Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

気がつけば...

2009-06-13 02:02:30 | Weblog
前回の投稿から1年が過ぎてしまってました。

まあ、元気にやってます。

仕事は今年の初めに、ちょっとした異動をして、少し忙しくなってますが、レッズの公式戦は全部行ってますし、LIVEも結構通ってます。

mixiの方の投稿も最近はしてません。
なんだか投稿するたびにレッズが負けたりするんでね。

久しぶりに気まぐれに書いてみましたが、続くかどうかは微妙です。

ども。

2008-04-12 16:51:52 | Weblog
ご無沙汰してます。

花粉の季節で決して元気とは言えないですが、ここの更新が滞ったのは別に体調のせいではないです。
忙しいんですよ。と言っても仕事後のLIVEに行く予定がやたらと多くなってしまったのですが、その分、残業できる日はしっかり残業しないとどうしようもなく、家に帰ったら溜まった録画素材を整理してHDDレコーダーの領域確保。さらに鼻炎の薬のせいで頭はつねにボーっとしてるとかそんな感じで。

2月の札幌の話は、札幌に行った目的のイベントにも到達していませんが、ご存知のとおり浦和レッズは波乱のシーズンを迎えてしまいました。

一連の騒動には思うところは沢山あったのですが、それに関しては書く時間があったとしても書きにくかったかな。
今回の件でネット上の議論とかに目を通すこともしていないのだけど、俺にとってはオジェックも信頼できる(したい)仲間であり、オジェックを悪者(ないしは無能)扱いする空気には常に違和感を感じていました。
では、今シーズンもオジェックで戦うべきだったかと問われれば、それもやっぱり否です。すべては昨シーズンにオジェックではやりにくいという空気をチームの「共通認識」にしてしまった時点で終わっていたと思います。俺としては、そんなものを共通認識にしてしまったチームの体質が一番の問題ではないかと思うのですが...。

さて、今まで忙しくて書けなかったと言っている人間が、こうして書き始めた訳ですが、今も別に家にいて時間ができたという訳ではありません。
今は大阪の国際展示場、グランキューブにいます。

グランキューブ大阪のキューブカフェより

少し早めの飛行機に乗って大阪に来てしまったけど、それこそ忙しくて観光の計画も立てられず、大阪に来た主目的の時間までが空いてしまったという、そんな感じで。

今日はこれからここで、THE CORNELIUS GROUP "ULTIMATE SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW"のファイナル公演があります。

グランキューブ大阪

実は先々週の東京国際フォーラムのチケットを持っていたのですが、J Leagueの予定が発表になったら見事に第3節のゲームとバッティングしてしまっていました。
最高にスリリングだった今回のCORNELIUSのツアーのホール公演を、無理をしてでももう一回は目に焼き付けたく、大阪までやってきました。

もちろん、明日の朝一の飛行機で戻って鹿狩りは参戦。その後、出社します...。

札幌、2日目。

2008-03-05 23:23:10 | Weblog
2008年2月11日、建国記念の日。1ヶ月近く前の話がまだ続きます。

前まで書いていた10日の話は夕方にもなっていないが、翌日の話へ。
前日はホテルにチェックインしたら速攻で眠りこけてしまったのである。夜の9時頃に目を覚ました時に、何か食いに行こうかとの思いも掠めたが再び寝て、次に気がついたの深夜の2時だった。

そんなで起床は5時。ホテルは狸小路のビジネスホテルだったが檜の露天風呂もある大浴場付きで、早朝入浴。朝食付きだったのでホテルでしっかりと朝食を取る。部屋でのんびりテレビを見たりで結局外出は9時を過ぎてから。

まず向かったのは二条市場。

二条市場

ここの一番北東の端に近い位置にある曲〆二条食品に行く。曲〆は"かねしめ"と読む。

昨年のGAM公演の時、何か食おうと思って散策していた二条市場で、店頭に出ていた看板の「活ツブ刺し定食」という文字に引かれて入ったのがこの店。ウニ丼とかイクラ丼とかを出す店はあるが、貝類の刺身の定食を出す店ってちょっとない。俺は魚介類でも特に貝類が好きなので。

ホテルでしっかり朝食は済ませているので、単品で活真ツブの刺身とホッキのバター醤油焼きを頼み、朝っぱらだが生ビールを呑む。

曲〆二条食品の活真ツブ刺 曲〆二条食品のホッキ焼き

ツブの刺身は肝も付けてくれる。
昨年、定食で頼んだ時は、肝をバーナーで焼いて出してくれたのだが、今回は生のまま。これはこれで美味しいのだが、生でネットリと濃い味の肝をアテにするならビールは弱い。といっても日本酒の追加は控える。
ただ、昨年はこの店が気にいって、中一日で2回訪れ(2回目はウニ、イクラ、カニののった丼を食べた)て、今回もまた再々訪したわけなのだが、この日はちょっと不愉快な接客をされた。

メニューに焼きタラバ(1本) \1200~とあるので、それを注文したら出せないという。で余計な事にそこで店の人が口にした言葉

「脚一本とかないんですよ。一パイ買ってくれてそこからとかならいいんですが」

だったらメニューに書くんじゃねぇよ

良い店を見つけたと思っていたのに残念。


さて散策。寒いのによせばいいのに、わざわざ豊平川に出てそれに沿って南下。中島公園に向かう。

中島公園はクロスカントリースキーをしている人がたくさん。

中島公園

ジョギングコースならぬ、歩くスキーコースという看板が立っている。スキーセットは貸してくれるらしい。

俺は公園内にある北海道立文学館を見学。

北海道立文学館、外観 北海道立文学館、エントランスホール

アイヌ文学に関する展示に始まり、小説のみならず歌壇、俳壇などの資料も充実。結局2時間くらい、この中を見ていた。

ひらけ!

2008-02-28 23:45:35 | Weblog
2008年2月10日日曜。

この前に書いた、味の三平に行く前の話。

札幌の南1条。三越とパルコの間のこの通りは札幌一番街と呼ばれる。
味の三平のあるビル(大丸藤井セントラルビル)から2棟くらい東の位置に、札幌アルタがある。新宿のアルタと同系列のビルだろうが、スタジオはないと思う。
このビルには、ハロー!プロジェクトのオフィシャルショップ、通称ハロショがあった。ヲタとしては札幌店限定の松浦亜弥写真でもないかと思い、味の三平に行く前に覗きに行った。
エレベータ前で何階だっけとフロア案内を見るが、どこにもない。そういえば、移転するなんて情報があったかなんて事をようやく思い出す。
移転先は判らないので、この辺に来た目的である味の三平に向かおうかと戻る。

道路を渡って、味の三平のある大丸藤井セントラルの隣のビル、ラ・ガレリア。
ここの角に元気地蔵というオブジェがあるのだが、冬仕様っぽくデコレートされていた。その写真を撮る。

元気地蔵

そしたらその後ろにあるものが視界に入る。
緑の車。
ガチャピン仕様の日産セレナ
そこが日産のショールームである事なんて、これまで意識した事もなかったが、これはひとつ写真に収めようと入って撮影する。

ガチャピン仕様 日産セレナ

で振り返るとガチャピンとムックのぬいぐるみ。これも可愛らしいので写真に収める。

ガチャピンとムックのぬいぐるみ

ここで改めて店内の様子を眺めると、店の奥には...

ガチャピンとムック
本物じゃん。

ガチャピン ムック

ガチャピンとムックが車を掃除したりなど、店内をうろうろ。

カタログを配るガチャピンとムック

最後はカウンターに入ってカタログの配布。

ガチャピンとムックが来るという一大イベントにも関わらず、ギャラリーはほとんどいない。どうもこの時間帯の登場はイレギュラーらしく、本格的なイベントは15時からだとの告知をして引っ込む。

そして俺は味の三平へ。予想以上に長い行列に並んで、食い終わって時計を見たら15:16。間に合うかと隣の日産のギャラリーに戻ると、まだイベントの最中。今度はさすがに沢山のギャラリーが集まっている。

ガチャピンとムック ガチャピンとムック

イベントの目的は車の宣伝のはずだが、そんな説明を聞いている客がいたのかどうか。

イベントの最後はガチャピン、ムックとの名刺交換会。交換といってもこっちの名刺は必要ない。
ガチャピンとムック、それぞれから名刺をもらう。
みんなもらったあとはハグしてもらってる。

たべちゃうぞ、たべちゃうぞ by ガチャピン

俺の時もガチャピンは両手を拡げて受け入れ態勢だったが、俺は恥ずかしいので握手にしてもらった。

第59回さっぽろ雪まつり。

2008-02-19 23:46:48 | Weblog
2月10日日曜日。

美園駅から地下鉄に乗り、大通駅下車。

第59回さっぽろ雪まつりの開催中で、大通公園はそのメイン会場。
札幌に来た目的はこれではないが、一応、様子は見ようかと。と、いいつつ、1丁目から10丁目あたりまでしっかりと見て歩く。

主な雪像をご紹介。

3丁目 UHBファミリーランド。
フリーダム 自由を掴め
中雪像 フリーダム 自由を掴め。
日清食品のタイアップ。夜には雪像中央の四角い部分をスクリーンに「FREEDOM」の上映をしていたらしい。

4丁目 よみうり広場。
守りたい地球、子供たちの未来
大雪像 守りたい地球、子供たちの未来。
可愛らしい子供と動物の周りに、洞爺湖サミットに参加する7か国の代表的建造物を配している。

同じく4丁目。
ナルニア国物語
大雪像 ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛。
この雪像も夜が見ものだったらしい。

5丁目 道新 雪の広場。
F**K! コンサドーレ札幌
中雪像 がんばれ F**K! コンサドーレ札幌w

6丁目会場は雪像ではなく食の広場。
北海道各地の名産が味わえる。
ズワイ蟹の甲羅焼き 焼きウニ
俺は、ズワイ蟹の甲羅焼きとか焼きウニとか買って食べる。

7丁目 HBCエジプト広場。
エジプトの遺跡
大雪像 エジプトの遺跡。

10丁目 STV広場。
チビナックスの北極探検隊
大雪像 あっマンモスだ!~チビナックスの北極探検隊~。

と、ひと通り眺めてから大通公園を離れて、近くのSTV(札幌テレビ放送)へ。

STV(札幌テレビ放送)

ここのSpicaというイベントスペースでカレー博覧会というイベントをやっていて、この日はスープカレーのマジックスパイスも出店しているというので行ってみたのだが、長蛇の列なので断念。

とりあえず、グッズショップの脇にあった、こんな色紙の写真だけ撮ってきた。

谷口祐子さん
谷口祐子さんw

Trailer。

2008-02-17 21:15:47 | Weblog
まったく更新が滞りまくっているここだが、今日は頑張って書いた。
でもやっと2月上旬。

次は一週間前の週末のイベントに関するシリーズとなる。
ケータイとかで見ている人には悪いが、今回は写真を中心に。

2月10日日曜。

前夜には雪が降っていて心配だったが、積雪はそれほどでもなく路面も凍っていない。
まだ暗く足元も見えない時間の出発で、坂が多い家の周りで路面が凍っていたら動きようがないが、ひと安心。

夜が明ける頃に羽田空港に到着。例によってラウンジでクロワッサン。
乗ったのは7:35に出るJAL507便。B777-300。

羽田空港。JAL507便。B777-300


窓から見える景色は寒そう...。

JAL507便。窓からの景色


飛行機を降りる。9:13。

到着空港。11番スポット


地下にある駅から列車に乗る。

乗った列車 乗った列車の車内


川を越えればすぐに到着。

目的地直前に渡る豊平川。


着いた。

札幌

Hello!Project 2008 ~決定!ハロ☆プロ アワード ~ at 横浜アリーナ。

2008-02-17 15:09:21 | Weblog
10月27日日曜。

俺の神戸の朝の定番、ブランジェリー・コムシノワ

ブランジェリー・コムシノワ

買って外のテーブルで食べる。

コムシノワのパン

写真左下のは、ポテトと淡路産玉ねぎが入ったパン。

8:30に三宮駅前を出る空港リムジンバスで大阪伊丹空港へ。空港ラウンジで時間を潰して、伊丹空港を10:30に出るJAL112便で羽田に戻る。

羽田に着いたが帰宅はしない。
乗ったリムジンバスは新横浜行き。ベイブリッジなんかを経由して終点の新横浜プリンスホテルで降車する。

横浜アリーナでハロコン。

横浜アリーナ

Hello!Project 2008 Winter ~決定!ハロ☆プロ アワード '08~。

前週までは幼い者チームとお姉さんチームに分かれていたのが、ここで全員集合。ここ横浜アリーナで前日26日に1公演。そしてこの日、昼夜2公演。
Zepp Osakaのチャットモンチーのチケットは、27日の分も持っていたのだが、それは無駄にしてこっちに来た。

前年はメインステージ最前列とサブステージ最前列とで、メリハリのある席が来た横浜アリーナだが、この昼公演は見事にセンター席のヲタ混みに埋没。

チケットに書いてる席番を見る限りあまり期待していなかった夜公演。センター席で列ごとに72ある席番のちょうど中間、36だった。これが何を意味するのかというと、メインステージ中央からまっすぐにバックスタンドのステージに伸びる花道の脇という事である。
そんなで、夜公演は間近に出演者が行き来するのを観ることができる。

安倍なつみや中澤裕子は、ソロの時に俺の真ん前で立ち止まって歌ったりする。すると彼女らの背後から照らすピンスポットの光の中に俺も入ってしまい、そうなると少し俺も緊張してしまう。

前後の位置ではかなりバックスタンドのサブステージに近い位置。
モーニング娘。がそのバックスタンドのステージで歌っている時に、久住小春があなたも一緒に歌ってみたいに俺の方を見てマイクを向けてくるが、モーニング娘。の最近の歌、判らないから...。
終盤、出演者全員で"恋愛レボリューション21"を歌う。この曲は俺もよく知っている曲なので、一緒に手を挙げたりしたのだが、その時、ちょうど目の前に久住小春がいて、そんな俺を見てすごく嬉しそうな笑顔になった。小娘になめられてるなと思いつつも、満更でもないのはご想像のとおりです。

松浦亜弥はソロで"I Know"を歌う。なんで今、一曲しか歌えないシチュエーションでこの曲なのかとも思うが、プロデューサーも自分が関わっている曲を歌わせたいだろうしね。肝心の松浦亜弥からは、接近できた夜公演でも全くレスはもらえず...。

毎年、この手の公演に用意されている重大発表。今年は美勇伝の活動停止だったが、つまらないお笑いがネタにしていたように、ヲタ以外にはなんのインパクトもない内容。にしても、この公演があった事自体、翌日のワイドショーでも取り上げられてなかった。そんなもんかな。

大阪、再び。

2008-02-17 08:21:15 | Weblog
そんなで(なにがだ)、今となっては記憶もあやふやな昔ですが、1/26にも大阪に行ってました。

8:30に羽田を出る、JAL107便で大阪伊丹は9:40着。雲は多かったが、この日も富士山は綺麗に見える。

富士山

大阪空港の到着ロビーでPC出してチケット取り。電子チケットぴあのシステムが変わってから初めての利用で思い切り途惑って時間はかかるが、なんとか無事に望みのものをゲット。そんなでモノレールは大阪空港発10:43に乗る。

大阪モノレール

ここのところ、大阪に来る機会があっても予習せず行き当たりばったりで、結果いつもと変わらない行動になってしまうのだが、今回は少しだけ予習して、新しいところに行ってみた。
蛍池から阪急電車。ホームに下りると、いつものように梅田に向かうなら乗るはずの急行電車がやってくるが見送り、次の各駅停車に乗る。
降りたのは岡町という駅。豊中市になるが、この周りを少し散策する。

岡町商店街

リアルに古臭い岡町商店街のアーケードを入っていくと、奥に神社がある。

原田神社。

商店街のアーケードに囲まれた境内は変な感じだが、歴史はある。
西暦684年に天武天皇が勅祭をもって神宝、神鏡ならびに獅子頭を納められたとの社記が残っているらしい。

豊中、原田神社

重なった破風の造りが特徴的な本殿は、1652年に再建されたものだそうだ。

お参りを終えて、商店街に戻る。
奥に銭湯が見える狭い路地を入ったところにたこ焼き屋があった。

たこ焼き とくや。

岡町商店街、たこ焼き とくや 岡町商店街、たこ焼き とくや

5個もらう。200円。

最近は"すっぴん"で食べさせる店によく行くが、ここはソースに花かつおと青海苔がデフォルト。マヨネーズはカウンターにあるのを自分でかける。
オヤジが柚子七味も合うからかけなと勧めるので、カウンターにあるそれを皿の端に盛る。
焼きたてのたこ焼きは外カリ、中はとろとろの熱々。柚子の風味が強い柚子七味は確かに良く合う。
これからはソースのたこ焼きを食べるたびに、柚子七味が欲しくなるだろうな。

京の冬の旅。

2008-02-04 23:08:33 | Weblog
2週間前の話が続きます。

1/19、大阪厚生年金会館での公演終了後は三宮で宿泊。久しぶりに「お好み・鉄板焼き ひめ」。

で翌日、1/20はJR三ノ宮駅で新横浜(横浜市内)まで、8720円の乗車券を購入して先ずは在来線。9:21発、東海道・山陽本線の新快速、野洲行に乗車する。

10:13に京都着。途中下車で改札を出る。
向かったのは新福菜館。昨年、京都音楽博覧会で来た時以来。
例によって、中華そば(並)600円とヤキメシ500円。

新福菜館本店 新福菜館の中華そばとヤキメシ

満腹になって観光。といっても予習はなし。
案内所に行ったら「第42回 京の冬の旅」というブックレットがあったのでそれを参考に。非公開文化財の特別公開があるというのでそいつを目指す。

地下鉄に乗って今出川駅で下車。
相国寺に向かう。

法堂と開山堂が特別公開らしい。
拝観料600円を払って、先ずは法堂へ。

相国寺、法堂

豊臣秀頼が慶長10年(1605)に再建した法堂は、現存する法堂では我が国最古のもの。重要文化財。
本来、本尊の釈迦如来像が祀られている須弥檀だが、九州国立博物館で開催中の「京都五山 禅の文化展」に貸し出されていて、代わりに開山の祖、夢窓疎石の像が飾ってある。
天井には狩野光信筆の「蟠龍図(ばんりゅうず)」。堂内のどこに居ても龍に睨み付けられる八方睨みの龍。手を叩くと反響する「鳴き龍」との事なので、ポイントに行って手を叩いたが、響いては聴こえなかった...。

続いて開山堂へ。
龍淵水の庭は、禅寺ならではの枯山水が手前にあるが、ここの特徴はその向こうに築山と水路を引いた庭が並存している事。

相国寺、開山堂。龍淵水の庭

円山応挙が描いた小犬の杉戸絵もさりげなくある。何の説明文もなく、ガイドさんの案内がなければ見逃すようにひっそりと。まんまるの子犬たちが可愛らしい。

続いて向かったのは瑞春院。相国寺の付帯設備なのだが、ここは改めて拝観料600円が必要。
水上勉が直木賞を取った作品、「雁の寺」の舞台がここなのだそうだ。その縁の雁の絵の襖絵などを観る。
庭には水琴窟があるのだが、ここの水琴窟の音は特に評価が高いらしく、ここの水琴窟のCDが海外で売られているらしい。


今出川駅から地下鉄に乗り、京都駅を越えて九条駅へ。
ここから歩こうかとも思ったが、駅の案内板を見たらバスがすぐ来そうだったので、市バスに乗る。
東寺南門前で下車したら、天気は本格的な雨降り。

東寺南門前

南大門から東寺の境内に入る。

新幹線の窓から見える東寺の五重塔は如何にも京都な風景で、脇の道も何回も通った事があるのだが、東寺の境内に入るのはこれが初めて。
境内を歩いていると遠くから汽笛が聴こえる。梅小路蒸気機関車館のSLの汽笛だ。
拝観料800円を払う。ここでの特別公開は五重塔の内部。初層、つまり1階の部分だけだが中に入って観る事ができる。
太い柱、心柱の周りに配された仏像。仏の姿ではないが、真ん中の心柱を大日如来に見立てての配置なのだそうだ。色あせてはいても、往時の装飾の素晴らしさは判る。
しかし、こんな霊的な場所でも、騒がしいおばちゃんの団体ってなんなのだろうな。
あと、これは特別公開というのではないと思うが、金堂の本尊薬師三尊像と、講堂の立体曼荼羅を観る。


続いて、灌頂院という建物に向かう。ここでも改めて600円。

東寺、灌頂院

「空海が創建の際に最初に構想した建築物のひとつで、密教教義上、重要な道場」なのだそう。建物に入ると大きな曼荼羅が掲げられている。
とても神妙な雰囲気の建物なのだが、ここのガイドを受け持っているのが学生ボランティアらしい。説明がまったくなっていない。覚えられないなら、メモの棒読みの方がよっぽどましだよ。聞くに堪えないので、まったく関係なく見学する。

「京の冬の旅」キャンペーンの特典で、3箇所を巡るごとに休憩所でサービスが受けられる。ちゃんと、行く場所ごとにスタンプをもらっていた俺は、東寺境内の洛南会館にある喫茶やすらぎでコーヒーをいただく。

雨も小止みになったので京都駅に歩いて向かう。八条口へ。
乗車券はあるので特急券。といっても買ったのは名古屋まで。
15:09発、のぞみ26号に乗る。N700系。
短い区間なので指定席は買わなかったのだが、自由席に余裕で座れた。

名古屋には15:45着。
N700系に乗るのは4度目くらいだが、明るい時間に乗るのは初めてだった。なので、ちゃんと写真に収めたのもこれが初めて。

N700系のぞみ

名古屋で降りて、先ず向かったのはJRセントラルタワーズの13階レストラン街。ここも何回目か判らない、山本屋総本家のタワーズ店。
親子煮込うどん 1449円。

山本屋総本家タワーズ店 山本屋総本家、親子煮込み

腹八分目と思っていたのだが、やっぱり御飯も追加注文してしまい最後は雑炊みたいにして食べつくした。

横山やすし 13回忌追悼ウィーク at なんばグランド花月。

2008-01-20 08:09:08 | Weblog
昨日(1/19)の話。

伊丹空港からは空港リムジンバスに乗って、なんばへ。

せっかく大阪に朝早くに来たのだが、実際のヲタ用以前になにをしようとかの計画もなし。
朝飯がクロワッサンひとつだけだったので、よさげな店があれば入って食おうかな的に散策。だが9時台ではほとんどの店がシャッター。人通りも少ない。が、なんばグランド花月(NGK)の前に行ったら9:45からの第一回公演の入場者が大勢。席はみんな売り切れだが、立ち見席券は売っているとの事だったので3000円を払って入場する。

なんばグランド花月 なんばグランド花月、本日の出演者

立ち見は1階後方のエリアで席と壁との感覚はかなりあり、思ったより余裕。満席でも立ってまで見たいという人はあまりいないようで、広々と余裕がある。

NGKに来るのはいつ以来だろう。前回は多分、ガンバ大阪戦で大阪に来たついでに観ている。その時の新喜劇は、小籔千豊の新座長就任公演だった。


開演予定の15分前に若いコンビが出てきて幕前の漫才。「覚えて帰ってくださいね」とハナにコンビ名を連呼していたが、忘れた。

9:45開演。
今(1/15~21)は「横山やすし 13回忌追悼ウィーク」と題されて上演されている。最初の出演者は縁も縁、西川きよしの一人漫談。構成上、最初は若手とかが出てくるのが普通だが、この日は最初から超大物。
西川きよし師匠、前にNGKの舞台に立ったのは20年前なのだそう。テーマに合わせて横山やすしの話がもちろん長かったが、若い頃の坂田利夫(アホの坂田)とのエピソードも面白かった。

2番目に若手の女性漫才、さゆみ・ひかり。初めて知る人達だが、これも横山やすしに深い縁があっての出演。向かって左に立つ"ひかり"が、横山やすしの実の娘なのだそうだ。もう一方の"さゆみ"は宮川大助・花子の娘なのだそう。

と前半の横山やすし関連はここまで。以降はネタとしても触れられる事はない。
以降の出演者は、シンクタンク、おかけんた・ゆうた、Wヤング、笑福亭仁鶴、オール阪神・巨人。

シンクタンクは日替わり出演枠。初めて観るコンビだが、もの凄く面白かった。若手なのかと思ったが、夜に神戸の"ひめ"に聞いたところ、結構長くやっているらしい。調べたら既にM-1出演資格の結成10年を超えていた。関東でどれだけ見る機会があるのか判らないが、今後はチェックしたい。

おかけんた・ゆうたも観る機会が少ないが、芸達者ぶりは変わらず、面白い。Wヤングは俺がNGK来る時には必ず出てるような気がするな...。仁鶴師匠の飄々とした話しっぷりは貫禄。
オール阪神・巨人はテレビでは決して出来ないだろうスカトロネタ。シッコ、ウンコ、チンコの連発に、それまで退屈そうに立っている俺を振り返ったりしていた指定席に座って観覧の子供も声を上げて笑っていた。ガキはこんなの大好きだよな。

休憩の後の新喜劇は横山やすし関連演目。吉田ヒロが横山やすし本人役。実在した人物をネタに絡める無理矢理感にちょっとした違和感があって、今ひとつでした。

写真は開演前に表でもらった試食用、西川きよし師匠の人形焼。

西川きよし師匠の人形焼