里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

オオセンナリ

2016年11月27日 | 11月の花

この寒さの中ナス科の帰化種、オオセンナリが花を付けて居た。

この時期、この花を見付けたのは山里宇治田原町の山裾、刈入れがとっくに終わった稲田の土堤道。

花はナスを優雅に一回り大きくした様な感じ・・・実はホウズキそっくりだけど色は全く違って黒っぽい。

以前この花を見かけたのはもっと山奥の山道端・・・やっぱり帰化種と言うのはどこでも生き抜く力を持っている

 撮影2016.11.23

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ナス科、オオセンナリ属

オオセンナリ 南アメリカ(ペルー)原産の帰化種・・・園芸品種はクロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿)と呼ばれているらしい。
花冠は直径2.5~4(5)㎝の鐘形、先が浅く5裂して平開し、裂片が淡青色~青色


ハナタデ(花蓼)

2016年11月08日 | 11月の花

 以前からよく見かけていたが撮影が困難のと、まあイヌタデの亜種だろうと撮影もしないで居た。

ところが何げに見ていたタデ科イヌタデ属の中にハナタデと言うのが有って、アッと気づいてさっそく撮影してきた。

 少し山に入れば湿気の多い林縁などに結構群生している。

イヌタデに似ているが、より繊細な茎を、より長く伸ばし、花を、より可憐にまばらに付けている。

撮影2016.11.2

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タデ科イヌタデ属:別名ヤブタデ。

日本全土の山野の林内や林縁などのやや湿ったところに多く、高さ30~60cm、茎の下部は地をはう。

葉は互生し、卵形~長卵形で、先は急に細くなり尾状にとがり、中央部に黒っぽい斑紋があるものが多い。

托葉鞘は筒形でふちに長い毛がある。花序は細長くのび、紅色~淡紅色の小さな花をつける。

そう果は3稜形で光沢のある黒色。