8876リログループ 1月下旬 1:10の株式分割を発表!(するかも)
さてと、よく出てくるポートフォリオの筆頭銘柄の8876リログループですが・・・。
とにかく、ここまでの企業の成長の歩みは素晴らしく、毎年最高益を更新し、増配を続けています。
こちらはIPOの売買一発で500万以上の利益があった上に、その後、買い戻して、
ただそれを保有していただけで、配当等も含めれば、利益はさらに倍、1000万近くにまで
伸びています。
こういうのが成長株投資の醍醐味であり、投資家も、日常の細かい売買から得られる利益
などとは比較にならない大きな利益を得られる場合があります。
ただ、企業の成長の伴い株価も上昇、株価は1.5万以上で100株単元ですから、最低投資額
は150万円以上。これは、個人投資家としては、やはり簡単には売買しにくい。
単元株式数の変更(100株単位への移行)については、2018年10月1日までには必ず100株単
位への移行を完了することになっていて、最近も、それに沿った100株単位への移行が発表され
ている企業も多いです。7701島津製作所などもそう。
望ましい投資単位としては、東証は「株券の投資単位が 5 万円以上 50 万円未満となるよう
に努める」と基準を示していますが、これは別に日時が明示されているわけではなく、
罰則等があるわけでもありません。
というのは、いくら100株単位への移行や株式分割で、最低投資額を引き下げても、
株価が大きく上昇すれば、この基準を超えていまう場合があり、これは上場企業側ではコント
ロールできないところもありますから。
例えば最近、6861キーエンスが株式分割を発表しましたが、これがなんと1:2という比率。
株価8万円(!)の100株で最低投資額が800万だったものが、分割で半減し、400万に。
うーん、素晴らしい分割の効果で流動性向上って、400万かいっ!。
別にこれでも罰則はないけど、個人投資家にとっては、売買しにくい、縁遠い銘柄のままです。
一方、リログループですが、5月にリリースがあって、以下の投資単位の引下げ方針等の開示がなされています。
「投資単位の引下げに関する考え方および方針等について
1.投資単位の引下げに関する考え方
当社は、投資単位の引下げが幅広い投資家の株式市場への参加を促し、投資家層の拡大を図ると
ともに株式の流動性を高めるための有用な施策の一つであると認識しております。
2.投資単位の引下げに関する方針
投資単位の引下げにつきましては、今後の市場動向、株価水準、投資単位の引下げに伴う費用な
らびに効果等を勘案し、慎重に対応を検討してまいりたいと存じます。」
IRに問い合わせをしても、方向性としては前向きな姿勢が示されます。
が、具体的な決定等はまだありません。
しかし、現状としては、これはもう猶予のならない時期になってきていると思います。
リログループは、株価の動向に加えて、もともと浮動株比率も低いです。
2013年にはJPX日経インデックス400に選定されており、最近でも、例えば、東洋経済の「四季報プロ」
は1ページ扱いの銘柄になっていますし、最新の「日経マネー」誌でも、この銘柄をとりあげている
投資家の方がいました。
おりにふれて、このように注目される機会というのはかなり多いのですが、上記のようなことから流動性
は不十分であり、出来高も少ない日が多いです。
その結果、日々の株価変動は、平均株価の変動率よりも大きくなりがちで、日々の値動きも、必ずしも
平均株価の動向と一致しない、上昇している時に下落し、下落している時に上昇するような動きとなっている
ことも多いです。ちょっとした出来高の売買で株価の動きが大きくなる傾向があるということです。
ということで、もう分割による投資単位の引き下げを実施することが迫られていると思われますが、
その時期としては、来年の3月末の株主に対してというのが有力かと思います。
というのは、決算期以外の時期の分割実施は余分なコストがかかりますし、前回の分割も時期は5月と示され
ていますが、実質的には3月末に実施されせたものだからです。
分割の割合は1:3であれば、現在の株価で既に最低投資額は50万を超えますから、東証の基準に合いません。
1:5であれば、現在の株価が2万となっても、最低投資額は40万ですから、基準の範囲内にはなります。
ただ、本格的に流動性を向上し、個人株主も取り込もうと考えるのであれば、分割の割合は1:10が望ましい
でしょう。これだと株価2万までいっても、最低投資額は20万となり、個人としてもかなり売買しやすいです。
資金を分割して、買い下がり、売り上がりというような形での投資も非常にしやすくなります。
既に優待制度も導入されていますが、分割を期に、これをさらに充実させるような工夫をし、既存の株主にと
っても、分割のメリットが感じられるようにすることがさらに望ましいでしょう。
リログループの福利厚生のサービスはかなり広がっており、リログループの会社は知らないけれど、
そのサービスは会員であり利用してことがあるという人もかなりあるでしょう。
分割を期に、さらに幅広い投資家層にアピールするような株主還元やIRが望まれます。
少なくとも1:5の分割を実施さないようであれば、これは企業の姿勢として個人株主を軽視していると見られて
もしょうがないですね。
ここは、期待も含めて、1月末には1:10の株式分割の発表があると予想しておきます。
さてと、よく出てくるポートフォリオの筆頭銘柄の8876リログループですが・・・。
とにかく、ここまでの企業の成長の歩みは素晴らしく、毎年最高益を更新し、増配を続けています。
こちらはIPOの売買一発で500万以上の利益があった上に、その後、買い戻して、
ただそれを保有していただけで、配当等も含めれば、利益はさらに倍、1000万近くにまで
伸びています。
こういうのが成長株投資の醍醐味であり、投資家も、日常の細かい売買から得られる利益
などとは比較にならない大きな利益を得られる場合があります。
ただ、企業の成長の伴い株価も上昇、株価は1.5万以上で100株単元ですから、最低投資額
は150万円以上。これは、個人投資家としては、やはり簡単には売買しにくい。
単元株式数の変更(100株単位への移行)については、2018年10月1日までには必ず100株単
位への移行を完了することになっていて、最近も、それに沿った100株単位への移行が発表され
ている企業も多いです。7701島津製作所などもそう。
望ましい投資単位としては、東証は「株券の投資単位が 5 万円以上 50 万円未満となるよう
に努める」と基準を示していますが、これは別に日時が明示されているわけではなく、
罰則等があるわけでもありません。
というのは、いくら100株単位への移行や株式分割で、最低投資額を引き下げても、
株価が大きく上昇すれば、この基準を超えていまう場合があり、これは上場企業側ではコント
ロールできないところもありますから。
例えば最近、6861キーエンスが株式分割を発表しましたが、これがなんと1:2という比率。
株価8万円(!)の100株で最低投資額が800万だったものが、分割で半減し、400万に。
うーん、素晴らしい分割の効果で流動性向上って、400万かいっ!。
別にこれでも罰則はないけど、個人投資家にとっては、売買しにくい、縁遠い銘柄のままです。
一方、リログループですが、5月にリリースがあって、以下の投資単位の引下げ方針等の開示がなされています。
「投資単位の引下げに関する考え方および方針等について
1.投資単位の引下げに関する考え方
当社は、投資単位の引下げが幅広い投資家の株式市場への参加を促し、投資家層の拡大を図ると
ともに株式の流動性を高めるための有用な施策の一つであると認識しております。
2.投資単位の引下げに関する方針
投資単位の引下げにつきましては、今後の市場動向、株価水準、投資単位の引下げに伴う費用な
らびに効果等を勘案し、慎重に対応を検討してまいりたいと存じます。」
IRに問い合わせをしても、方向性としては前向きな姿勢が示されます。
が、具体的な決定等はまだありません。
しかし、現状としては、これはもう猶予のならない時期になってきていると思います。
リログループは、株価の動向に加えて、もともと浮動株比率も低いです。
2013年にはJPX日経インデックス400に選定されており、最近でも、例えば、東洋経済の「四季報プロ」
は1ページ扱いの銘柄になっていますし、最新の「日経マネー」誌でも、この銘柄をとりあげている
投資家の方がいました。
おりにふれて、このように注目される機会というのはかなり多いのですが、上記のようなことから流動性
は不十分であり、出来高も少ない日が多いです。
その結果、日々の株価変動は、平均株価の変動率よりも大きくなりがちで、日々の値動きも、必ずしも
平均株価の動向と一致しない、上昇している時に下落し、下落している時に上昇するような動きとなっている
ことも多いです。ちょっとした出来高の売買で株価の動きが大きくなる傾向があるということです。
ということで、もう分割による投資単位の引き下げを実施することが迫られていると思われますが、
その時期としては、来年の3月末の株主に対してというのが有力かと思います。
というのは、決算期以外の時期の分割実施は余分なコストがかかりますし、前回の分割も時期は5月と示され
ていますが、実質的には3月末に実施されせたものだからです。
分割の割合は1:3であれば、現在の株価で既に最低投資額は50万を超えますから、東証の基準に合いません。
1:5であれば、現在の株価が2万となっても、最低投資額は40万ですから、基準の範囲内にはなります。
ただ、本格的に流動性を向上し、個人株主も取り込もうと考えるのであれば、分割の割合は1:10が望ましい
でしょう。これだと株価2万までいっても、最低投資額は20万となり、個人としてもかなり売買しやすいです。
資金を分割して、買い下がり、売り上がりというような形での投資も非常にしやすくなります。
既に優待制度も導入されていますが、分割を期に、これをさらに充実させるような工夫をし、既存の株主にと
っても、分割のメリットが感じられるようにすることがさらに望ましいでしょう。
リログループの福利厚生のサービスはかなり広がっており、リログループの会社は知らないけれど、
そのサービスは会員であり利用してことがあるという人もかなりあるでしょう。
分割を期に、さらに幅広い投資家層にアピールするような株主還元やIRが望まれます。
少なくとも1:5の分割を実施さないようであれば、これは企業の姿勢として個人株主を軽視していると見られて
もしょうがないですね。
ここは、期待も含めて、1月末には1:10の株式分割の発表があると予想しておきます。