里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ヒメフウロ

2007年05月30日 | 5月の花

 

滋賀県日野町西明寺付近の民家石垣で咲いていました。

野の花なのか園芸品種なのかはわかりませんが・・・・。

これも路渡カッパさんよりコメントいただき名前が判明しました。

野草のようです。

ヒメフウロは滋賀県伊吹山,岐阜県,三重県,徳島県剣山などの石灰岩地に自生する花ですので、これは園芸種として育てられたものだろうと思います。ヤキシオソウという別名があります

 

撮影2007.5.20

 


栴檀の花

2007年05月24日 | 5月の花

 


僕の工場の土手に大きな栴檀のきが在って、そのきに花が咲き始めた。


栴檀というとなぜだか抹香くさいイメージ、花はまったく抹香くさくないのに。



センダンは落葉性の高木であり、四国・九州・南西諸島に自生しているとされる。本州でも暖地では河原や雑木林などに自然に生育しているのが観察される。生長は早く、比較的短期間で大きくなるので、学校や公園などに植栽されている。東アジア、東南アジアの熱帯から亜熱帯にまで広く分布している。


撮影2007.5.17


コバンソウ

2007年05月22日 | 5月の花

 

5月20日三重県亀山市の道路際空き地に群生していました。

僕の近所の木津川堤でも、あちこちで見れます。

風が吹くとからから音がしてきそうです。

これが花なのかなあ??

コバンソウ(イネ科、コバンソウ属、)

コバンソウは地中海沿岸域の原産で、明治時代に観賞用として渡来した。

撮影2007.5.20


スダジイの花

2007年05月21日 | 5月の花

 


三重県鈴鹿市庄の町、川俣神社のスダジイに会いに行って、ちょうど満開の花に出会った。


栗の花によく似たそれは栗の花とそっくりな匂いがした。


 



 


スダジイは本州新潟県以南の日本各地、朝鮮半島にも分布する常緑の高木。20m以上の高木となり、タブノキとともに日本の常緑広葉樹林を代表する樹木であとされている。
 葉の裏面には淡い褐色鱗状の毛があり、光沢がある。の5月から6月にかけて遠方から見てもすぐにわかるほどの花序を形成する。葉の裏面には灰褐色の鱗片状の毛があり、光沢がある。同属のツブラジイとは区別しにくいが、長寿であり、大きく育って天然記念物などに指定されている。樹皮は縦に深い割れ目が入る。


撮影2007.5.20


セッコク(石斛)

2007年05月20日 | 5月の花

 


ゴールデンウイークの5月3日、紀伊半島に巨木を追いかけて見つけた。


熊野速玉大社境内のオガタマの枝に着床して、花を咲かせていたセッコク。


植栽でなく自然のまま木に着床しているセッコクを見るのは初めてでした。


撮影2007.5.3


スイカズラ

2007年05月19日 | 5月の花

 


この花を今年初めて見たのは、紀伊半島の熊野、5月3日のことでした。


此花は道路際の林などで普通に見られます。


花の色は最初は白く、やがて黄色になるので、金銀花という呼び名もあるとか。


 


スイカズラ科


花筒(かとう)の奥に蜜がたまっていて吸うと甘く、つる性の低木(カズラ)であることから「吸い葛」という名がついたとされています。茎の先のほうの葉が冬も落葉せずに残ることから「忍冬(にんどう)」とも呼ばれます。花はかならず2個ずつ対になってつきます。


棕櫚の花

2007年05月17日 | 5月の花

 


毎年この時期なると妙に気になる花??というか蕾というか??


子供のころ、近所の女の子がこれでままごとのご飯の代わりにしていたのを思い出す。


ここ山城の里山にはどこにでも自生している。


よく野小屋の脇にそびえていた。



撮影2006.5.9


井手町多賀


ヘラオオバコ

2007年05月16日 | 5月の花

 

山城の中央を貫く木津川の堤防にはこのヘラオオバコの群落が多い。

長く細い茎に土筆のような頭がゆらゆら風に揺れている。

オオバコ科オオバコ属 河川の土手や荒地に生える多年草 ヨーロッパ原産の帰化植物で江戸時代末に渡来 特に北海道に多く全国に広がっている 葉は10~30cmで細長いへら形 全体が白い毛で覆われているので白く見える 花は30~80cmの花茎の先に 長さ2~8cmの円柱状の花穂をつける 長く飛び出した雄しべと下から順に咲いて行くのが特徴

撮影2006.5.5

京都府木津川市


ジャケツイバラの花

2007年05月15日 | 5月の花

 


奈良三笠山ドライブウエーの中段辺りの谷から立ちあがっていた真黄なフジのような花。


しかし花房は直立、葉はニセアカシアそっくり。



マメ科ジャケツイバラ属


(カワラフジ)


落葉つる性木本。 つる状に伸び鋭い刺がある。
葉は2回偶数羽状複葉で互生。 3~8対の羽片がつく。 
各羽片には5~12対の小葉がつく。小葉は長さ1~2.5cm、
幅5~10mm。 葉身は長楕円形。 葉柄や葉軸にも刺が多い。
長さ20~30cmの総状花序に黄色の花をつける。 花は直径2.5~3cm。
花弁は5枚。 上の1個だけ小さい。
果実は豆果、長さ7~10cm。褐色に熟すと2つに裂開。
種子は1cmの楕円形で黒褐色


撮影2007.5.12


奈良市


ネコノメソウ(猫目草)

2007年05月14日 | 4月の花

 


滋賀県湖北の古刹の参道で見かけました。


NET友にネコノメソウだと教えてもらって早速検索してみました。


ユキノシタ科


【和名の由来】 果実が出来ると2つに裂けて種が見え、それが猫の細い瞳孔のように見えるところから。また、花周辺の葉の色が黄色や緑色にあわただしく変わるところから、瞳孔の大きさが瞬時に変わる猫の目に喩えられたという説もある。

【生育地・特徴など】 谷間や河畔の湿地に生える多年草。根葉はなく、鈍鋸歯のある卵円型の葉が上方で対生する。花はやや密につき、雄しべは4個。


面白い花もあるもんだと感心。



撮影2007.4.28


滋賀県米原市


 


 


 


フッキソウ(福貴草)

2007年05月10日 | 4月の花

 


大和高原、山添村の山裾で見かけた妙な花??。


NETで検索してみると、フッキソウ(福貴草)ツゲ科常緑小低木とある。


なんとも、めでたい名前です。




葉が冬も枯れずに1年中茂る様子を繁栄にたとえてつけた名前で、別名 「吉字草」(きちじそう)とも言う。


撮影2007.4.8


奈良県山添村