Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

Monday満ちる、インストアライブ at HMV渋谷。とか

2006-02-26 22:58:53 | Weblog
今日は一日家にいました。昨日(2/25)の話です。

昨日は国立競技場を出て、とりあえず隣のホープ軒でラーメン。
店の作りや店員の服装や薀蓄は立派だけど、魚の味を出すために節粉をそのまま漂わせるような、見た目も味も下品なラーメンが多くなった中で、背脂がギラギラ光るラーメンの見た目は更に下品でしたが、何、久しぶりに食べたら、かなり美味しかったです。
カッコと値段ばかり一人前のラーメン食うんだったら、こっち食ってた方が数倍いいや。

その後、渋谷HMVに行きました。

火曜日にMonday満ちるのCDを買って、インストアライブの参加券というのをもらったのでそれを観に。

一般の人には秋吉満ちる名義で主演した、相米慎二の映画「光る女」での知名度の方が未だに大きいかもしれないけど、90年代前半のクラブシーンでのフリーソウルブームとリンクして、シンガーとして良い作品を出し続けてる。

6階のイベントスペースへ。
ライブのスタートは17:30。
演奏はツアーにも同行するという外国人キーボード奏者(Henry Hey)の電子オルガンだけで、ラフなスタイルのMonday満ちるは椅子に座って、ハンドマイクで歌う。

歌ったのは新しいアルバム(ROUTES)から3曲。

I'm Still Here
I Couldn't See
Hung Up

すげー良い...。
アルバムだと弦楽器の音やドラムやコーラスがあって、それはそれでもちろん良いのだけど、オルガンの音だけをバックに響いてくるMonday満ちるの声の心地よさ。
こんなショップの片隅じゃなくて、落ち着いた場所で酒でも呑みながら聴きたい。
なんて思っていたら、MCでは千葉(Club IKSPIARI、2/28,3/1)と東京公演(恵比寿LIQUID ROOM、3/2)の告知しかしていなかったが、帰り際にもらったフライヤーを観ると、来週、ガンバ大阪戦のある日の夜に大阪のBLUE NOTEで公演がある...。シチュエーションとしては最高なんだけど、宿は神戸に取っちゃったからなぁ。

ライブの終了後はサイン会なんだが、サインは購入したCDにするとの事。火曜に買ったCDなんて持って来てないし。持って来ていない人はスタッフに申し出てという事なので別にもらえない訳じゃなさそうだが、サインはいいのでそのまま会場を後にする。

で、普通にフロアで商品を物色。この日もWポイント。
買ったのは以下の通り。

CD - Single

We Are Scientists "It's A Hit"
The Delays "Valentine (Disc 2)"
BABY & CIDER "僕は脱落者"


DVD

Saint Etienne PRESENTS "FINISTERRE"


DVDは元々Saint Etienneのアルバム用PVとして作り始めたものだそうなのだが、そのまま1時間程度の作品にしてしまったものらしい。
ロンドンの映像をかなり断片的に繋ぎ合わせて、ナレーションを中心に、FELTのLawrenceなどのアーティストの語りが入る。Saint Etienneの曲はその合間に時折といった感じ。一応、一瞬だがメンバーの映像もあった。
このDVD観てからロンドン行ってたら、少しものの見方が変わっていたかもしれないな...。アップリンクから日本発売されたのは2/24でした。
向こうにいる間に、Mizooにも見せてやりたいなとも思う。どんな感想持つかは判らないけど。

XEROX SUPER CUP、ガンバ大阪 v 浦和レッズ at 国立競技場。

2006-02-25 22:52:42 | 浦和レッズ
いよいよシーズンの始まり。

XEROX SUPER CUPまずは賞金こそかかっているものの、勝ったところで何って感じのXEROX SUPER CUP。
来週、開幕で対戦するガンバ大阪相手で、どんな戦いになるんだか。
俺は相変わらずののんびりの入場で、コアな場所からは離れたヌルい場所に立って、明らかにプレ・シーズンモード。

主審は西村かよ...。

先発は都築、坪井、トゥーリオ、堀之内、暢久、啓太、長谷部、アレックス、小野、ポンテ、ワシントン。
水曜にゲームがあって温存するかと思った代表組もみんな出してきた。個々の疲労への考慮よりもコンビネーションの醸成も含めた仕上げの意図が強かったのかもしれない。これがいわゆるベストメンバーだと言っての異論は少ないだろう。

立ち上がり、いきなり坪井のOWN GOALで始まって嫌な感じだったが、セットプレーから堀之内がヘッドで決めて同点。
小野伸二からのパスをフリーになったワシントンが決めて逆転。

後半になってポンテが決めて、3-1と快勝した。

小野伸二はやっぱり上手い。球離れが良過ぎて周りが追いつかないシーンもあるが、これは仕方ないだろう。周りが感じないとね。

チームとしての仕上がりはどうなんだろう。
ボールを持って敵陣深くに入っても、なんだかゴールに向かう姿勢が感じられないことが多い。
ワシントンのポジション的な問題もあるんだろうが、行ける場面ではもっとゴリゴリ行って欲しいんだけどな...。

国立競技場でカップを上げる姿には馴れたね。って、やっぱタイトルとしてそんな意味を感じてないので、特に盛り上がる気持ちもないんだと思う。

来週、倒さないと意味ない。

醜い連中。

2006-02-23 23:47:46 | Weblog
民主党の、あまりの醜悪さにはあきれるだけ。
どこまで人を馬鹿にする気なんだ?

前回の選挙の結果は、小泉純一郎のトリックに嵌ったわけではなく、民主党の馬鹿さ加減が最大の原因だったことには気がついてないのか?

これだけの馬鹿を繰り返しながら離党とか言い出す輩が誰も出ないのも不思議。
こいつら心底腐ってるんだろうな。

昨日の購買物。

2006-02-22 23:15:57 | Weblog
体調は相変わらず良くないです...

昨夜の話。
CLUB QUATTROでZAZEN BOYSを観た後、HMVに寄る。

普段、HMVに水曜日に行くのは、毎週水曜日がWポイントだからというケチ臭い理由からなのだが、今週は、今日から土曜まで、ずっとWポイントらしい。

買ったものは以下の通り。

CD - Single

Beth Orton "Conceived"
Tunng "The Pioneers"
ASIAN KUNG-FU GENERATION "ワールドアパート"


CD - Album

The Durutti Column "Keep Breathing"
The Beautiful New Born Children "Hey People!"
William Orbit "Hello Waveforms"
Fantastic Plastic Machine "Imaginations"
Monday Michiru "ROUTES"


Hevenlyから出していた頃からBeth OrtonのCDは結構買っている。
新しいアルバム"Comfort Of Strangers"も売っていたが、これは先週、英国で5曲収録のBonus Disc付きのを購入した。
HMVで売られてる輸入盤は、Bonus Disc付きはなく、しかもCCCD。本当にEMIはどうしようもないな...。
独自の入荷ルートを持っている小さな輸入版屋とかならCCCDじゃないのも入荷しているのかもしれないが、Supergrassの昨年のアルバムも、CCCDじゃないのを英国で買って来た。
で、Beth Ortonの今度のアルバム、かなり良いなと思って聴いていたのだが、HMVの店頭のPOPで、プロデューサーがJim O'Rourkeなのを知った...。
ブックレット、読みにくいので全然クレジットとか気にしてなかったよ。

あと、地元に戻って、近所のスーパーで買ったCD。というかCD付きチョコレート

木村カエラ "Circle -KIT KAT Edition-"

本日よりコンビニ、スーパーで発売という告知がSaku Sakuであった月曜の日はぶっ倒れており、昨日はそこらへんのコンビニを覗いていたのだが、どこに行っても影も形もない。完全に出遅れたかと思ったが、東急ストアには大量にありました。
無事購入。
この曲もかなり気に入っています。島田大介が作ったPVもかなり面白い。


それと、ZAZEN BOYSのLIVE会場で売っていた2枚も買いました。

ZAZEN BOYS "AT THE MATSURI STUDIO"
ZAZEN BOYS "MATSURI SESSION 12・27 2005 TOKYO"

ZAZEN BOYS at CLUB QUATTRO

2006-02-21 23:25:28 | Weblog
鼻はつまり気味だが、休むほどではない。
だるいが、出社する。ちょっと遅めに。

だらだらと仕事して、定時ちょっと過ぎて退社。
だるいけど、渋谷で途中下車。
CLUB QUATTROCLUB QUATTROへ。

ZAZEN BOYSを観る。"TOUR MATSURI SESSION"。

脳味噌をかき回すノイジーなギター。
肋骨にずんずんくるドラム。
ジャンプに合わせて足元を揺らすフロアの振動。

すげー気持ちよくて、途中はなんか眠いし...w

超カッコよかった。体調悪くても、観て良かった。

風邪をひいちゃいました。

2006-02-20 21:15:39 | Weblog
って、このBlogを立ち上げた時の最初のタイトルが同じだったかも。
松浦亜弥が歌う「渡良瀬橋」の歌詞からの引用です。

多分、土曜に寒いところにいたのが原因だろうね。
昨日から危ないなと思って風邪薬飲んで寝てたんだけど、一番体調的には良くなっている筈の朝、目を覚ました段階で咽喉がつぶれるように腫れているのが判ったので出社断念。
今日も一日、寝ていました。
今は咽喉もかなり良くなったけど...。

ヲ友達へ。

2006-02-19 23:22:02 | Weblog
mixiの方からここを見に来てくれている方も多いかと思います。

俺をmixiに招待してくれたのは亜弥関係のヲ友達で、俺は基本的に松浦亜弥関係の現場しか行かないのでマイミクシィに登録されているヲ友達もみんな松浦亜弥ファン同士として知り合った人達なんですが...。

現在のマイミク。今日、mixiに入って愕然。

mixiって原則的には自己紹介としてユーザプロフィールに画像が貼れるんで、みんななにがしかの写真を使ってるんですが、大抵ヲタのみんなは推しの人の写真を貼ってる。
ところが、今日。亜弥ちゃんファンばかりのはずの俺のマイミク一覧のプロフィール写真から、亜弥ちゃんのワンショット写真がなくなった...。
ま、ツーショットとか集合写真の方はいるんだけど。

うーむ...。

みんな、亜弥ちゃんを見捨てないでねw

という事で、普段はここと同じ自分の写真を使っているmixiの俺のプロフィール写真を、今日は亜弥ちゃんのワンショット画像に変えました。
約24時間限定っつうことで。

十日町雪まつり、雪上カーニバル。松浦亜弥出演。

2006-02-18 22:18:30 | 松浦亜弥
昼近くに家を出る。
東京駅から上越新幹線。越後湯沢駅で上越線。六日町駅でほくほく線に乗り換えて、着いたのは新潟県の十日町。
ここで行なわれている雪まつりのイベントに松浦亜弥が出演する。

十日町駅の改札を出て、とりあえず飯を食べるところを探す。

観光案内所みたいなところの前に置いてあった、簡単な飲食店マップを見て「雪室貯蔵のそば粉・布海苔つなぎ」と書かれているそば屋、小嶋屋本店に向かう。

途中、駅の前の商店街を歩いていると「チンコロ」なんて幟が...。
なんじゃいと思ったが、なにか米かなにかの粉を固めて作った細工らしい。可愛い人形がケースに入って売られていた。

さて小嶋屋本店。本格的な事が書いてあっても、相当の可能性で田舎食堂だろうと思っていたが、立派な店だった。テーブルの脇のパンフレットには「皇室献上」なんて書いてある。
布海苔つなぎのそばと言えば、小千谷のへぎそばだが、あまり位置的な事は判らないのだが、近いのかも。ここもメインはへぎそばだった。

十日町、小嶋屋本店のへぎそばへぎそば2人前を頼む。
その前に十日町の地酒、天神囃子を一合。本醸造酒だったが口当たりよく美味しい。

さて、やってきたそば。
布海苔を入れている所為なんだろうが、麺の表面はすこしヌメっとした感触。ちょっと面白い。コシがあって食感も良い。かなりレベルが高い。
なんの予備知識もなくいったが、有名店なんだろうな。美味しかったです。


松浦亜弥が出演するのは雪上カーニバルと呼ばれるイベント。
会場の小高い丘を上り、俺の持っているAゾーンの入場列の最後尾に付く。ちょうど、開場の16:30頃。あまり列は長くない様子。
雪のステージ前に広がるやはり雪を固めた地面に、緩衝用の柵の代わりにやはり雪壁の会場に入る。
Aゾーンは立ち見。
真ん中の前を目指すが、すでに人の列が三層分。しかし、背の高い人もいないので、そこに落ち着く事にする。
売り切れで俺は取れなかった前のSゾーン(椅子付き)に知り合いを発見。

開演は18:00。始めに開会式などと称して市長の挨拶。観光大使らしいアニマル浜口の気合10連発。


つづいて本編。ここからはネタバレ扱いになります。

司会進行はNHKのアナウンサー。
来週、BS2での放送も予定されており、いかにもテレビ収録的なノリと流れで進行する。

ア○○○ックス・チアリーダーのダンスかなんかあった後で早速、松浦亜弥の出番。

ふわふわの帽子にコート。スカートからブーツまで、全部純白の衣装で登場。
雪のステージで背景もほとんど白いのだが、前目で見ている俺には当然はっきりと識別可能。すごく可愛い。

最初に歌ったのは「気がつけば あなた」。
俺の脇に、ア○○○ックスのタオルマフラーをしているのもいたので地元なんだと思うが、5、6人にヲタの集団がいて、奴らがとにかく騒ぐので少しウザイ。
ま、あんまり気にせず、亜弥ちゃんの歌を楽しむ事にする。

屋外で反響は全く無い場所なので、ストレートに声が聞こえてくる。寒いせいか、声の伸びは少し足りない感じ。でも、なんとなく、生のあややの声って感じがして良かったです。
前めに立ってる俺の場所では左右のスピーカーが離れ過ぎている感じも。

一曲目が終わってMC。
印象を聞かれても、気の効いた答えなんてせずにいきなり「寒い」って言うのも松浦亜弥らしい。

MCに「もう一曲」と紹介されて歌った2曲目は「砂を噛むように…NAMIDA」。
今日はルミカライトを持って、最初は少し振っていたのだが、途中から振るのをやめて聴く。

で、終わりかと思ったのだが3曲目。「草原の人」。
途中、台詞のところは十日町のみんなへの呼びかけになっている。

この後、いろんなイベントを挟みながら、前田有紀が1曲、堀内孝雄が2曲を歌う。
亜弥ちゃんだけ3曲だったのは、例の件で出演がキャンセルになったWの穴埋めという事なんだと思う。

十日町雪まつり、雪上カーニバル最初に松浦亜弥が歌ってから、1時間以上も寒い中で立って見ていたのは再び登場するだろうフィナーレがあるから。もちろん期待を裏切らず登場。

去年の姫路城にも行っていないし、松浦亜弥が屋外で歌うのを見るは初めてだなぁなんて思っていたのだが、フィナーレで花火が上がって、2年前の神宮花火大会の国立競技場で見ていたのを思い出した。

※本文中、すごい馬鹿な間違いをしていたので訂正しました(汗)

川崎、ラーメンSymphonyで2杯。そして、牛たん 杉作について。

2006-02-16 23:19:08 | Weblog
今日から職場に復帰。

昼に行った喜心の日替わり(牛肉と大根)も美味しかったのだが、昨日食べたものの事を書きます。

矢野顕子のLIVEで川崎へ。
少し早めに行き、川崎駅ビル「BE」の地下飲食店街にできた「ラーメンSymphony」へ。最近はいたるところにあるミニ・ラ博的スペース。

時間は17:30を少し回ったところ。
行列が出来ているのは本丸亭のみ。

なんつっ亭に入る。
以前からかなり評判の店だが、秦野にある本店には行った事がない。遠いしね。

らーめん680円を頼む。

店員の女の子にカウンター席に案内されるが、カウンターの長さに比して、無理くりに椅子が並べられてる感じ。空いているからいいが、椅子があるからにはこの椅子の数だけここに座れということになるのか。居心地はかなり悪い。
俺には水も出してくれないし。

なんつっ亭、らーめん。出来上がりはかなり待たされる。同じカウンターに並ばされた先客2名分のと同時に出てくる。

マー油で真っ黒の表面。麺の食感はかなり俺ごのみ。だが、焦げ臭いマー油こみのスープはどうもしつこい。
店側はそれを狙っているんだろうが、この状態じゃベースのスープの良し悪しも判らないし、テレビとかで大々的に人気店としてとりあげられるレベルじゃないかも。特にまた食べたいという感じもせず、ふーんって感じ。
俺の好みではなかったです。

本店は違うのかもしれないが、これで本店の味に期待せよというのはムリです。
少なくとも自発的に再食する機会はないでしょう。



LIVEの終了後にもラーメンSymphonyへと向かう。9:00ちょっと過ぎ。行列はやはり本丸亭のみ。

今度は、らぁめん大山(たいざん)に入りました。
ここは、昨年6月、ハロ☆プロパーティーの富士公演の時(前から5列目で洋服の青山の扇子かざして、亜弥ちゃんからレスもらった日w)に、富士市の本店に行った事があります。

元、町田二郎の店主が開いた店。
町田二郎の時代にも桜エビを使ったMO(町田オリジナル)なんてラーメンを出していたように、駿河出身のご主人は桜エビにかなり思い入れがある様子。
本店では「駿河醤油ラーメン」という名前で出していた桜エビ味のラーメンは、ここでは「えび醤油そば」と、より判りやすい名前に。
本店には無かった「かき揚げ」なんてトッピングメニューもある。

頼んだのは「えび醤油そば」700円に「かき揚げ」250円。

らぁめん大山、えび醤油そばとかき揚げ。登場したラーメン。
本店で食べた時は太めの麺に二郎の名残があったのだが、かなり細くなって全然それっぽくない。もちっとした感じで歯切れは今ひとつ。俺好みの食感ではない。

もはや二郎っぽいのは、注文時にニンニクを入れるか聞かれて、粗く刻んだニンニクがのってくるところくらいか。まぁ、主人も二郎スタイルにはこだわっていないんだろうけど。

桜エビ味のスープは美味しい。

かき揚げは、ふんわりと揚げられてすごく上品。
このままで食べるならこれもいいのだけど、スープの中に入れるなら、もっとしっかり衣を付けてもいいかも。
清水の金田食堂のかき揚げには敵いませんが、これはこれで美味しかったです。


さて、ついでにミューザ川崎内にある飲食店について。

この場所は以前、マッチ一本で大火事になりそうな木造の長屋が連なっている場所だった。
そんな場所にあった、狭くてぼろっちい牛たん焼き屋が好きで通っていた。
それが「杉作」。

ミューザ川崎になって、てっきり無くなったと思っていたのだが、ある日テナント一覧を見て、その中に「杉作」の名前があるのを見つけて驚いた。

汚い店だったのだが、仙台の「太助」の流れを汲む、正統の牛たん焼きの店。
「太助」は肉が硬いという印象があるが、ここは切れ目をしっかり入れて、テールスープも骨は外しているのでとても食べやすく美味しかった。

ある程度の優遇はあるのだろうが、以前の建物に比べたらテナント料の負担も厳しいだろうし、牛たん屋を取り囲む環境も厳しいだろうから、ちゃんと存続しているのだろうかと思っていた。

牛たん 杉作のシャッター。この日は定休の水曜日だったが、ちゃんと営業は続けている様子。
現状で、牛たん定食はどんな値段設定なのかも判らないが、今度、機会を見つけて行ってみたいと思う。

矢野顕子リサイタル2006 at ミューザ川崎シンフォニーホール。

2006-02-15 23:47:17 | Weblog
ミューザ川崎。音楽のまち・かわさき」なんてフレーズは、川崎市民の俺にもピンと来ないのだが、そんなものを目指し始めたこの土地の旗艦を担っているのが数年前に開業した「ミューザ川崎」。その中の「ミューザ川崎シンフォニーフォール」が今日見るLIVEの会場。

なぜか、東京交響楽団のフランチャイズとして定期公演も開かれているこの場所だが、今日ここで見るコンサートはクラッシックではなく矢野顕子。チケットには「リサイタル」なんて書かれている。

矢野顕子のライブは、毎年末にある「里がえるコンサート」でCLUB Quattroの公演を毎年のように見ていた。
ここ2年、ツアーはあったようだが、Quattroの公演がなく見ていない。
2004年12月のAct Against AIDSのコンサートでゲスト出演だったのを見て以来。
ピアノ一台での弾き語りソロとなると、91年に今は無き渋谷ジャンジャンで見て以来となる。

パイプオルガンが後方にあるステージの真ん中にピアノが一台。俺の席は、前から4列目のど真ん中で、昨日までの疲れに任せて居眠りしないようにしないといけない。

開演予定19:00。19:05にリンゴンと教会の鐘の音がスピーカーから流れて間もなく開演の合図。
ステージ左手から矢野顕子登場。

オープニングは「The Girl of Integritiy」。
さすが、クラッシック演奏に特化して作られた会場だけで、音がすごくいい。

続いて「丘を越えて」。
ジャンジャンで見たときもそうだったのだが、ソロのライブでは、その時の気分で演奏曲を決めていくようだ。
あれこれ言いながら、ピアノの上に置かれた譜面の束をめくる。

くるりのカバー「Baby I Love You」とか、Doorsのカバー「People Are Strange」など、矢野顕子ならではの選曲でコンサートは続く。
「クリームシチュー」に続いて、やはり「搾詞」糸井重里、「咲曲」矢野顕子の新曲「(仮)Snakes Beeping」を初披露。

もうすぐ出るアルバムに収録される井上陽水とのコラボ曲「架空の星座」。
難しくて今日は演奏するつもりがなかったらしい上原ひろみのリアレンジによる「そこのアイロンに告ぐ」などはものすごくスリリングで楽しかった。

「新曲」中心で「あまりみんなの聴きたいと思っている曲はやらない」と言っていたのだが、本編ラストは「リハーサル中にやりたいと思った」という「Home Sweet Home」。アンコールは「春咲小紅」に「ごはんができたよ」とお馴染みの曲で終了。

濃密な音空間でのライブは本当に感動的だった。