里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

オミナエシ(女郎花)

2014年08月31日 | 8月の花

近頃は野生のものより、畑地の隅に切花用に栽培されているものを良く見掛ける。

これも里山の都市化現象の現れだろうか?? 

僕がまだ小学生だった頃には決して畑に女郎花が切花として植えられてる事など無かった。

 小さい小さい5弁花の集合花冠を見るたび、この花が自生してた頃のわが里山を思い出す。

野生の女郎花には余程運が良くないと出会わない。

撮影撮影2014.8.15


マツカゼソウ(松風草)

2014年08月30日 | 8月の花

 

遠目にはアキカラマツかと??一瞬見間違ったが、よく見ると全く初見の野草。

ハグロソウに出逢った谷川沿い道、たった2株だけだが首を伸ばしていた。

 小さく清楚な四弁花。

白い花弁中央に4分裂の子房が有り、上に花柱を一本伸ばしている。

どこがどう松風を思い起こす花なのだろうか???。 

撮影2014.8.13

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ミカン科マツカゼソウ属:多年草

宮城県以南~九州の山地の林縁に生え、高さ50~80cm、葉は3回3出羽状複葉で、質薄く、油点があり、臭気がある。

枝先に集散花序をだし、白色の小さな4弁花を多数開く。雄しべは長短不同で6~8個、花弁より長い。

果実は長さ約4mmの4個の分果で、各分果には小さな種子が数個入る。種子は暗褐色腎形で表面に粒状突起があり長さ約1.5mm。

花期は8~10月。


ハグロソウ(葉黒草)

2014年08月29日 | 7月の花

 

初めて見た花だった・・・・ドナルドダックのピンク唇がキッスを求めて居る様な 

 

いつもの山道コースを少し外れた谷川沿い道 

 

 山陰の湿っぽい林縁に群生してたが花をつけていたのはこの一株だけ

 

 キツネノマゴ科と言う事でキツネノマゴの花を大きくした様でも・・・・

何処か愛嬌を感じる花ですが・・・・付近はヤブ蚊の大群で大変な目に遭いました。

撮影20114.7.28

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キツネノマゴ科ハグロソウ属:花期8~10月 

山地の林下に生える多年草、茎はまばらに枝分かれして、20~50cmになる。

葉は暗緑色で対生し、卵状長楕円形。夏の頃、枝先または上部の葉の脇に長さ5~15㎜の花柄を出し、紅紫色の花を開く。

花は2~3個の葉状の苞に包まれ、その中に2~3個が咲く。

 葉が黒っぽい緑をしているので、ハグロソウ(葉黒草)の名が付いたとか、花の赤褐色の斑紋を 「お歯黒」 に見立ててハグロソウの名が付いたとか言われているが定かではないようです

 


ヤマハギ(山萩)

2014年08月28日 | 8月の花

 ハギ属も細かく分類され、似たものも多く、多分ヤマハギで良いと思うが全く自信がない。

最もポピュラーな萩だと思っていたが、ここ山城の山野には意外と自生地は少ない。

 これは山を切り拓いた切通し法面に群生・・・元々この山に自生していたのか、何処から運ばれてきた盛土と一緒に来たのかは判らない。

 秋を代表する野の花には違いないけど・・・。

撮影2014.8.17

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マメ科ハギ属:落葉低木

北海道~九州の草地や林縁に生え、高さ1~2m、枝はよく分枝する。

小葉は長さ2~4cmの広楕円形、広卵形で先は丸く、表面は中央部にだけわずかに毛があリ、裏面には伏毛がある。

花序は基部につく葉より長く、突出して目立ち、花は長さ約10mm、紅紫色、旗弁は翼弁や龍骨弁より長く、倒卵形で基部は次第に細まり、耳状突起は小さい。

翼弁は龍骨弁より明らかに短い。萼は長さ約3mm、裂片の先端は鈍形または鋭形。

萼裂片に脈がある。果実はほぼ円形または倒卵形で、長さ5~7mm。花期は7~9月。


ネコハギ

2014年08月27日 | 8月の花

 

いつもの木津川堤散歩道、堤防敷で見つけたネコハギの花。

堤防斜面を這うように伸ばした枝にポツポツ豆花を付けている。

葉はクローバーのような3枚複葉・・・枝は地を這い1m以上も伸びている。

 

白い豆花は葉腋に1~2個、7~8mmの上唇弁中心に赤紫の紋を持つ。

 

近づいて良く見ると美しいのだが・・・

 

 花の数が少なく目立たないので見逃してしまう事が多い。

撮影2014.8.10

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 マメ科、ハギ属

ネコハギは本州から九州、朝鮮・中国に分布する多年草、荒地・路傍などの草丈の低い、乾燥した場所に生育、全体に軟毛が多く、和名の由来となっている。

茎は丈夫で開出毛を密生、地面に這い、あまり枝分かれせず、直線的に伸びて1mに達することもあり、群落を形成する。

葉は3つの小葉からなる複葉で、頂小葉は長さ1~2cm、両面とも開出毛があるが、特に裏面脈上と葉縁には多い。

8月から9月にかけ、茎の先端から下がった場所の葉腋に7~8mmの目立たない花を数個付ける。

白色であり、中心部に紅紫色の紋があり、ネコハギの花は目立たず、たくさんは咲かない。

閉鎖花をつけるそうなので、通常の花が少ないのかもしれない


ミズタマソウ(水玉草)

2014年08月26日 | 8月の花

 

 名の通り水玉のような球形の子房を水玉に見立てて、この名前がついたらしい。

雨上がり、いつもの山裾散歩道、名の通り青い実になりたての子房を水玉が包んでちょっと幻想的

草丈約50cm足らず、枝分かれした長い花序の上部、丸薬程の小さな子房から

白い、一見4弁花にも見える小さな小さな2弁花をつけて居る。 

 山裾林縁に咲き、小さな小さな花なので余程気をつけて居ないと見逃してしまう。

よく気を付けて歩くと、そこそこ見つけられる。

撮影2014.8.8

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アカバナ科ミズタマソウ属:多年草

北海道~九州の山野の林下に生え、茎は20~50cmになり下向きの毛が生える。

葉は長さ5~13cmの長卵形~卵状長楕円形で先端はとがり、基部はくさび形。ふちには浅い鋸歯があり、長い葉柄で茎に対生する。

茎の先や上部の葉腋から花序をだし、小さな花をつける。

花弁は2個で2裂し、白~淡紅色。果実は直径3~4mmの堅果、卵形でかぎ状の白い毛が密生する。

2個の種子が入り、裂開しない。花期は8~9月


ウリカワ(瓜皮)

2014年08月25日 | 8月の花

 

いつもの散歩コースを少し外れた青田で見かけたウリカワの花。 

 良く似た花を咲かせるオモダカ(沢瀉)はお多いがウリカワを見るのは初めて。

同じオモダカ科に属するそうだが葉がまるで違っている。

 白い三片花は泥田より出て清楚な美しさを持つ。 

和名ウリカワ(瓜皮)の由来は、葉形がウリの皮をむいた形に似ていることによるとか・・・

撮影2014.8.12

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オモダカ科オモダカ属:多年草

福島県以西~九州の水田などに生え、地中に匐枝をのばし、先端に小さな球茎をつくって増える。

葉は根生し、長さ10~20cm、幅0.6~1cmの線形で柄はなく、下部は多肉質で白っぽい。

花茎は直立し、高さ10~30cmになり、白い花を1~2段輪生、上部には雄花が2~6個つき、雌花は下部に1~2個つく。

雄花は直径1.5~2cmで、長さ1~3cmの花柄があり、雌花には柄がない。

そう果は長さ3~5mmの扁平な広倒卵形で、多数集まってつく。・・・花期は7~9月。


ヤナギハナガサ(柳花笠)

2014年08月24日 | 8月の花

 

 アレチハナガサから猛々しさを取ぱらって、ちょっと可愛くした感じ。

アレチハナガサに同じく幹線道沿いの法面や田圃道にも進出している帰化植物。

 

一個一個の小さな赤紫の五弁花は可愛い。

 しかしこんなもの家に持って帰って庭に植えようものならエライ目に遭うことは間違いなし。

撮影2014.8.7

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クマツヅラ科クマツヅラ属:多年草

南アメリカ原産の帰化植物、長い茎を出し頂上に小さな花が集まって咲く。

高さ1~1.5m、茎は四角で、葉は対生し無柄でやや茎を抱き、広線形で鋸歯がある。

葉は一度狭まり基部近くで広くなり茎を抱き、全体的に毛が多くざらざらしている。

茎の頂に花序を出し、先端の5裂した紫色の、長さ1cmほどの筒状の花を密につける。

花穂は開花に伴って伸長、花期は7~9月。


アオツヅラフジ(青葛藤)

2014年08月23日 | 8月の花

 この手の蔓草は多く、みんなよく似ていて何が何やら・・・

葉だけを見てるとトコロ(野老)や山芋などとも見分けが付きづらい。

しかしその花は山芋の花ともトコロの花とも確実に違う。

花は花径2~3mm、花弁と萼片は6個ですがよほど近づかないと確認は出来ない。

花が咲いてる脇の蔓には既に青いぶどうのようなみが成って居た。

撮影2014.8.5

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ツヅラフジ科アオツヅラフジ属:落葉つる性木本


北海道~九州の山野に生え、つるは長くのび、枝は下向きの淡黄褐色の毛が生え、葉は互生。

葉身は長さ3~12cm、幅2~10cmの広卵形~卵心形。葉の形は変化が多く、ときに浅く3裂する。

両面とも淡黄褐色の毛があり、葉柄は長さ1~3cm、雌雄別株。

枝先と葉腋に小さな花序をだし、黄白色の花をつける、花弁と萼片は6個、雄花の雄しべは6個、雌花には雌しべ1個と仮雄しべが6個ある。

子房が6個の心皮に分かれ、花後に心皮が離れ、各々が1個の果実になる。

花弁の先は2裂、果実は核果、直径6~7mmの球形で粉白を帯びた藍黒色に熟す。

中には核が1個、U字型に曲がり、こまかい横しわがあり、花期は7~8月。

 


ダンドボロギク(段戸襤褸菊)

2014年08月22日 | 8月の花

見覚えの有る様な無い様な・・・ボロギクには違いない花を見付け、取り敢えずキープとバシャして来た。

いつもの山とは一尾根別の谷川沿い・・・シダ類に囲まれた川筋に群生していた。 

ノボロギクやベニバナボロギクはお馴染みだけど・・・これはちょっと違って筒花の先が薄いピンク色をしてる

帰って検索すると、ダンドボロギク(段戸襤褸菊)と言って、1933年に愛知県段戸山で初めて記録され、和名の由来にもなっているとか・・。

撮影2014.8.3

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キク科タケダグサ属:1年草

北アメリカ原産の帰化植物で山地や空地に生える。

茎は高さ0.5~1.5m。葉は長さ5~40cmの線形~線状披針形で、不ぞろいの鋸歯があり、ときに羽状に裂ける。上部の葉は茎を抱き、下部の葉の基部はくさび形になる。

茎の上部に円錐花序をだし、小さな頭花を上向きにつけ、頭花はすべて細い筒状花からなり、舌状花はない。

周囲に雌性花、中心部に両性花があり、長さ1.2~1.4cm、花冠の先は淡黄色、下部は白色、雌性花の花冠は狭い。

果実はそう果、褐色、長さ約1.8mmの長楕円形、茶色の縦筋がある。

冠毛は白色、長さ約1.4cm。花期は9~10月。

似た花にベニバナボロギクがあり、頭花を下向きにつける。 


オオセンナリ

2014年08月21日 | 7月の花

 

いつもの散歩山道際、見慣れぬ青い花をつけた草が2~3株。 

こんな野草は有るまいとしげしげ眺めて居ると、見たことのある特徴的な実を付けていてホウズキの一種、「オオセンナリ」だと気付く。

しかしオオセンナリは栽培帰化植物、こんな奥山の路傍にまで野生化が進んで居るのだろうか?

 

青朝顔を小さくしたような花は花径約3cm程・・・はには小さい黒点が沢山見える

 どう言う理由でこんな山奥に帰化栽培種が野性化してるのかは知らないが・・・・、なんとも余り良い気分では観ていられなかった。

撮影2014.7.20

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ナス科、オオセンナリ属

世界に広く帰化し、日本には江戸時代に渡来したとされ、観賞用に栽培されたものが逸出している。

また、これとは別に後年、侵入したものが各地で急増し、畑の雑草となっている。

 茎は直立し、分枝し、全体に無毛、葉は長さ4~20㎝、幅2~13㎝の卵形~長楕円形、縁が不規則に切れ込む。

花は花柄の先に葉と対生して単生、花冠は直径2.5~4(5)㎝の鐘形、先が浅く5裂して平開し、裂片が淡青色~青色、筒部が白色、筒部の奥に濃青色の班紋がある。

萼は下部が突き出て尖り、花後は果実をゆるく包んで下向きになる。果実は直径約1㎝の球形、萼と同じ淡褐色に熟す。種子は長さ約2㎜の扁平な円盤形。

南アメリカ(ペルー)原産の帰化種。

 


ゴマの花(胡麻)

2014年08月20日 | 8月の花

 

 田舎人には毎度お馴染み胡麻の花。

僕らがガキの頃にはどこの畑にも胡麻畝が何筋も栽培され、収穫時期には「打ち下ろし棒?」で脱穀の手伝いをしたことがある。

調べて見ると唐竿(からさお)と言う立派な名前が付いていた・・・・・・、ひどく昔のような気がするが、せいぜいまだ60年も経っていない。

胡麻の花は桐の花をちょっと小さくしたようでそっくり・・・

 ネット検索すると白ゴマは白花、黒ゴマは薄ピンク花とある・・・・しかし同茎にピンク花と白花が咲いている。

撮影2014.8.1

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 ゴマ科、ゴマ属

アフリカ大陸に野生種のゴマ科植物が多く自生しているが、考古学の発掘調査から、紀元前3500年頃のインドが栽培ゴマの発祥地である。

主に種子が食材、食用油など油製品の材料とされ、古代から今日まで世界中で利用する植物である。

草丈は約1mになり、葉腋に薄紫色の花をつけ、実の中に多数の種子を含む。

旱魃に強く、生育後期の乾燥にはたいへん強く、逆に多雨は生育が悪くなる。 


ウバユリ(姥百合)

2014年08月19日 | 7月の花

 

 いつもの山間散歩道、谷底に繋がる崖斜面より立ち上がっていた。

花が着くまでの葉や蕾を見てると全く百合らしく無く、この花が付く毎にちょっとした驚き・・・

 

 草丈約1m足らず葉は笹葉では無く、柏葉にも似た切れ目のある大きな長ハート型。

 花は茎頂に長さ20cm足らず、花径7~8cm百合と同じような花が数個つく。

ラッパ型のその花弁は鈍重に分厚く、花弁だけでも重そうに見える。

 ゆりには違いないけど他の百合が持つ優雅さには欠けるような・・・・

撮影2014.7.28

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ユリ科ウバユリ属:多年草

関東~九州の山野に生育、高さ50~100cm、葉は茎の中部につき、長い葉柄があり、卵状楕円形で長さ15~25cm、幅7~15cm。

先はとがり、基部は心形で、葉脈は網状。茎の上部に長さ12~17cmの緑白色の花が横向きに数個つく。

雄しべは6個、長さは不同、葯は淡褐色、果実はさく果、種子は半円形で扁平、周囲に膜質で半透明の翼があり、長さ1~1.3cm。

種子繁殖の場合、開花までに6~8年かかる、花期は7~8月。


フシグロ(節黒)

2014年08月18日 | 7月の花

 木津川左岸、いつもの散歩コースで見掛けたもう花期をを失したかのように見える野草の群落。

ふと、ツリガネニンジンの実じゃないかと思って花を探してみると・・・・

一株だけ花をつけてる居たが、ツリガネニンジンとは似ても似つかぬ小さな白い花。

 

 まるでイヌコモチナデシコの花を白に変えたような・・・・

因みにナデシコ科で検索してみるとフシグロ (節黒)でヒット・・・・てっきり帰化植物だと思っていたが在来種だと知り再度ビックリ。

 

 花期は6月~9月と有るが、つぼみが多いのに花が咲いてないのは撮影時間が早すぎるのだろうか??

僕の散歩時間に合わせて花が咲いてくれる訳じゃないもんね・・・。

撮影2014.7.29

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ナデシコ科マンテマ属越年草

北海道~九州の山野に生え、茎は高さ約80cm、分枝し無毛、茎の節が暗紫色を帯びる。

葉は長さ4~7cmの長楕円状倒披針形~線状披針形、鈍頭または鋭頭、全縁、縁と中肋に沿って細毛がある。

茎の先や葉腋に白色の小さな花がつき、花柄は12~20mm、萼は鐘形、長さ6.5~8mm、花弁は小さく白色、開出部は2~3mm、先は2浅裂。

さく果は卵形8~9mm、先は6裂し、柄は1.5mm、種子は腎形、黒褐色、0.7~1mm、小突起がある。

花期は6~9月


ノギラン(芒蘭)

2014年08月17日 | 7月の花

 

 木津川対岸、たまに散歩がてらに訪れる山道斜面で見掛けた。

地を這うロゼット根性葉はまるでショウジョウバカマのそれにソックリ。

しかし長く伸ばした花序の先に付くのは、全く違うブラシ状総状花

 

道脇斜面のあちこちに散在、草丈約30~40cmのものが多く・・・・ 

 

その一つ一つは 、六弁にも見える深く割れた合弁花。

勿論初めてお目にかかる野草で、検索するとノギランでヒット。

 

 この狭い山城盆地の中でも木津川を挟んで西側と東側では微妙に植生も違うよう・・・

ノギランを見掛けた山は対岸西側の生駒山系に属し、僕の居る東側の山は伊賀笠置山系??の西端部にあたる

撮影2014.7.27 

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キンコウカ科ソクシンラン属:多年草

北海道~九州の山地に生え、根生葉は倒披針形で長さ8~20cm、花茎は高さ20~50cm、穂状に淡黄褐色で緑色を帯びた小さな花を多数つける。

花被片は6個あり、線状披針形で長さ約6mm、基部は合着、雄しべ6個は花被片よりやや短く、柱頭は短く3裂する。

花が終わると、花被片は細くなって果実を包み、果実は長楕円形のさく果、3室あり多数の種子が入る。

花期は6~8月