんと想定内のものが来た。

RISTORANTE RUBY Sopraffino、荒挽きソーセージとブロッコリーのトマトソース スパゲッティーニ

でもパスタランチと題してこれを出すなら、メニューにはちゃんとスパゲッティーニである事を書かなければ正しくない思います。空気の読めるみなさんは気にしないのでしょうけどねw

とまぁそんな事で、見かけの割にはちゃんとした店じゃないなと思って食した訳ですが、美味かったです。ニンニクの風味が強かったのは好き嫌いが分かれるでしょうが、俺はニンニク好きですw
これにパンと、ドルチェとコーヒー(or紅茶)が付いて\1300はリーズナブルだと思います。
例えメニュー表記の詰めが甘くても、ちょっと見かけの胡散臭いギャルソンがいても、このコストパフォーマンスなら文句はなく、良い店だと言えるでしょう。


食後はちょっと散策。駅とは反対側の駐車場棟を越えて、四季の道というエリアに出る。
2階から流れる水路の水底に、かつての工場の門にあったものであろう看板が埋めてあった。

ラゾーナ川崎、四季の道 ラゾーナ川崎、四季の道の水路の底

大阪今里、焼そば 長谷川。

2007-07-22 00:31:14 | 食い物
さて。またしても一週間たってしまいましたが大阪での話しです。

2007年7月15日土曜日。

前日に見ていた台風の進路予想では日曜朝9時にちょうど大阪の上に予想円の中心があるような感じだったので、ホテルをチェックアウトしたところでまともに表を歩けるのかなと心配だったのだが、朝起きてホテルの窓から外を見たら平静そのもので拍子抜けだった。道も既に乾き始めている。
テレビを観たら台風は南のルートを取って速度もあがり、既に紀伊半島を過ぎたよう。

大阪では特に、何を食うかが重要なテーマになるのだが、ここで参考にしたのが創刊200号だという『dancyu』の今月(2007.8月)号。「日本一うまい店集めました」という特集の中で、"「関西ソース系」の星"として3店が取り上げられている。
一軒はたこ焼きの「うまい屋」。昨年、「スケバン刑事」公開記念イベントの際に様子を見に行った時には火災の影響で休業中だったが、復活しているようだ。
二軒目はお好み焼きの「菊水」。お好み焼きの店ってあんまりチェックしないので知らなかった店だが、行列の出来る店らしい。

そしてもう一軒。「関西のソース系」って、たこ焼きとお好み焼きが出て、あと何があるのか...。
これも今まで知らなかった店。屋号は「長谷川」。焼そばの店である。
時間はたっぷりある上に、何かのついでに行く事などまずないロケーションのこの店に行く事にした。記事を見る限り、出される焼そばにもかなり期待が持てる。

開店は11時半と少し余裕があるので阪神百貨店のスナックパークでいか焼きを食べてから移動開始。いか焼きもソース系っちゃソース系か。どっちかというと「粉もん」というジャンル分けの方が惹かれるものがある。

梅田から地下鉄御堂筋線。本町で地下鉄中央線に乗換えて緑橋という駅で下車する。
緑橋の3号出口を地上に出たら、今里筋をそのまま道なりに南下する。ゆっくり歩いて5分程。
大きなパチンコ屋が出てきたらその少し先が目的地。

カウンター席だけ。10あるかないかの狭い店。開店の予定時間から2分経っただけだが、既に先客5名。入って左の壁に設置されたカウンター席には祭り装束の若い男女。

一番奥のカウンターに腰掛ける。
メニューに書いてあるのは焼そばのみ。だが、カウンター中央の柱前にはオニギリ200円なんて張り紙もあり、主人らしい短髪で恰幅のいい男性は、一見さんかくのようだが、よく見ると底が凹んでハート型になった真っ白なおむすびを2個ずつ皿にのせてラップをかけている

焼きそばは、並400円、大480円、特大560円。
トッピングメニューとして、卵70円、具だくさん200円、シーフード180円、マヨネーズ50円、ニラ50円とある。
大を注文。400円増しで「焼きそばセット」となる生ビールを頼もうか少し悩むが、やめておく。

先客の分を作っていたせいもあるが、焼そばが出てきたのは10分程待った後。

長谷川の焼そば(大)

出てきた焼きそば。「ソース系」の筈が、色白の麺。味は塩が少しかかっている程度で、ソースは卓上のウスターソースを自分でかけて仕上げろという事だ。
卓上にはソースの他に、醤油、胡椒、一味唐辛子がのっていて、これで好みの味に仕上げる。関西でソースというと二度付け禁止なんて言葉が浮かぶが、上からかけるソースなので足りなければ更にかければ良い。

と自分でソースをかけるシステムというのも面白いが、この店でそれ以上に特筆すべきは、麺そのもの。
やたらと太いのである。

大阪で太い麺といえば、以前ここで紹介した住吉を代表とする高井田系ラーメンが思い浮かぶ。降りた駅こそ違うが同じ東成区で距離的にも離れてなく、確認はしなかったが、同じ製麺所の麺である可能性が高いと思う。

長谷川の焼そばは、やはり地名を取った"今里焼そば"というものに分類されるらしい。その名もずばり「今里やきそば」という店がここに並ぶ代表店(というか、2軒しかない?)との事だ。

具はシンプルに牛肉と玉ねぎだけだが、玉ねぎの甘さが太い麺の食感と香りに絡んで、非常に美味い。

やっぱビールももらうんだったかなと、後から入って来た野球のユニフォームを着たお父さんが冷たそうなジョッキを傾けている姿を見て思う。


焼そば 長谷川
◎焼そば 長谷川

所在地:大阪府大阪市東成区中本5-26-6 (Map)
定休日:月曜日
営業時間:
11:30~14:30、17:00~21:00 (日曜、祝日は11:30~21:00)

新潟戦、試合前。ジャンクな郷土食、イタリアン。

2007-03-25 01:32:18 | 食い物
3月11日日曜日の話。

渋谷ハチ公口のみどりの窓口で上越新幹線の指定席を発券。
乗車券は土・日きっぷ
新潟への新幹線往復だけで元が取れるので選んだ切符だが、これさえあれば前日の土曜日も南東北までのJR東日本管内は乗り放題。
なので予定のない前日土曜日も、これを使って意味無く山形の温泉に行こうかとか、喜多方にラーメンでも食いに行こうかとか考えていたのだが、いろいろと忙しい身になったので完全休養。もったいないが、この日曜しか使わない。

新幹線の改札では頻繁にお詫びみたいなアナウンスが流れている。
強風の為、GALA湯沢スキー場が営業を停止しているそうだ。
掲示を見ると、提携のスキー場への"振替"をしているとの事だけど、どういう仕組みなんだろう。

入線するMaxとき313号

乗車するのはMaxとき313号。
渋谷駅に着いてモニターを見た時のタイミングで選んだ列車なのだが、ホームの表示を見て、東京駅を出たら新潟までノンストップの列車なのを知る。
上野にも停まらない列車があるなんて知らなかった。

席は4号車1階の一番いい席...じゃなくて、1番E席。
ノンストップという事は、東京を出た時点で空席なら、これ以降も空席という事なので、隣の椅子とかに荷物をぶちまけて、東京駅で買った駅弁を開く。

「板長の極み」という胡散臭い名前の弁当。
サイズは小ぶりで840円。ラベルを見ると鮒忠の製造だ。

「板長の極み」


食後、新幹線の中では新聞を読んだり、Persik戦のエントリーを書いたりしていたら、あっと言う間に新潟へ。
越後湯沢駅あたりでは猛吹雪な感じだったが、新潟は曇天だが降ってはいない。


駅に付いて向かったのは万代シティバスセンタービル
この2階にある「みかづき」というファストフード店へ。

みかづき、万代店

新潟ローカルで定着している、"イタリアン"という料理を出す店。

単品で310円のイタリアンにSサイズのフライドポテトとドリンクの付いた、イタリアンポテトセット480円を頼む。

やってきたイタリアン。

みかづきのイタリアン

何かといえば、焼きそばにトマトソースをかけたという、ただそれだけの食べ物である。
味の想像はし易く、特に期待はしていなかった。なので、なんで新潟の人達には人気なんだろうというのが疑問だったのだが、実際に食べてみたらかなりイケていました。美味しいです。

まず、太い麺の焼きそば。かなり歯応えがあって焼きそば単独でもかなり美味い筈です。
それにトマトソースが予想に反してちょっとスパイシー。
もしかしたらソースがしつこくて、焼きそばだけの方がいいやと思わせる食べ物なのかと思っていたのだけど、そんな事ありません。付け合せの生姜も含め、バランスもいいです。
値段も含め、人気も納得の食べ物でした。

この後、新潟駅に戻りスタジアムに向かおうとすると、shigeさんからメール。
バスツアーでスタジアムで降ろされたが、駅に来るとの事。なので駅で待つ。

待っている間、suicaのペンギンの着ぐるみがうろうろ。

suicaのペンギン

一緒に写真を撮るレッズサポーターも多数。


shigeさんと合流。
飯を食うというので、さっき俺が行ったばかりの「みかづき」にまた案内する。
さっき注文した時にもらった割引券で安くなるし、ラーメン屋とかと違って既に食後の俺も飲み物だけお付き合いする事が出来る店だし。
shigeさん達にもイタリアンは好評でした。

その時にスタジアムでも売ればいいのにとか話していたのだけど、既に販売している事を後で知りました。

麺屋青山。そして、Go To Down Under。

2007-03-18 20:29:31 | 食い物
先週の新潟戦の事や昨日の甲府戦の事も書いていないですが、今日の話を...

ちなみに書こうとして書いていないネタは以下のとおり。

・新潟のジャンクな郷土食、イタリアン。
・J1 第2節、新潟 v 浦和。
・THE CORNELIUS GROUP at 新潟LOTS
・J1 第3節、浦和 v 甲府。
・野宮真貴リサイタル Vol.1 JOY

書くのですかね...。


pasmoのサービス開始で今日から私鉄でも使えるようになったsuicaをかざして京成成田駅を降りる。

でかい荷物はコインロッカーに入れ、地下通路を通り東口へ。成田市役所の前の道をまっすぐに南下。すぐに富里市へと変わる。

向かったのはラーメン屋。麺屋 青山。

麺屋武蔵青山と紛らわしいが、店主が青山さんでは仕方がない。

夜営業の開店は17:30だが俺はその20分前に到着。さすがに先客はいないが、俺が入口の前に立ったら、後客もすぐに現れた。
ほとんどの客が車でやってくる。何台分か駐車場もあるようで、店先にはその案内図があるが、反対車線に路駐らしき車が3台並んでいるのはこの店の客かもしれない。
予定の17:30を少しまわって開店。行列は20名くらいか。
入口を入って左手の券売機で食券を購入。
筆頭は普通の醤油ラーメンっぽいが、塩ラーメンのボタンの脇に「日本テレビで紹介」みたいな表示があったのでそっちにしてみる。他にも限定メニューみたいなのもあったが、後ろで待っている人の事を意識すると、あまり読んだり迷ったりする時間もない。行列の先頭というのも考え物である。

さて、やってきた塩ラーメン680円。

麺屋青山の塩ラーメン

写真の左上は生クリーム入味付玉子100円でこれも頼んだ。

ラーメンを持ってきた時に店員が「スープが2つに分かれているのはご存知ですか」と聞いてくる。
その知識だけはあったので知っていると答える。
というか、スープではタレを混ぜる際にどうしても混ざるので、正確に言えば仕上げにスープの上に張る香味油が違うということらしい。

麺の中央をメンマが横たわっているが、ここを境に味が分かれる。
普段はレンゲはあまり使わない俺だが、先ずは混ざらないように丁寧に左右のスープを交互に掬って、それぞれをすする。
左側がホタテだというあっさりした味。右側が鰹の濃厚な味。
それぞれの側から麺をあげてすするという変な食べ方になるが、味の変化は面白い。
個性的なラーメンって、ともすれば食っているうちに味に飽きる事もあるのだが、それぞれを味わっているうちに気がついたら完食みたいな感じである。

最近はどこも頑張っているのでもはやアベレージだが、麺もよい。
炙りチャーシューはちょっと堅くてあんまり良くない。店内に漂っている煙もチャーシューを炙っているせいだと思うけど、炙らない方がいいかもよ。


麺屋青山
◎麺屋青山

所在地:千葉県富里市日吉台2-19-11 (Map)
定休日:無休
営業時間:11:00~14:30、17:30~(スープ切れ終了)



と、なんで成田のラーメン屋になんか行ったのか...。
今、俺は成田空港のラウンジにいます。

成田空港第2ターミナル

21:25のJL771便でシドニーに出発します。
21日水曜日のACL、 v シドニーFC戦が目的の遠征です。

前のエントリーで仕事が忙しいって言ってた癖にという突っ込みも聞こえてきそうですが、それはそれで...。実際に、この遠征とは関係なく仕事が増えて、プレッシャーは感じてるんです...。

Go To Asiaを標榜しつつ、最初に向かうのがオーストラリアなのはなんかなって感じですが、観光ついでには最適かもしれないです。

向こうでも何とかネット環境を確保してたまに更新ができればと思います。と言っても、北海道の時もそうだったけど、いつも観光に夢中でネタばっか集まっても書く時間が無いのですけどね...。