里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

イヌホウズキの実(真冬)

2016年02月09日 | 草の実-秋冬

いつもの野面散歩、・厳寒期の寒い中、すっかり葉が赤くなり茎も項垂れている中・・・

まだ瑞々しいグリーンボールのイヌホウズキの実がぶら下がって居る。

野鳥も口に合わず食べられることもない・・・とにかく帰化植物のこの類は強すぎる・・・またそうで無ければ帰化植物として蔓延る事もできないだろうけど??

花や以前のページはこちらから

撮影2016.2.5


ヤブラン(薮蘭)の実

2015年11月21日 | 草の実-秋冬

山畑、散歩道脇にたわわに付いていたヤブランの実

まだ青いものや、黒紫に色付いた実が重いほど実り、とっても立って居られないのか寝転がっている。

 種穂を手で持ってみるとしっかり重さを感じる。

撮影2015.11.13

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キジカクシ科ヤブラン属:多年草

林縁に生え、葉は根生し、線形で長さ30~60cm、幅0.8~1.2cm、鈍頭、縁に小さな鋸歯がある。

花茎の高さは30~50cm、淡紫色の小さな花を総状に多数つけ、花被片は6枚、長さ約4mmで数個ずつ束生する。

種子は球形、黒色で光沢があり直径6~7mm、果実のように見える。

ヤブラン属の果実はさく果だが、果皮が薄くて脱落し、種子がむきだしになって成熟する。


オクラの冬姿

2015年02月28日 | 草の実-秋冬

先っぽの尖った独特な形状を持つオクラの実。

野面散歩道に採り残した実がカラカラ音がする程干乾び、寒空に震えてた。

いたずらに使えば危ないほどに鋭く尖っている。

鞘が弾けて中から豆果のような種が覗いてた。

撮影2015.2.21


カラスノゴマ(烏の胡麻)の実(冬姿)

2015年02月19日 | 草の実-秋冬

いよいよ困って冬枯れの野草ばかりです。 

 秋に咲き、キュウリの赤ん坊の様な実をを付けていたカラスのノゴマ・・・河川敷を歩いていて、ふと見付けた冬姿。

はあ~~、まるで豆果のような鞘が弾けて種が飛び出していた。

花は以前のページから・・・

撮影2015.2.15


ルコウソウ??の実(種子)

2015年02月17日 | 草の実-秋冬

いつもの散歩道、木津川河川敷の枯れ草ブッシュに、アサガオの実に似た種が見事に、いっぱい成って居た。

見たとおり、枯れ草ブッシュを包むが如くに小さな丸い実が覆って居ます・・・・こんな猛烈なのは見たことが無い。

見たところアサガオの実を少し小さくしたような・・・・

朝顔に比べりゃ実が多いし、やっぱり野性っぽく、逞しそう。

撮影2015.2.15


蓮の骨(2015)

2015年02月16日 | 草の実-秋冬

 

 立春も過ぎもう小さな春の季節なのに・・野面に咲く花は無い。

仕方がないので散歩道脇に見慣れた「蓮の骨」と「はちす」でも・・・

僕の山城では稲作の転作として切花用の蓮栽培が盛ん、夏には見事な花景を楽しめる。

そんな蓮は冬季、この独特な日本人好みの姿でドライフラワー花材としても利用される。

何処か哀愁を帯びたように感じるのは、やっぱり日本人の血が流れてるから・・・・

蓮の花托を「はちす」と呼ぶけど、確かにそっくりそのまま・・・・

撮影2015.2.10


オオマツヨイグサ(冬姿)

2015年02月10日 | 草の実-秋冬

木津川河川敷にいくらでも突っ立って居て、まともに撮影した事も無いが、花のない時期、苦し紛れのUPです。

ここにUPするなら、も少しまともに撮れば良かった。

他人のブログを見れば、街では面白い形なのでお店で売られて居る様ですね。

まあ、確かに面白いと言えば面白いかも??

撮影2014.2.7


コクラン(黒蘭)の冬姿

2015年02月09日 | 草の実-秋冬

山裾散歩道、枯野色の斜面裾に緑の葉を持ち応えてるのでよく目立つ草がある。

 蘭科の特徴的な葉を持ち枯れた長い花序に頭でっかちな実を付けて居る

 これは去年初めて花を見つけ撮影したが、花の頃には下草が伸びだし、目立たない小さな花なので見逃し安い。

花はここ・・・

撮影2015.2.5


クズの実(豆果)

2015年02月07日 | 草の実-秋冬

 

枯れ葦原に襤褸裂がぶら下がって居る様な・・・・・

いつもの散歩道、木津川河川敷・・・・・咲いてる花は全く見かけない。

あんまり綺麗なもんじゃ無いけど・・・良く見ると、クズの一花づつが一つの豆果になってるので一房集めると大量の豆果に成っている。

毛をいっぱい付けてやっぱり綺麗では無いけどなあ~~~

撮影2015.2.3


コマツナギ??の実と芽吹き

2015年02月02日 | 草の実-秋冬

散歩山路、鈴なりに豆果の付いたヤマハギに若葉・・・・・ 

コマツナギ??の実は先も見えぬ程密集して付いている。

そんな枝先に若葉がポツポツ顔を出し始めた。

次に霜が降りたら・・可哀想にぺっしゃんこ。

撮影2015.1.25


ワタの実(冬)

2015年01月25日 | 草の実-秋冬

寒風吹きすさぶ野面散歩道に残されたワタの実

すっかり弾けて星型の殻だけに成った物やら・・・・・

まだ白い綿花を付けたものやら。

 ワタの実などは野鳥の嘴にも負えないだろうし・・・

野生として自然界で生き抜く強さは持ち合わせて居ないのかも・・・・・ 

オブジェとしては充分鑑賞に値する。

撮影2015.1.21


コウヤボウキ(冬姿)

2015年01月24日 | 草の実-秋冬

 

 花のない時期冬姿のコウヤボウキでもと山裾散歩・・・

針金の様な細い枝先に白い綿毛を付けて震えてる。 

この綿毛ボールから花姿をすぐには思い起こせない。

ひょっとしてこれを見てコウヤボウキと名付けたのかも(笑)?? 

撮影2015.1.20


ガマの穂冬姿

2015年01月12日 | 草の実-秋冬
 
フランクフルトから綿毛を吐き出したガマの穂が枯野の湿地に立ち尽くしている。  
 
 
褐色の花穂が野分に搖れる様は風情もあるが・・・この時期のガマの穂はまるでボロ裂れの様にも見える。
 
 
吹き出す綿毛が真っ白でなく、使い古した毛玉の様にくっついている。
 
 
この綿毛が「因幡の白兎」の歌詞にある・・・・「大黒様のいうとおり きれいな水に身を洗い  蒲の穂綿にくるまれば 兎はもとの白兎 」
 
 
 古い時代にはフトンの詰め物として使われ「蒲団(ふとん)」の語源にもなっているとか・・・・  
 
撮影2015.1.7
 
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夏から秋に人の背丈ほどになる花茎を立て、その先に茶色の紡錘型(ソーセージのような形)の花(果)穂をつけます。

秋深くに果実は熟し、汚白色から淡褐色の綿のような毛をつけ毛玉のようになります。

因幡の白兎の歌詞

  大きな袋を肩にかけ 大黒様がきかかると  ここにいなばの白兎 皮をむかれて赤はだか  大黒様はあわれがり「きれいな水に身を洗い  蒲の穂綿にくるまれ」と よくよく教えてやりました  大黒様のいうとおり きれいな水に身を洗い  蒲の穂綿にくるまえば 兎はもとの白兎  大黒様はだれだろう 大国主のみこと とて  国をひらきて世の人を 助けなされた神様よ。 


フウセントウワタ(風船唐綿)の実

2015年01月08日 | 草の実-秋冬

 

 直径5cm程、あのハリセンボンの様に、いかついヒゲの生えた紙風船球がたくさん付いてる。

誰が見ようとこれは国産じゃなく舶来物、菜園脇に物珍しさからか??植えられていた。

紙風船を切り裂き中を覗くと長い綿毛を付けた種子が行儀よくビッシリ・・・・。

もう少し時間を経れば自然に割れて種子が飛び出すようです。

 因みに花も、全く和製には見られないようなヘンチクリン

僕ら純国産人間の花概念からは逸脱した様な姿です。

撮影2014.12.24・・・・<花は2014.8.24>

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キョウチクトウ科(←ガガイモ科)フウセントウワタ属:常緑低木

葉は、一見ヤナギの葉にも似て8~9月頃に、白色の小さな花を付ける。

その後、結実すると風船玉のような果を見せ、果実の中には、絹糸状の冠毛をつけた種子が入っている。

また、果実の表面には褐色の剛毛が見られ、枝を切ると白色の乳汁が出る。


ノゲシの花後

2014年12月31日 | 草の実-秋冬

花後のドライフラワーがいかにも手作りアートのようで楽しめる。

完封に吹かれても未だに咲いてる個体も有れば、このように冬枯れた姿で立ち尽くすものも有る

まだ緑は残すが、そろそろ先の見えた個体が傍にあり、ノゲシだと確信。

冬のののドライフラワーも悪くは無いけど・・・冬の陽はコントラストが強過ぎ、おまけにカメラを持つ手が震えるので写真は概して良くない。

花は前のページから・・・

撮影2014.12.26