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2006-10-28 18:21:52 | その他
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株式投資評論家さん考1

2006-10-28 18:17:26 | 株式投資・資産運用
 世の中には株式投資評論家さんという仕事があるようで、マネー誌なんかを見ているとよく登場している人がいます。ネットでもリアルでもちょっとだけお知り合いの木村佳子さんなんかもその一人ですが、彼女の勢いのあるしゃべりはなかなか魅力的ですし、聞いていると元気が出る感じがします。後述しますが、このことは実は株式投資評論家さんの存在意義の根幹に関わる点だと思います。

 さてと、多くの個人投資家は評論家に何を期待するのでしょうか。それは端的に言えば「騰がる銘柄を教えてくれ」というところが大きいのではないかと思います。

 では、評論家の人はこの願いに応えられているのでしょうか。どの人がよく当たるとか曲がり屋だとかいうことに私自身はほとんど、というより全く、興味がありません。というのは、結局のところ、評論家の人はこの願いにどんな場合でも応えるような事は不可能だと考えるからです。

 投資顧問関係なんかはまさにそうですが、もしそんなに騰がる銘柄がわかる、よく当たるのであれば、何も一々面倒な原稿を書いたり、どんな客がどんな文句をつけてくるかわからん講演みたいなものをする必要がないわけです。投資顧問業も、あれこれ人に銘柄を教えたりしていないで、自分で運用すればいいだけの話です。根本的なところで、先の事を正確に予想するというのは不可能ですから、評論家さんに「いい銘柄」を教えてもらおうなどとということは、まあ、そもそも「ないものねだり」に等しいと思います。

では、評論家さんが個別銘柄を挙げている原稿では何を見ればいいのか。それは、なぜその人がその銘柄を挙げているのかという理由です。まあ、理由はそんなに多くはありません。目先の業績か中長期的な可能性か、一発ねらいか、順張りか逆張りか、割安さか成長性か、材料性なのか。で、もし興味を持ったら自分で調べてみることです。まずは四季報、サイトでは日経テレコン。日経テレコンは大和証券のサイトにログインすると主要記事は検索して見ることができます。で、まあ、株価動向をチェックして自分で納得したら投資対象とする可能性もある、まあ、その程度に考えておくのがいいのではないかと思います。

 時々「○○が推奨するから買ったけど、全然あがらず損させられた」的なコメントを見ることがあります。アホかと言いたいです。
 企業や証券会社に明らかな不正がある場合などを除いて、売買で損失が出るのはほとんどの場合、まさに自己責任以外のなにものでもない。まあ、責任転嫁したい気持ちはわからないでもないですが、上記のように、そもそも評論家さんにいい銘柄を教えてもらうなんていうのはできんことですわ。

 じゃあ、評論家さんは存在価値、意義はないのか。
 そんなこともないと思います。じゃあ、どういう評論家さんが望ましいのか、生き残っていけるのか?。そのあたりを次回に考えます。




 
コメント (2)
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